Transfer クラス

Transfer オブジェクトは、SQL Server の他のインスタンスにスキーマおよびデータをコピーする操作をプログラムで制御する手段を提供するツールオブジェクトです。

名前空間: Microsoft.SqlServer.Management.Smo
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.SmoExtended (Microsoft.SqlServer.SmoExtended.dll)

構文

'宣言
Public Class Transfer _
    Implements ITransferMetadataProvider
'使用
Dim instance As Transfer

public class Transfer : ITransferMetadataProvider

public ref class Transfer : ITransferMetadataProvider

type Transfer =  
    class
        interface ITransferMetadataProvider
    end

public class Transfer implements ITransferMetadataProvider

SQL Server 2000 を実行しているサーバーインスタンスに対するデータベースの転送については制限事項があります。

データベースのスキーマに対応するユーザーが、転送先の SQL Server 2000 サーバーインスタンスに存在しない場合、このデータベースは転送できません。この場合には、スキーマの名前と同じ名前のユーザーを作成する必要があります。
次のデータ型を使用するオブジェクトは転送できません。
- SqlDataType.Xml
- SqlDataType.VarCharMax
- SqlDataType.NVarCharMax
- SqlDataType.VarBinaryMax

次の種類のオブジェクトは転送できません。

Transfer オブジェクトのプロパティは、public 固定サーバーロールのメンバが取得および設定できます。

データの転送は、public 固定サーバーロールのメンバが行えます。

この型の public static (Microsoft Visual Basic では Shared) のすべてのメンバーは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスメンバーの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

System. . :: . .Object
Microsoft.SqlServer.Management.Smo..::..Transfer

この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッドセーフです。インスタンスメンバーの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。