コマンド プロンプトからの SQL Server 2012 のインストール

SQL Server のセットアップを実行する前に、「SQL Server のインストール計画」を参照してください。

SQL Server の新しいインスタンスをコマンド プロンプトでインストールすると、インストールする機能とその機能の構成を指定できます。 また、セットアップのユーザー インターフェイスに、サイレント モード、基本的な対話方式、または完全な対話方式を指定できます。

注意

コマンド プロンプトを使用してインストールする場合、SQL Server では、/Q パラメーターを使用した非表示モード、または /QS パラメーターを使用した簡易非表示モードがサポートされます。 /QS スイッチでは、進捗状況のみが表示され、入力はできません。また、該当する場合でもエラー メッセージは表示されません。 /QS パラメーターは、/Action=install を指定した場合にのみサポートされます。

どのインストール方法を使用するかにかかわらず、個人として、または組織を代表して、ソフトウェア ライセンス条項に同意するかどうかを確認する必要があります。ただし、ソフトウェアの使用に別の契約 (Microsoft ボリューム ライセンス契約、ISV や OEM とのサード パーティ契約など) が適用される場合を除きます。

ライセンス条項は、セットアップのユーザー インターフェイスで確認し、同意することができます。 /Q または /QS パラメーターを使用した自動インストールでは、/IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS パラメーターを指定する必要があります。 ライセンス条項は、「マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項」で別途確認できます。

注意

ソフトウェアの入手方法 (Microsoft のボリューム ライセンスを通じて入手した場合など) によっては、ソフトウェアの使用に追加の条件が課されることがあります。

コマンド プロンプトによるインストールは、次のシナリオで使用されます。

  • コマンド プロンプトから構文とパラメーターを指定して、ローカル コンピューター上で SQL Server のインスタンスと共有コンポーネントのインストール、アップグレード、または削除を行う場合。

  • フェールオーバー クラスター インスタンスのインストール、アップグレード、または削除を行う場合。

  • SQL Server のあるエディションから SQL Server の別のエディションにアップグレードする場合。

  • 構成ファイルに指定された構文とパラメーターを使用して、ローカル コンピューターに SQL Server のインスタンスをインストールする場合。 この方法を使用すると、インストール構成を複数のコンピューターにコピーしたり、フェールオーバー クラスターのインストールで複数のノードをインストールしたりすることができます。

コマンド プロンプトから SQL Server をインストールする場合は、インストールのセットアップ パラメーターを、インストール構文の一部としてコマンド プロンプトで指定します。

注意

ローカル インストールの場合は、管理者としてセットアップを実行する必要があります。 SQL Server をリモートの共有ディレクトリからインストールする場合は、その共有ディレクトリに対する読み取りアクセス許可と実行アクセス許可を持つドメイン アカウントを使用する必要があります。 フェールオーバー クラスターのインストールの場合は、サービスとしてログインする権限、およびすべてのフェールオーバー クラスター ノード上のオペレーティング システムの一部として動作する権限を持つローカル管理者である必要があります。

セットアップ パラメーターの適切な使用法

正しい構文でインストール コマンドを作成するには、次のガイドラインに従ってください。

  • /PARAMETER

  • /PARAMETER=真/偽

  • /PARAMETER=1/0 (Boolean 型用)

  • /PARAMETER="値" (すべての単一値パラメーター用)。 値にスペースを挿入する場合は、二重引用符が必要です。そうでない場合も、二重引用符の使用をお勧めします。

  • /PARAMETER="値 1" "値 2" "値 3" (すべての複数値パラメーター用)。 値にスペースを挿入する場合は、二重引用符が必要です。そうでない場合も、二重引用符の使用をお勧めします。

例外:

  • /FEATURES は複数値パラメーターです。書式は /FEATURES=AS,RS,IS で、スペースのないコンマ区切りの形式です。

例:

  • /INSTANCEDIR=c:\Path はサポートされています。

  • /INSTANCEDIR="c:\Path" はサポートされています。

注意
  • リレーショナル サーバーの値では、1 つまたは 2 つの円記号を追加して終了する形式のパスがサポートされています。

  • このパラメーターの値である /PID を二重引用符で囲む必要があります。

SQL Server パラメーター

次の各セクションでは、インストール、更新、および修復の各シナリオのためのコマンド ライン インストール スクリプトを作成するパラメーターについて説明します。

SQL Server コンポーネント用として挙げられているパラメーターは、そのコンポーネント専用です。 SQL Server エージェントおよび SQL Server ブラウザーのパラメーターは、SQL Server データベース エンジンをインストールする場合に適用されます。

インストール パラメーター

次の表に示すパラメーターは、インストール用のコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

インストール ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値:

  • Install

SQL Server セットアップ コントロール

/IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

自動インストールのために /Q パラメーターまたは /QS パラメーターを指定した場合にのみ必須

ライセンス条項への同意を確認するために必要です。

SQL Server セットアップ コントロール

/ENU

オプション

ローカライズされたオペレーティング システムに SQL Server の英語版をインストールする場合に、オペレーティング システムに対応する言語と英語の両方の言語パックがインストール メディアに含まれているときは、このパラメーターを使用します。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateEnabled

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを検出し、それらを含める必要があるかどうかを指定します。 有効値は True および False または 1 および 0 です。 既定では、SQL Server セットアップには検出された更新プログラムが含まれます。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateSource

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを取得する場所を指定します。 有効値は Microsoft Update を検索する "MU"、有効なフォルダー パス、相対パス (.\MyUpdates など)、 または UNC 共有です。 既定では、SQL Server セットアップは Microsoft Update または Windows Server Update Services を介して Windows Update Service を検索します。

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

省略可

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/FEATURES

- または -

/ROLE

必須

インストールするコンポーネントを指定します。

  • インストールする SQL Server コンポーネントを個別に指定するには、/FEATURES を選択します。 詳細については、下記の「/FEATURES」を参照してください。

  • セットアップ ロールを指定するには、/ROLE を選択します。 セットアップ ロールは、事前に定義された構成で SQL Server をインストールします。 詳細については、下記の「/ROLE」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、/H、/?

オプション

インストール パラメーターの使用方法を表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDDIR

オプション

共有コンポーネント (64 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

既定値は %Program Files%\Microsoft SQL Server です。

%Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server には設定できません。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDWOWDIR

オプション

共有コンポーネント (32 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。 64 ビット システムのみでサポートされます。

既定値は %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server です。

%Program Files%\Microsoft SQL Server には設定できません。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEDIR

オプション

インスタンス専用のコンポーネントについて既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEID

オプション

InstanceID の既定値以外の値を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。 このパラメーターが指定されていない場合、Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/UIMODE

オプション

セットアップ時に表示するダイアログ ボックスの数を最小限に抑えるかどうかを指定します。

/UIMode は、/ACTION=INSTALL および UPGRADE の各パラメーターと共に使用する必要があります。

サポートされる値:

  • /UIMODE=Normal は、Express 以外のエディションの既定値で、選択された機能のセットアップ ダイアログ ボックスをすべて表示します。

  • /UIMODE=AutoAdvance は、Express エディションの既定値で、重要でないダイアログ ボックスをスキップします。

UIMODE は、他のパラメーターと組み合わせて使用するとオーバーライドされます。 たとえば、/UIMODE=AutoAdvance/ADDCURRENTUSERASSQLADMIN=FALSE の両方を指定した場合、準備ダイアログ ボックスには現在のユーザーの情報が自動入力されません。

UIMode 設定を /Q または /QS の各パラメーターと共に使用することはできません。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCACCOUNT

必須

SQL Server エージェント サービスのアカウントを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCPASSWORD

必須

SQL Server エージェント サービス アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server エージェント サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値:

