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Index 要素 (DTA)

ユーザー指定の構成のために作成したり削除したりするインデックスの情報が含まれます。

構文

<Recommendation>
  <Create>
    <Index [Clustered | Unique | Online | IndexSizeInMB | NumberOfRows             | QUOTED_IDENTIFIER | ARITHABORT | CONCAT_NULL_YIELDS_NULL             | ANSI_NULLS | ANSI_PADDING | ANSI_WARNINGS
            | NUMERIC_ROUNDABORT]
     ...code removed here...
    </Index>

要素の属性

Index の属性

データ型

説明

Clustered

boolean

省略可。クラスタ化インデックスを指定します。「true」か「false」のいずれかに設定します。以下はその例です。

<Index Clustered="true">

既定では、この属性は「false」に設定されます。

Unique

boolean

省略可。一意のインデックスを指定します。「true」か「false」のいずれかに設定します。以下はその例です。

<Index Unique="true">

既定では、この属性は「false」に設定されます。

Online

boolean

省略可。サーバーがオンラインのときに操作を実行できるインデックスを指定します (そのためには、一時ディスク領域が必要になります)。「true」か「false」のいずれかに設定します。以下はその例です。

<Index Online="true">

既定では、この属性は「false」に設定されます。

詳細については、「オンラインでのインデックス操作の実行」を参照してください。

IndexSizeInMB

double

省略可。インデックスの最大サイズを MB 単位で指定します。以下はその例です。

<Index IndexSizeInMB="873.75">

既定の設定はありません。

NumberOfRows

integer

省略可。インデックス サイズを変更した場合のシミュレーションを行います。これにより、異なるテーブル サイズの有効なシミュレーションを行えます。以下はその例です。

<Index NumberOfRows="3000">

既定の設定はありません。

QUOTED_IDENTIFIER

boolean

省略可。MicrosoftSQL Server に対して、識別子とリテラル文字列を区切る引用符に関して、ISO 規格に従うことを指定します。計算列またはビューを対象とするインデックスの場合は、この属性をオンにする必要があります。たとえば、以下の構文では、この属性をオンに設定しています。

<Index QUOTED_IDENTIFIER [...]>

既定では、この属性はオフに設定されます。

詳細については、「SET QUOTED_IDENTIFIER (Transact-SQL)」を参照してください。

ARITHABORT

boolean

省略可。クエリ実行中にオーバーフローまたは 0 除算エラーが発生した場合に、クエリを終了します。計算列またはビューを対象とするインデックスの場合は、この属性をオンにする必要があります。たとえば、以下の構文では、この属性をオンに設定しています。

<Index ARITHABORT [...]>

既定では、この属性はオフに設定されます。

詳細については、「SET ARITHABORT (Transact-SQL)」を参照してください。

CONCAT_NULL_YIELDS_

NULL

boolean

省略可。連結の結果を NULL として取り扱うのか、空文字列として取り扱うのかを制御します。計算列またはビューを対象とするインデックスの場合は、この属性をオンにする必要があります。たとえば、以下の構文では、この属性をオンに設定しています。

<Index CONCAT_NULL_YIELDS_NULL [...]>

既定では、この属性はオフに設定されます。

詳細については、「SET CONCAT_NULL_YIELDS_NULL (Transact-SQL)」を参照してください。

ANSI_NULLS

boolean

省略可。= (等号) 比較演算子と <> (不等号) 比較演算子を NULL 値に対して使用した場合に ISO に準拠した動作をすることを指定します。計算列またはビューを対象とするインデックスの場合は、この属性をオンにする必要があります。たとえば、以下の構文では、この属性をオンに設定しています。

<Index ANSI_NULLS [...]>

既定では、この属性はオフに設定されます。

詳細については、「SET ANSI_NULLS (Transact-SQL)」を参照してください。

ANSI_PADDING

boolean

省略可。列に定義されているサイズよりも短い値を格納する方法を制御します。計算列またはビューを対象とするインデックスの場合は、この属性をオンにする必要があります。たとえば、以下の構文では、この属性をオンに設定しています。

<Index ANSI_PADDING [...]>

既定では、この属性はオフに設定されます。

詳細については、「SET ANSI_PADDING (Transact-SQL)」を参照してください。

ANSI_WARNINGS

boolean

省略可。複数のエラー条件に対して ISO 標準の動作をすることを指定します。計算列またはビューを対象とするインデックスの場合は、この属性をオンにする必要があります。たとえば、以下の構文では、この属性をオンに設定しています。

<Index ANSI_WARNING [...]>

既定では、この属性はオフに設定されます。

詳細については、「SET ANSI_WARNINGS (Transact-SQL)」を参照してください。

NUMERIC_ROUNDABORT

boolean

省略可。式の丸め処理で精度が低下するときに作成されるエラー レポートのレベルを指定します。計算列またはビューを対象とするインデックスの場合は、この属性をオフにする必要があります。

以下の構文では、この属性をオンに設定しています。

<Index ANSI_WARNING [...]>

既定では、この属性はオフに設定されます。

詳細については、「SET NUMERIC_ROUNDABORT (Transact-SQL)」を参照してください。

計算列またはインデックス付きビューを対象とするインデックスの場合に設定しなければならない属性の詳細については、「結果に影響を与える SET オプション」を参照してください。

要素の特性

特性

説明

データ型と長さ

ありません。

既定値

ありません。

出現回数

Statistics 要素または Heap 要素で他の物理設計構造が指定されてない場合、Create 要素または Drop 要素につき 1 回の出現が必要です。

要素の関係

関係

要素

親要素

Create 要素 (DTA)

Drop 要素。詳細については、データベース エンジン チューニング アドバイザの XML スキーマを参照してください。

子要素

Index の Name 要素 (DTA)

Index の Column 要素 (DTA)

PartitionScheme 要素。詳細については、データベース エンジン チューニング アドバイザの XML スキーマを参照してください。

PartitionColumn 要素。詳細については、データベース エンジン チューニング アドバイザの XML スキーマを参照してください。

Index の Filegroup 要素 (DTA)

NumberOfReferences 要素。詳細については、データベース エンジン チューニング アドバイザの XML スキーマを参照してください。

PercentUsage 要素。詳細については、データベース エンジン チューニング アドバイザの XML スキーマを参照してください。

使用例

この要素の使用例については、「ユーザー指定の構成を指定した XML 入力ファイルのサンプル (DTA)」を参照してください。