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

Analysis Services

/ASBACKUPDIR

オプション

Analysis Services バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Backup

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Backup

Analysis Services

/ASCOLLATION

オプション

Analysis Services の照合順序の設定を指定します。

既定値:

  • Latin1_General_CI_AS

Analysis Services

/ASCONFIGDIR

オプション

Analysis Services 構成ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Config

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Config

Analysis Services

/ASDATADIR

オプション

Analysis Services データ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Data

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Data

Analysis Services

/ASLOGDIR

オプション

Analysis Services ログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Log

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Log

Analysis Services

/ASSERVERMODE

省略可能

Analysis Services インスタンスのサーバー モードを指定します。 有効な値は、MULTIDIMENSIONAL、POWERPIVOT、または TABULAR です。 ASSERVERMODE では、大文字と小文字が区別されます。 値はすべて大文字で指定する必要があります。 有効な値の詳細については、「表形式モードでの Analysis Services のインストール」を参照してください。

Analysis Services

/ASSVCACCOUNT

必須

Analysis Services サービスのアカウントを指定します。

Analysis Services

/ASSVCPASSWORD

必須

Analysis Services サービスのパスワードを指定します。

Analysis Services

/ASSVCSTARTUPTYPE

オプション

Analysis Services サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値:

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

Analysis Services

/ASSYSADMINACCOUNTS

必須

Analysis Services の管理者資格情報を指定します。

Analysis Services

/ASTEMPDIR

オプション

Analysis Services 一時ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Temp

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Temp

Analysis Services

/ASPROVIDERMSOLAP

オプション

MSOLAP プロバイダーをインプロセスで実行できるかどうかを指定します。

既定値:

  • 1 = 有効

Analysis Services

/FARMACCOUNT

SPI_AS_NewFarm の場合に必須

SharePoint の全体管理サービスとその他の重要なサービスをファームで実行するためのドメイン ユーザー アカウントを指定します。

このパラメーターは、/ROLE = SPI_AS_NEWFARM でインストールされた Analysis Services インスタンスに対してのみ使用されます。

Analysis Services

/FARMPASSWORD

SPI_AS_NewFarm の場合に必須

ファーム アカウントのパスワードを指定します。

Analysis Services

/PASSPHRASE

SPI_AS_NewFarm の場合に必須

アプリケーション サーバーまたは Web フロント エンド サーバーを SharePoint ファームに追加するために使用されるパスフレーズを指定します。

このパラメーターは、/ROLE = SPI_AS_NEWFARM でインストールされた Analysis Services インスタンスに対してのみ使用されます。

Analysis Services

/FARMADMINIPORT

SPI_AS_NewFarm の場合に必須

SharePoint の全体管理 Web アプリケーションに接続するために使用されるポートを指定します。

このパラメーターは、/ROLE = SPI_AS_NEWFARM でインストールされた Analysis Services インスタンスに対してのみ使用されます。

SQL Server Browser

/BROWSERSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server Browser サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値:

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

SQL Server データベース エンジン

/ENABLERANU

オプション

SQL Server Express のインストールの実行アカウント資格情報を有効にします。

SQL Server データベース エンジン

/INSTALLSQLDATADIR

オプション

SQL Server データ ファイルのデータ ディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\

SQL Server データベース エンジン

/SAPWD

/SECURITYMODE=SQL の場合に必須

SQL Server sa アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SECURITYMODE

オプション

SQL Server のセキュリティ モードを指定します。

このパラメーターを指定しない場合、Windows 限定の認証モードがサポートされます。

サポートされる値:

  • SQL

SQL Server データベース エンジン

/SQLBACKUPDIR

オプション

バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Backup

SQL Server データベース エンジン

/SQLCOLLATION

省略可

SQL Server の照合順序の設定を指定します。

既定値は、Windows オペレーティング システムのロケールに基づいています。 詳細については、「セットアップでの照合順序の設定」を参照してください。

SQL Server データベース エンジン

/ADDCURRENTUSERASSQLADMIN

省略可

現在のユーザーを SQL Server sysadmin 固定サーバー ロールに追加します。 /ADDCURRENTUSERASSQLADMIN パラメーターは、Express エディションをインストールする場合、または /Role=ALLFeatures_WithDefaults が指定されている場合に使用できます。 詳細については、下記の「/ROLE」を参照してください。

/ADDCURRENTUSERASSQLADMIN の使用はオプションですが、/ADDCURRENTUSERASSQLADMIN または /SQLSYSADMINACCOUNTS のどちらかを指定する必要があります。 既定値:

  • SQL Server Express エディション: True

  • その他すべてのエディション: False

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCACCOUNT

必須

SQL Server サービスの開始アカウントを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCPASSWORD

必須

SQLSVCACCOUNT のパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値:

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

SQL Server データベース エンジン

/SQLSYSADMINACCOUNTS

必須

sysadmin ロールのメンバーとなるためにログインを準備するには、このパラメーターを使用します。

SQL Server Express 以外の SQL Server のエディションの場合、/SQLSYSADMINACCOUNTS は必須です。 SQL Server Express のエディションの場合、/SQLSYSADMINACCOUNTS の使用はオプションですが、/SQLSYSADMINACCOUNTS または /ADDCURRENTUSERASSQLADMIN のどちらかを指定する必要があります。

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBDIR

オプション

tempdb のデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBLOGDIR

オプション

tempdb のログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBDIR

オプション

ユーザー データベースのデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBLOGDIR

オプション

ユーザー データベースのログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

FILESTREAM

/FILESTREAMLEVEL

オプション

FILESTREAM 機能のアクセス レベルを指定します。

サポートされる値:

  • 0 = [このインスタンスに対する FILESTREAM サポートを無効にする] (既定値)

  • 1 = [Transact-SQL アクセスに対して FILESTREAM を有効にする]

  • 2 = [Transact-SQL アクセスおよびファイル I/O ストリーム アクセスに対して FILESTREAM を有効にする] (クラスター シナリオに対しては無効です)

  • 3 = [リモート クライアントに FILESTREAM データへのストリーム アクセスを許可する]

FILESTREAM

/FILESTREAMSHARENAME

オプション

FILESTREAMLEVEL が 1 より大きい場合は必須。

FILESTREAM データを格納する Windows 共有の名前を指定します。

SQL Server フルテキスト

/FTSVCACCOUNT

オプション

フルテキスト フィルター ランチャー サービスのアカウントを指定します。

このパラメーターは、Windows Server 2008 および Windows Vista の各オペレーティング システムでは無視されます。 ServiceSID は、SQL Server とフルテキスト フィルター デーモン間の通信を確立するのに使用されます。 この値を指定しない場合、フルテキスト フィルター ランチャー サービスが無効になります。 サービス アカウントを変更し、フルテキスト機能を有効にするには、SQL Server コントロール マネージャーを使用する必要があります。

既定値:

  • ローカル サービス アカウント

SQL Server フルテキスト

/FTSVCPASSWORD

オプション

フルテキスト フィルター ランチャー サービスのパスワードを指定します。

このパラメーターは、Windows Server 2008 および Windows Vista の各オペレーティング システムでは無視されます。

Integration Services

/ISSVCACCOUNT

必須

Integration Services のアカウントを指定します。

既定値:

  • NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE

Integration Services

/ISSVCPASSWORD

必須

Integration Services のパスワードを指定します。

Integration Services

/ISSVCStartupType

オプション

Integration Services サービスのスタートアップ モードを指定します。

SQL Server ネットワークの構成

/NPENABLED

オプション

SQL Server サービスの名前付きパイプ プロトコルの状態を指定します。

サポートされる値:

  • 0 = [名前付きパイプ プロトコルを無効にする]

  • 1 = [名前付きパイプ プロトコルを有効にする]

SQL Server ネットワークの構成

/TCPENABLED

オプション

SQL Server サービスの TCP プロトコルの状態を指定します。

サポートされる値:

  • 0 = [TCP プロトコルを無効にする]

  • 1 = [TCP プロトコルを有効にする]

Reporting Services

/RSINSTALLMODE

省略可

Reporting Services のインストール モードを指定します。

サポートされる値: SharePointFilesOnlyModeDefaultNativeMode FilesOnlyModeNote: インストールに SQL Server データベース エンジンが含まれている場合、既定の RSINSTALLMODE は DefaultNativeMode です。インストールに SQL Server データベース エンジンが含まれていない場合、既定の RSINSTALLMODE は FilesOnlyMode です。インストールに SQL Server データベース エンジンが含まれていない場合に DefaultNativeMode を選択すると、そのインストールでは自動的に RSINSTALLMODE が FilesOnlyMode に変更されます。

Reporting Services

/RSSVCACCOUNT

必須

Reporting Services の開始アカウントを指定します。

Reporting Services

/RSSVCPASSWORD

必須

Reporting Services サービスの開始アカウントのパスワードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCStartupType

オプション

Reporting Services のスタートアップ モードを指定します。

サンプル構文:

SQL Server データベース エンジン、レプリケーション、フルテキスト検索の各コンポーネントが配置された新しいスタンドアロン インスタンスをインストールするには

Setup.exe /q /ACTION=Install /FEATURES=SQL /INSTANCENAME=MSSQLSERVER /SQLSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /SQLSVCPASSWORD="<StrongPassword>" /SQLSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\UserName>" /AGTSVCACCOUNT="NT AUTHORITY\Network Service" /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

SysPrep パラメーター

SQL Server SysPrep の詳細については、

SysPrep を使用した SQL Server 2012 のインストール.

イメージの準備パラメーター

次の表に示すパラメーターは、SQL Server のインスタンスを準備する (構成は行わない) ためのコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

インストール ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値:

  • PrepareImage

SQL Server セットアップ コントロール

/IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

自動インストールのために /Q パラメーターまたは /QS パラメーターを指定した場合にのみ必須

ライセンス条項への同意を確認するために必要です。

SQL Server セットアップ コントロール

/ENU

オプション

ローカライズされたオペレーティング システムに SQL Server の英語版をインストールする場合に、オペレーティング システムに対応する言語と英語の両方の言語パックがインストール メディアに含まれているときは、このパラメーターを使用します。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateEnabled

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを検出し、それらを含める必要があるかどうかを指定します。 有効値は True および False または 1 および 0 です。 既定では、SQL Server セットアップには検出された更新プログラムが含まれます。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateSource

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを取得する場所を指定します。 有効値は Microsoft Update を検索する "MU"、有効なフォルダー パス、相対パス (.\MyUpdates など)、 または UNC 共有です。 既定では、SQL Server セットアップは Microsoft Update または Windows Server Update Services を介して Windows Update Service を検索します。

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

省略可

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FEATURES

必須

インストールするコンポーネントを指定します。

サポートされる値:

  • SQLEngine

  • Replication

  • FullText

  • RS

  • SQL Server 2012 Service Pack 1 Cumulative Update 2 (2013 年 1 月) 以降では、SharePoint 機能および DReplay を除くすべての機能がサポートされます。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、/H、/?

省略可

インストール パラメーターの使用方法を表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDDIR

オプション

共有コンポーネント (64 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

既定値は %Program Files%\Microsoft SQL Server です。

%Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server には設定できません。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEDIR

オプション

インスタンス専用のコンポーネントについて既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEID

SQL Server 2012 Service Pack 1 Cumulative Update 2 (2013 年 1 月) より前: 必須

SQL Server 2012 Service Pack 1 Cumulative Update 2 以降 必須 (インスタンス機能用)

準備中のインスタンスのインスタンス ID を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

サンプル構文:

SQL Server データベース エンジン、レプリケーション、フルテキスト検索の各コンポーネントおよび Reporting Services が配置された新しいスタンドアロン インスタンスを準備するには

Setup.exe /q /ACTION=PrepareImage /FEATURES=SQL,RS /InstanceID =<MYINST> /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

イメージの完了パラメーター

次の表に示すパラメーターは、準備された SQL Server のインスタンスを完了および構成するためのコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

インストール ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値:

  • CompleteImage

SQL Server セットアップ コントロール

/IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

自動インストールのために /Q パラメーターまたは /QS パラメーターを指定した場合にのみ必須

ライセンス条項への同意を確認するために必要です。

SQL Server セットアップ コントロール

/ENU

オプション

ローカライズされたオペレーティング システムに SQL Server の英語版をインストールする場合に、オペレーティング システムに対応する言語と英語の両方の言語パックがインストール メディアに含まれているときは、このパラメーターを使用します。

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、/H、/?

オプション

インストール パラメーターの使用方法を表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEID

SQL Server 2012 Service Pack 1 Cumulative Update 2 (2013 年 1 月) より前: 必須

SQL Server 2012 Service Pack 1 Cumulative Update 2 以降: 省略可

イメージの準備手順で指定されたインスタンス ID を使用します。

サポートされる値:

  • 準備されたインスタンスのインスタンス ID。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

SQL Server 2012 Service Pack 1 Cumulative Update 2 (2013 年 1 月) より前: 必須

SQL Server 2012 Service Pack 1 Cumulative Update 2 以降: 省略可

完了させるインスタンスの SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。 このパラメーターが指定されていない場合、Evaluation が使用されます。

注意

SQL Server Express、SQL Server Express with Tools、または SQL Server Express with Advanced Services をインストールしている場合、PID は事前に定義されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCACCOUNT

必須

SQL Server エージェント サービスのアカウントを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCPASSWORD

必須

SQL Server エージェント サービス アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server エージェント サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値:

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

SQL Server Browser

/BROWSERSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server Browser サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値:

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

SQL Server データベース エンジン

/ENABLERANU

オプション

SQL Server Express のインストールの実行アカウント資格情報を有効にします。

SQL Server データベース エンジン

/INSTALLSQLDATADIR

オプション

SQL Server データ ファイルのデータ ディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\

その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\

SQL Server データベース エンジン

/SAPWD

/SECURITYMODE=SQL の場合に必須

SQL Server sa アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SECURITYMODE

オプション

SQL Server のセキュリティ モードを指定します。

このパラメーターを指定しない場合、Windows 限定の認証モードがサポートされます。

サポートされる値:

  • SQL

SQL Server データベース エンジン

/SQLBACKUPDIR

オプション

バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

<InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Backup

SQL Server データベース エンジン

/SQLCOLLATION

省略可

SQL Server の照合順序の設定を指定します。

既定値は、Windows オペレーティング システムのロケールに基づいています。 詳細については、「セットアップでの照合順序の設定」を参照してください。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCACCOUNT

必須

SQL Server サービスの開始アカウントを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCPASSWORD

必須

SQLSVCACCOUNT のパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値:

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

SQL Server データベース エンジン

/SQLSYSADMINACCOUNTS

必須

sysadmin ロールのメンバーとなるためにログインを準備するには、このパラメーターを使用します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBDIR

オプション

tempdb のデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

<InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBLOGDIR

オプション

tempdb のログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

<InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBDIR

オプション

ユーザー データベースのデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

<InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBLOGDIR

オプション

ユーザー データベースのログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

<InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

FILESTREAM

/FILESTREAMLEVEL

オプション

FILESTREAM 機能のアクセス レベルを指定します。

サポートされる値:

  • 0 = [このインスタンスに対する FILESTREAM サポートを無効にする] (既定値)

  • 1 = [Transact-SQL アクセスに対して FILESTREAM を有効にする]

  • 2 = [Transact-SQL アクセスおよびファイル I/O ストリーム アクセスに対して FILESTREAM を有効にする] (クラスター シナリオに対しては無効です)

  • 3 = [リモート クライアントに FILESTREAM データへのストリーム アクセスを許可する]

FILESTREAM

/FILESTREAMSHARENAME

オプション

FILESTREAMLEVEL が 1 より大きい場合は必須。

FILESTREAM データを格納する Windows 共有の名前を指定します。

SQL Server フルテキスト

/FTSVCACCOUNT

オプション

フルテキスト フィルター ランチャー サービスのアカウントを指定します。

このパラメーターは、Windows Server 2008 および Windows Vista の各オペレーティング システムでは無視されます。 ServiceSID は、SQL Server とフルテキスト フィルター デーモン間の通信を確立するのに使用されます。 この値を指定しない場合、フルテキスト フィルター ランチャー サービスが無効になります。 サービス アカウントを変更し、フルテキスト機能を有効にするには、SQL Server コントロール マネージャーを使用する必要があります。

既定値:

  • ローカル サービス アカウント

SQL Server フルテキスト

/FTSVCPASSWORD

オプション

フルテキスト フィルター ランチャー サービスのパスワードを指定します。

このパラメーターは、Windows Server 2008 および Windows Vista の各オペレーティング システムでは無視されます。

SQL Server ネットワークの構成

/NPENABLED

オプション

SQL Server サービスの名前付きパイプ プロトコルの状態を指定します。

サポートされる値:

  • 0 = [名前付きパイプ プロトコルを無効にする]

  • 1 = [名前付きパイプ プロトコルを有効にする]

SQL Server ネットワークの構成

/TCPENABLED

オプション

SQL Server サービスの TCP プロトコルの状態を指定します。

サポートされる値:

  • 0 = [TCP プロトコルを無効にする]

  • 1 = [TCP プロトコルを有効にする]

Reporting Services

/RSINSTALLMODE

オプション

Reporting Services のインストール モードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCACCOUNT

必須

Reporting Services の開始アカウントを指定します。

Reporting Services

/RSSVCPASSWORD

必須

Reporting Services サービスの開始アカウントのパスワードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCStartupType

オプション

Reporting Services のスタートアップ モードを指定します。

サンプル構文:

SQL Server データベース エンジン、レプリケーション、フルテキスト検索の各コンポーネントが配置された、準備済みのスタンドアロン インスタンスを完了するには

Setup.exe /q /ACTION=CompleteImage /INSTANCENAME=MYNEWINST /INSTANCEID=<MYINST> /SQLSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /SQLSVCPASSWORD="<StrongPassword>" /SQLSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\UserName>" /AGTSVCACCOUNT="NT AUTHORITY\Network Service" /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

アップグレード パラメーター

次の表に示すパラメーターは、アップグレード用のコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

インストール ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値:

  • Upgrade

  • EditionUpgrade

値 EditionUpgrade は、SQL Server 2012 の既存のエディションを別のエディションにアップグレードするときに使用します。 サポートされるバージョンとエディションのアップグレードについては、「サポートされているバージョンとエディションのアップグレード」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

自動インストールのために /Q パラメーターまたは /QS パラメーターを指定した場合にのみ必須

ライセンス条項への同意を確認するために必要です。

SQL Server セットアップ コントロール

/ENU

オプション

ローカライズされたオペレーティング システムに SQL Server の英語版をインストールする場合に、オペレーティング システムに対応する言語と英語の両方の言語パックがインストール メディアに含まれているときは、このパラメーターを使用します。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateEnabled

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを検出し、それらを含める必要があるかどうかを指定します。 有効値は True および False または 1 および 0 です。 既定では、SQL Server セットアップには検出された更新プログラムが含まれます。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateSource

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを取得する場所を指定します。 有効値は Microsoft Update を検索する "MU"、有効なフォルダー パス、相対パス (.\MyUpdates など)、 または UNC 共有です。 既定では、SQL Server セットアップは Microsoft Update または Windows Server Update Services を介して Windows Update Service を検索します。

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

省略可

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、/H、/?

オプション

パラメーターの使用方法を表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEDIR

オプション

共有コンポーネントの既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEID

SQL Server 2008 または SQL Server 2008 R2 からアップグレードする場合に必須

次をアップグレードする場合はオプション: SQL Server 2005

InstanceID の既定値以外の値を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。インスタンスの構成

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。 このパラメーターが指定されていない場合、Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/UIMODE

オプション

セットアップ時に表示するダイアログ ボックスの数を最小限に抑えるかどうかを指定します。

/UIMode は、/ACTION=INSTALL および UPGRADE の各パラメーターと共に使用する必要があります。

サポートされる値:

  • /UIMODE=Normal は、Express 以外のエディションの既定値で、選択された機能のセットアップ ダイアログ ボックスをすべて表示します。

  • /UIMODE=AutoAdvance は、Express エディションの既定値で、重要でないダイアログ ボックスをスキップします。

UIMode 設定を /Q または /QS の各パラメーターと共に使用することはできません。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server Browser サービス

/BROWSERSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server Browser サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値:

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

SQL Server フルテキスト

/FTUPGRADEOPTION

オプション

フルテキスト カタログのアップグレード オプションを指定します。

サポートされる値:

  • REBUILD

  • RESET

  • IMPORT

Integration Services

/ISSVCACCOUNT

必須

Integration Services のアカウントを指定します。

既定値:

  • NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE

Integration Services

/ISSVCPASSWORD

必須

Integration Services のパスワードを指定します。

Integration Services

/ISSVCStartupType

オプション

Integration Services サービスのスタートアップ モードを指定します。

Reporting Services

/RSUPGRADEDATABASEACCOUNT

省略可

このパラメーターは、Version 2008 R2 またはそれ以前の SharePoint モードのレポート サーバーをアップグレードするときにだけ使用されます。 以前の SharePoint モード アーキテクチャを使用するレポート サーバーでは、追加のアップグレード操作が実行されます。このアーキテクチャは SQL Server 2012 Reporting Services で変更されました。 コマンド ラインでのインストール時にこのパラメーターが指定されていない場合、以前のレポート サーバー インスタンスの既定のサービス アカウントが使用されます。 このパラメーターを使用する場合は、/RSUPGRADEPASSWORD パラメーターを使ってパスワードを指定します。

Reporting Services

/RSUPGRADEPASSWORD

省略可

既存のレポート サーバー サービス アカウントのパスワード。

Reporting Services

/ALLOWUPGRADEFORSSRSSHAREPOINTMODE

SharePoint 共有サービス アーキテクチャに基づく SharePoint モードのインストールをアップグレードする場合、このスイッチが必要です。 スイッチは、SQL Server 2008 と SQL Server 2008 R2 を含む非共有サービス バージョンの Reporting Services をアップグレードする場合には必要ありません。

サンプル構文:

既存のインスタンスまたはフェールオーバー クラスター ノードを SQL Server 2005、SQL Server 2008、または SQL Server 2008 R2 からアップグレードするには

Setup.exe /q /ACTION=upgrade /INSTANCEID = <INSTANCEID>/INSTANCENAME=MSSQLSERVER /RSUPGRADEDATABASEACCOUNT="<Provide a SQL Server logon account that can connect to the report server during upgrade>" /RSUPGRADEPASSWORD="<Provide a password for the report server upgrade account>" /ISSVCAccount="NT Authority\Network Service" /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

SQL Server 2012 の既存のインスタンスを SQL Server 2012 の別のエディションにアップグレードするには

Setup.exe /q /ACTION=editionupgrade /INSTANCENAME=MSSQLSERVER /PID=<PID key for new edition>" /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

修復パラメーター

次の表に示すパラメーターは、修復用のコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

修復ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値:

  • Repair

SQL Server セットアップ コントロール

/ENU

オプション

ローカライズされたオペレーティング システムに SQL Server の英語版をインストールする場合に、オペレーティング システムに対応する言語と英語の両方の言語パックがインストール メディアに含まれているときは、このパラメーターを使用します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FEATURES

必須

修復するコンポーネントを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

サンプル構文:

インスタンスと共有コンポーネントを修復します。

Setup.exe /q /ACTION=Repair /INSTANCENAME=<instancename>

再構築システム データベース パラメーター

次の表に示すパラメーターは、master、model、msdb、および tempdb の各システム データベースを再構築するコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。 詳細については、「システム データベースの再構築」を参照してください。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

データベースの再構築に関するワークフローを示すのに必要です。

サポートされる値:

  • Rebuilddatabase

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server データベース エンジン

/SQLCOLLATION

省略可

新しいサーバー レベルの照合順序を指定します。

既定値は、Windows オペレーティング システムのロケールに基づいています。 詳細については、「セットアップでの照合順序の設定」を参照してください。

SQL Server データベース エンジン

/SAPWD

インスタンスのインストール中に /SECURITYMODE=SQL が指定された場合に必須。

SQL SA アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSYSADMINACCOUNTS

必須

sysadmin ロールのメンバーとなるためにログインを準備するには、このパラメーターを使用します。

アンインストール パラメーター

次の表に示すパラメーターは、アンインストール用のコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

アンインストール ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値:

  • Uninstall

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FEATURES

必須

アンインストールするコンポーネントを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、/H、/?

オプション

パラメーターの使用方法を表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

サンプル構文:

SQL Server の既存のインスタンスをアンインストールするには

Setup.exe /Action=Uninstall /FEATURES=SQL,AS,RS,IS,Tools /INSTANCENAME=MSSQLSERVER
注意

名前付きインスタンスを削除する場合は、このトピックで前に述べた例の "MSSQLSERVER" の代わりにインスタンス名を指定します。

フェールオーバー クラスター パラメーター

SQL Server フェールオーバー クラスター インスタンスをインストールする前に、次のトピックを確認してください。

次のフェールオーバー クラスターのインストール スクリプトをテストし、必要に応じて変更してください。

フェールオーバー クラスターの統合インストール パラメーター

次の表に示すパラメーターは、フェールオーバー クラスターのインストール用コマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

統合インストールの詳細については、「AlwaysOn フェールオーバー クラスター インスタンス (SQL Server)」を参照してください。

注意

インストール後にノードを追加するには、ノードの追加操作を使用します。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

詳細

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

フェールオーバー クラスター インストール ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値:

  • InstallFailoverCluster

SQL Server セットアップ コントロール

/IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

自動インストールのために /Q パラメーターまたは /QS パラメーターを指定した場合にのみ必須

ライセンス条項への同意を確認するために必要です。

SQL Server セットアップ コントロール

/ENU

オプション

ローカライズされたオペレーティング システムに SQL Server の英語版をインストールする場合に、オペレーティング システムに対応する言語と英語の両方の言語パックがインストール メディアに含まれているときは、このパラメーターを使用します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERGROUP

オプション

SQL Server フェールオーバー クラスターに使用されるリソース グループの名前を指定します。 名前は、既存のクラスター グループの名前か新規のリソース グループの名前のどちらかになります。

既定値:

SQLServer(<InstanceName>)

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateEnabled

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを検出し、それらを含める必要があるかどうかを指定します。 有効値は True および False または 1 および 0 です。 既定では、SQL Server セットアップには検出された更新プログラムが含まれます。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateSource

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを取得する場所を指定します。 有効値は Microsoft Update を検索する "MU"、有効なフォルダー パス、相対パス (.\MyUpdates など)、 または UNC 共有です。 既定では、SQL Server セットアップは Microsoft Update または Windows Server Update Services を介して Windows Update Service を検索します。

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

省略可

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/FEATURES

必須

インストールするコンポーネントを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、/H、/?

オプション

パラメーターの使用方法を表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDDIR

オプション

共有コンポーネント (64 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

既定値は %Program Files%\Microsoft SQL Server です。

%Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server には設定できません。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDWOWDIR

オプション

共有コンポーネント (32 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。 64 ビット システムのみでサポートされます。

既定値は %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server です。

%Program Files%\Microsoft SQL Server には設定できません。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEDIR

オプション

インスタンス専用のコンポーネントについて既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEID

オプション

InstanceID の既定値以外の値を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。 このパラメーターが指定されていない場合、Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERDISKS

省略可能

SQL Server フェールオーバー クラスター リソース グループに含まれる共有ディスクの一覧を指定します。

既定値:

最初のドライブは、すべてのデータベースに対して既定のドライブとして使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES

必須

エンコードされた IP アドレスを指定します。 エンコードはセミコロン (;) で区切り、<IP の種類>;<アドレス>;<ネットワーク名>;<サブネット マスク> という形式に従います。 サポートされている IP の種類には、DHCP、IPv4、および IPv6 があります。 フェールオーバー クラスターの IP アドレスを複数指定するには、間にスペースを入れます。 次の例を参照してください。

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=DEFAULT

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=IPv4;DHCP;ClusterNetwork1

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=IPv4;172.16.0.0;ClusterNetwork1;172.31.255.255

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=IPv6;DHCP;ClusterNetwork1

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=IPv6;2001:db8:23:1002:20f:1fff:feff:b3a3;ClusterNetwork1

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERNETWORKNAME

必須

新しい SQL Server フェールオーバー クラスターのネットワーク名を指定します。 このネットワーク名は、ネットワーク上で新しい SQL Server フェールオーバー クラスター インスタンスを識別するために使用されます。

SQL Server エージェント

/AGTSVCACCOUNT

必須

SQL Server エージェント サービスのアカウントを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCPASSWORD

必須

SQL Server エージェント サービス アカウントのパスワードを指定します。

Analysis Services

/ASBACKUPDIR

省略可能

Analysis Services バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Backup

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Backup

Analysis Services

/ASCOLLATION

オプション

Analysis Services の照合順序の設定を指定します。

既定値:

  • Latin1_General_CI_AS

Analysis Services

/ASCONFIGDIR

オプション

Analysis Services 構成ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Config

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Config

Analysis Services

/ASDATADIR

オプション

Analysis Services データ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Data

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Data

Analysis Services

/ASLOGDIR

オプション

Analysis Services ログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Log

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Log

Analysis Services

/ASSYSADMINACCOUNTS

必須

Analysis Services の管理者資格情報を指定します。

Analysis Services

/ASTEMPDIR

オプション

Analysis Services 一時ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Temp

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Temp

Analysis Services

/ASPROVIDERMSOLAP

オプション

MSOLAP プロバイダーをインプロセスで実行できるかどうかを指定します。

既定値:

  • 1 = 有効

Analysis Services

/ASSERVERMODE

省略可能

Analysis Services インスタンスのサーバー モードを指定します。 クラスターのシナリオで有効な値は、MULTIDIMENSIONAL または TABULAR です。 ASSERVERMODE では、大文字と小文字が区別されます。 値はすべて大文字で指定する必要があります。 有効な値の詳細については、「表形式モードでの Analysis Services のインストール」を参照してください。

SQL Server データベース エンジン

/INSTALLSQLDATADIR

必須

SQL Server データ ファイルのデータ ディレクトリを指定します。

データ ディレクトリは、共有クラスター ディスク上に指定する必要があります。

SQL Server データベース エンジン

/SAPWD

/SECURITYMODE=SQL の場合に必須

SQL Server sa アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SECURITYMODE

オプション

SQL Server のセキュリティ モードを指定します。

このパラメーターを指定しない場合、Windows 限定の認証モードがサポートされます。

サポートされる値:

  • SQL

SQL Server データベース エンジン

/SQLBACKUPDIR

オプション

バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Backup

SQL Server データベース エンジン

/SQLCOLLATION

省略可

SQL Server の照合順序の設定を指定します。

既定値は、Windows オペレーティング システムのロケールに基づいています。 詳細については、「セットアップでの照合順序の設定」を参照してください。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCACCOUNT

必須

SQL Server サービスの開始アカウントを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCPASSWORD

必須

SQLSVCACCOUNT のパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSYSADMINACCOUNTS

必須

sysadmin ロールのメンバーとなるためにログインを準備するには、このパラメーターを使用します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBDIR

オプション

tempdb のデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBLOGDIR

オプション

tempdb のログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBDIR

オプション

ユーザー データベースのデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBLOGDIR

オプション

ユーザー データベースのログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

FILESTREAM

/FILESTREAMLEVEL

オプション

FILESTREAM 機能のアクセス レベルを指定します。

サポートされる値:

  • 0 = [このインスタンスに対する FILESTREAM サポートを無効にする] (既定値)

  • 1 = [Transact-SQL アクセスに対して FILESTREAM を有効にする]

  • 2 = [Transact-SQL アクセスおよびファイル I/O ストリーム アクセスに対して FILESTREAM を有効にする] (クラスター シナリオに対しては無効です)

  • 3 = [リモート クライアントに FILESTREAM データへのストリーム アクセスを許可する]

FILESTREAM

/FILESTREAMSHARENAME

オプション

FILESTREAMLEVEL が 1 より大きい場合は必須

FILESTREAM データを格納する Windows 共有の名前を指定します。

SQL Server フルテキスト

/FTSVCACCOUNT

オプション

フルテキスト フィルター ランチャー サービスのアカウントを指定します。

このパラメーターは、Windows Server 2008 および Windows Vista の各オペレーティング システムでは無視されます。 ServiceSID は、SQL Server とフルテキスト フィルター デーモン間の通信を確立するのに使用されます。

この値を指定しない場合、フルテキスト フィルター ランチャー サービスが無効になります。 サービス アカウントを変更し、フルテキスト機能を有効にするには、SQL Server コントロール マネージャーを使用する必要があります。

既定値:

  • ローカル サービス アカウント

SQL Server フルテキスト

/FTSVCPASSWORD

オプション

フルテキスト フィルター ランチャー サービスのパスワードを指定します。

このパラメーターは、Windows Server 2008 および Windows Vista の各オペレーティング システムでは無視されます。

Integration Services

/ISSVCACCOUNT

必須

Integration Services のアカウントを指定します。

既定値:

  • NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE

Integration Services

/ISSVCPASSWORD

必須

Integration Services のパスワードを指定します。

Integration Services

/ISSVCStartupType

オプション

Integration Services サービスのスタートアップ モードを指定します。

Reporting Services

/RSINSTALLMODE

オプション

Reporting Services のインストール モードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCACCOUNT

必須

Reporting Services の開始アカウントを指定します。

Reporting Services

/RSSVCPASSWORD

必須

Reporting Services サービスの開始アカウントのパスワードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCStartupType

オプション

Reporting Services のスタートアップ モードを指定します。

1 ドメイン グループの代わりに、サービス SID を使用することをお勧めします。

追加情報:

クラスター対応のコンポーネントは、データベース エンジンと Analysis Services だけです。 他の機能はクラスターに対応していないので、フェールオーバーに対する可用性があまり高くありません。

サンプル構文:

データベース エンジンおよび Analysis Services が配置された単一ノードの SQL Server フェールオーバー クラスター インスタンスを既定のインスタンスとしてインストールするには

setup.exe /q /ACTION=InstallFailoverCluster /InstanceName=MSSQLSERVER /INDICATEPROGRESS /ASSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\UserName>" /ASDATADIR=<Drive>:\OLAP\Data /ASLOGDIR=<Drive>:\OLAP\Log /ASBACKUPDIR=<Drive>:\OLAP\Backup /ASCONFIGDIR=<Drive>:\OLAP\Config /ASTEMPDIR=<Drive>:\OLAP\Temp /FAILOVERCLUSTERDISKS="<Cluster Disk Resource Name - for example, 'Disk S:'" /FAILOVERCLUSTERNETWORKNAME="<Insert Network Name>" /FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES="IPv4;xx.xxx.xx.xx;Cluster Network;xxx.xxx.xxx.x" /FAILOVERCLUSTERGROUP="MSSQLSERVER" /Features=AS,SQL /ASSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /ASSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /AGTSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /AGTSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /INSTALLSQLDATADIR="<Drive>:\<Path>\MSSQLSERVER" /SQLCOLLATION="SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS" /SQLSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /SQLSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /SQLSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\UserName> /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

フェールオーバー クラスターの準備パラメーター

次の表に示すパラメーターは、フェールオーバー クラスターを準備するコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。 ここでは、フェールオーバー クラスターのすべてのノードにフェールオーバー クラスター インスタンスを準備するのに必要な、クラスターの高度なインストールの最初の手順がわかります。 詳細については、「AlwaysOn フェールオーバー クラスター インスタンス (SQL Server)」を参照してください。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

フェールオーバー クラスターの準備に関するワークフローを示すために必要です。

サポートされる値:

  • PrepareFailoverCluster

SQL Server セットアップ コントロール

/IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

自動インストールのために /Q パラメーターまたは /QS パラメーターを指定した場合にのみ必須

ライセンス条項への同意を確認するために必要です。

SQL Server セットアップ コントロール

/ENU

オプション

ローカライズされたオペレーティング システムに SQL Server の英語版をインストールする場合に、オペレーティング システムに対応する言語と英語の両方の言語パックがインストール メディアに含まれているときは、このパラメーターを使用します。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateEnabled

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを検出し、それらを含める必要があるかどうかを指定します。 有効値は True および False または 1 および 0 です。 既定では、SQL Server セットアップには検出された更新プログラムが含まれます。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateSource

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを取得する場所を指定します。 有効値は Microsoft Update を検索する "MU"、有効なフォルダー パス、相対パス (.\MyUpdates など)、 または UNC 共有です。 既定では、SQL Server セットアップは Microsoft Update または Windows Server Update Services を介して Windows Update Service を検索します。

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

省略可

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/FEATURES

必須

インストールするコンポーネントを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、/H、/?

オプション

パラメーターの使用方法を表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDDIR

オプション

共有コンポーネント (64 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

既定値は %Program Files%\Microsoft SQL Server です。

%Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server には設定できません。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTALLSHAREDWOWDIR

オプション

共有コンポーネント (32 ビット) の既定以外のインストール ディレクトリを指定します。 64 ビット システムのみでサポートされます。

既定値は %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server です。

%Program Files%\Microsoft SQL Server には設定できません。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEDIR

オプション

インスタンス専用のコンポーネントについて既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEID

オプション

InstanceID の既定値以外の値を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。 このパラメーターが指定されていない場合、

Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCACCOUNT

必須

SQL Server エージェント サービスのアカウントを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCPASSWORD

必須

SQL Server エージェント サービス アカウントのパスワードを指定します。

Analysis Services

/ASSVCACCOUNT

必須

Analysis Services サービスのアカウントを指定します。

Analysis Services

/ASSVCPASSWORD

必須

Analysis Services サービスのパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCACCOUNT

必須

SQL Server サービスの開始アカウントを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCPASSWORD

必須

SQLSVCACCOUNT のパスワードを指定します。

FILESTREAM

/FILESTREAMLEVEL

省略可能

FILESTREAM 機能のアクセス レベルを指定します。

サポートされる値:

  • 0 = [このインスタンスに対する FILESTREAM サポートを無効にする] (既定値)

  • 1 = [Transact-SQL アクセスに対して FILESTREAM を有効にする]

  • 2 = [Transact-SQL アクセスおよびファイル I/O ストリーム アクセスに対して FILESTREAM を有効にする] (クラスター シナリオに対しては無効です)

  • 3 = [リモート クライアントに FILESTREAM データへのストリーム アクセスを許可する]

FILESTREAM

/FILESTREAMSHARENAME

オプション

FILESTREAMLEVEL が 1 より大きい場合は必須

FILESTREAM データを格納する Windows 共有の名前を指定します。

SQL Server フルテキスト

/FTSVCACCOUNT

オプション

フルテキスト フィルター ランチャー サービスのアカウントを指定します。

このパラメーターは、Windows Server 2008 および Windows Vista の各オペレーティング システムでは無視されます。 ServiceSID は、SQL Server とフルテキスト フィルター デーモン間の通信を確立するのに使用されます。

この値を指定しない場合、フルテキスト フィルター ランチャー サービスが無効になります。 サービス アカウントを変更し、フルテキスト機能を有効にするには、SQL Server コントロール マネージャーを使用する必要があります。

既定値:

  • ローカル サービス アカウント

SQL Server フルテキスト

/FTSVCPASSWORD

オプション

フルテキスト フィルター ランチャー サービスのパスワードを指定します。

このパラメーターは、Windows Server 2008 および Windows Vista の各オペレーティング システムでは無視されます。

Integration Services

/ISSVCACCOUNT

必須

Integration Services のアカウントを指定します。

既定値:

  • NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE

Integration Services

/ISSVCPASSWORD

必須

Integration Services のパスワードを指定します。

Integration Services

/ISSVCStartupType

オプション

Integration Services サービスのスタートアップ モードを指定します。

Reporting Services

/RSINSTALLMODE

ファイル専用モードのみで使用可

Reporting Services のインストール モードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCACCOUNT

必須

Reporting Services の開始アカウントを指定します。

Reporting Services

/RSSVCPASSWORD

必須

Reporting Services サービスの開始アカウントのパスワードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCStartupType

オプション

Reporting Services のスタートアップ モードを指定します。

1 ドメイン グループの代わりに、サービス SID を使用することをお勧めします。

サンプル構文:

データベース エンジンおよび Analysis Services 用のフェールオーバー クラスターの高度なインストール シナリオで "準備" 手順を実行するには

既定のインスタンスを準備するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。

setup.exe /q /ACTION=PrepareFailoverCluster /InstanceName=MSSQLSERVER /Features=AS,SQL /INDICATEPROGRESS /ASSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /ASSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /SQLSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /SQLSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /AGTSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /AGTSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

名前付きインスタンスを準備するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。

setup.exe /q /ACTION=PrepareFailoverCluster /InstanceName="<Insert Instance name>" /Features=AS,SQL /INDICATEPROGRESS /ASSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /ASSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /SQLSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /SQLSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /AGTSVCACCOUNT="<DomainName\UserName>" /AGTSVCPASSWORD="xxxxxxxxxxx" /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

フェールオーバー クラスターの完了パラメーター

次の表に示すパラメーターは、フェールオーバー クラスターを完了するコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。 ここでは、フェールオーバー クラスターの高度なインストール オプションについて、2 番目の手順がわかります。 すべてのフェールオーバー クラスター ノードで準備を実行した後、共有ディスクを所有するノードでこのコマンドを実行します。 詳細については、「AlwaysOn フェールオーバー クラスター インスタンス (SQL Server)」を参照してください。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

フェールオーバー クラスターの完了に関するワークフローを示すために必要です。

サポートされる値:

  • CompleteFailoverCluster

SQL Server セットアップ コントロール

/ENU

オプション

ローカライズされたオペレーティング システムに SQL Server の英語版をインストールする場合に、オペレーティング システムに対応する言語と英語の両方の言語パックがインストール メディアに含まれているときは、このパラメーターを使用します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERGROUP

オプション

SQL Server フェールオーバー クラスターに使用されるリソース グループの名前を指定します。 名前は、既存のクラスター グループの名前か新規のリソース グループの名前のどちらかになります。

既定値:

SQLServer(<InstanceName>)

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、/H、/?

オプション

パラメーターの使用方法を表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。 このパラメーターが指定されていない場合、Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERDISKS

省略可能

SQL Server フェールオーバー クラスター リソース グループに含まれる共有ディスクの一覧を指定します。

既定値:

最初のドライブは、すべてのデータベースに対して既定のドライブとして使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES

必須

エンコードされた IP アドレスを指定します。 エンコードはセミコロン (;) で区切り、<IP の種類>;<アドレス>;<ネットワーク名>;<サブネット マスク> という形式に従います。 サポートされている IP の種類には、DHCP、IPv4、および IPv6 があります。 フェールオーバー クラスターの IP アドレスを複数指定するには、間にスペースを入れます。 次の例を参照してください。

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=DEFAULT

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=IPv4;DHCP;ClusterNetwork1

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=IPv4;172.16.0.0;ClusterNetwork1;172.31.255.255

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=IPv6;DHCP;ClusterNetwork1

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=IPv6;2001:db8:23:1002:20f:1fff:feff:b3a3;ClusterNetwork1

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERNETWORKNAME

必須

新しい SQL Server フェールオーバー クラスターのネットワーク名を指定します。 このネットワーク名は、ネットワーク上で新しい SQL Server フェールオーバー クラスター インスタンスを識別するために使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIRMIPDEPENDENCYCHANGE

マルチサブネット フェールオーバー クラスターについて、IP アドレス リソースの依存関係を OR に設定することを示します。 詳細については、「新しい SQL Server フェールオーバー クラスターの作成 (セットアップ)」を参照してください。

サポートされる値:

  • 0 = False (既定値)

  • 1 = True

Analysis Services

/ASBACKUPDIR

オプション

Analysis Services バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Backup

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Backup

Analysis Services

/ASCOLLATION

オプション

Analysis Services の照合順序の設定を指定します。

既定値:

  • Latin1_General_CI_AS

Analysis Services

/ASCONFIGDIR

オプション

Analysis Services 構成ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Config

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Config

Analysis Services

/ASDATADIR

オプション

Analysis Services データ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Data

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\<INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Data

Analysis Services

/ASLOGDIR

オプション

Analysis Services ログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Log

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Log

Analysis Services

/ASSERVERMODE

省略可能

Analysis Services インスタンスのサーバー モードを指定します。 クラスターのシナリオで有効な値は、MULTIDIMENSIONAL または TABULAR です。 ASSERVERMODE では、大文字と小文字が区別されます。 値はすべて大文字で指定する必要があります。 有効な値の詳細については、「表形式モードでの Analysis Services のインストール」を参照してください。

Analysis Services

/ASSYSADMINACCOUNTS

必須

Analysis Services の管理者資格情報を指定します。

Analysis Services

/ASTEMPDIR

オプション

Analysis Services 一時ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • WOW モード (64 ビット) 用: %Program Files(x86)%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Temp

  • その他すべてのインストール用: %Program Files%\Microsoft SQL Server\ <INSTANCEDIR>\<ASInstanceID>\OLAP\Temp

Analysis Services

/ASPROVIDERMSOLAP

オプション

MSOLAP プロバイダーをインプロセスで実行できるかどうかを指定します。

既定値:

  • 1 = 有効

SQL Server データベース エンジン

/INSTALLSQLDATADIR

必須

SQL Server データ ファイルのデータ ディレクトリを指定します。

データ ディレクトリは、共有クラスター ディスク上に指定する必要があります。

SQL Server データベース エンジン

/SAPWD

/SECURITYMODE=SQL の場合に必須

SQL Server sa アカウントのパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SECURITYMODE

オプション

SQL Server のセキュリティ モードを指定します。

このパラメーターを指定しない場合、Windows 限定の認証モードがサポートされます。

サポートされる値:

  • SQL

SQL Server データベース エンジン

/SQLBACKUPDIR

オプション

バックアップ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Backup

SQL Server データベース エンジン

/SQLCOLLATION

省略可

SQL Server の照合順序の設定を指定します。

既定値は、Windows オペレーティング システムのロケールに基づいています。 詳細については、「セットアップでの照合順序の設定」を参照してください。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSYSADMINACCOUNTS

必須

sysadmin ロールのメンバーとなるためにログインを準備するには、このパラメーターを使用します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBDIR

オプション

tempdb のデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLTEMPDBLOGDIR

オプション

tempdb のログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBDIR

オプション

ユーザー データベースのデータ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

SQL Server データベース エンジン

/SQLUSERDBLOGDIR

オプション

ユーザー データベースのログ ファイルのディレクトリを指定します。

既定値:

  • <InstallSQLDataDir>\ <SQLInstanceID>\MSSQL\Data

Reporting Services

/RSINSTALLMODE

ファイル専用モードのみで使用可

Reporting Services のインストール モードを指定します。

サンプル構文:

データベース エンジンおよび Analysis Services 用のフェールオーバー クラスターの高度なインストール シナリオで "完了" 手順を実行するには、 フェールオーバー クラスター内のアクティブなノードにするコンピューター上で次のコマンドを実行して、ノードを使用できるようにします。 また、Analysis Services フェールオーバー クラスター内の共有ディスクを所有するノードで "CompleteFailoverCluster" アクションを実行する必要があります。

既定のインスタンスについてフェールオーバー クラスターのインストールを完了するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。

setup.exe /q /ACTION=CompleteFailoverCluster /InstanceName=MSSQLSERVER /INDICATEPROGRESS /ASSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\Username>" /ASDATADIR=<Drive>:\OLAP\Data /ASLOGDIR=<Drive>:\OLAP\Log /ASBACKUPDIR=<Drive>:\OLAP\Backup /ASCONFIGDIR=<Drive>:\OLAP\Config /ASTEMPDIR=<Drive>:\OLAP\Temp /FAILOVERCLUSTERDISKS="<Cluster Disk Resource Name - for example, 'Disk S:'>:" /FAILOVERCLUSTERNETWORKNAME="<Insert FOI Network Name>" /FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES="IPv4;xx.xxx.xx.xx;Cluster Network;xxx.xxx.xxx.x" /FAILOVERCLUSTERGROUP="MSSQLSERVER" /INSTALLSQLDATADIR="<Drive>:\<Path>\MSSQLSERVER" /SQLCOLLATION="SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS" /SQLSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\UserName>"

名前付きインスタンスに対してフェールオーバー クラスターのインストールを完了するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。

setup.exe /q /ACTION=CompleteFailoverCluster /InstanceName="<Insert Instance Name>" /INDICATEPROGRESS /ASSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\UserName>" /ASDATADIR=<Drive>:\KATMAI\Data /ASLOGDIR=<drive>:\KATMAI\Log /ASBACKUPDIR=<Drive>:\KATMAI\Backup /ASCONFIGDIR=<Drive>:\KATMAI\Config /ASTEMPDIR=<Drive>:\KATMAI\Temp /FAILOVERCLUSTERDISKS="<Cluster Disk Resource Name - for example, 'Disk S:'>" /FAILOVERCLUSTERNETWORKNAME="CompNamedFOI" /FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES="IPv4;xx.xxx.xx.xx;ClusterNetwork1;xxx.xxx.xxx.x" /FAILOVERCLUSTERGROUP="<Insert New Group Name>" /INSTALLSQLDATADIR="<Drive>:\<Path>\MSSQLSERVER_KATMAI" /SQLCOLLATION="SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS" /SQLSYSADMINACCOUNTS="<DomainName\Username>"

フェールオーバー クラスターのアップグレード パラメーター

次の表に示すパラメーターは、フェールオーバー クラスターのアップグレード用コマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。 詳細については、「SQL Server フェールオーバー クラスター インスタンスのアップグレード (セットアップ)」および「AlwaysOn フェールオーバー クラスター インスタンス (SQL Server)」を参照してください。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

インストール ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値:

  • Upgrade

SQL Server セットアップ コントロール

/IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

自動インストールのために /Q パラメーターまたは /QS パラメーターを指定した場合にのみ必須

ライセンス条項への同意を確認するために必要です。

SQL Server セットアップ コントロール

/ENU

オプション

ローカライズされたオペレーティング システムに SQL Server の英語版をインストールする場合に、オペレーティング システムに対応する言語と英語の両方の言語パックがインストール メディアに含まれているときは、このパラメーターを使用します。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateEnabled

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを検出し、それらを含める必要があるかどうかを指定します。 有効値は True および False または 1 および 0 です。 既定では、SQL Server セットアップには検出された更新プログラムが含まれます。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateSource

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを取得する場所を指定します。 有効値は Microsoft Update を検索する "MU"、有効なフォルダー パス、相対パス (.\MyUpdates など)、 または UNC 共有です。 既定では、SQL Server セットアップは Microsoft Update または Windows Server Update Services を介して Windows Update Service を検索します。

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

省略可

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/ERRORREPORTING

オプション

SQL Server のエラー報告を指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、/H、/?

オプション

パラメーターの使用方法を表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEDIR

オプション

共有コンポーネントの既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCEID

SQL Server 2008 または SQL Server 2008 R2 からアップグレードする場合に必須

次をアップグレードする場合はオプション: SQL Server 2005

InstanceID の既定値以外の値を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。 このパラメーターが指定されていない場合、Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/SQMREPORTING

オプション

SQL Server の機能の使用状況レポートを指定します。

詳細については、「Microsoft エラー報告サービスのプライバシーに関する声明」を参照してください。

サポートされる値:

  • 1 = 有効

  • 0 = 無効

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERROLLOWNERSHIP

アップデート中のフェールオーバーの動作を指定します。

SQL Server Browser サービス

/BROWSERSVCSTARTUPTYPE

オプション

SQL Server Browser サービスのスタートアップ モードを指定します。

サポートされる値:

  • Automatic

  • Disabled

  • Manual

SQL Server フルテキスト

/FTUPGRADEOPTION

オプション

フルテキスト カタログのアップグレード オプションを指定します。

サポートされる値:

  • REBUILD

  • RESET

  • IMPORT

Integration Services

/ISSVCACCOUNT

必須

Integration Services のアカウントを指定します。

既定値:

  • NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE

Integration Services

/ISSVCPASSWORD

必須

Integration Services のパスワードを指定します。

Integration Services

/ISSVCStartupType

オプション

Integration Services サービスのスタートアップ モードを指定します。

Reporting Services

/RSUPGRADEDATABASEACCOUNT

省略可

このパラメーターは、Version 2008 R2 またはそれ以前の SharePoint モードのレポート サーバーをアップグレードするときにだけ使用されます。 以前の SharePoint モード アーキテクチャを使用するレポート サーバーでは、追加のアップグレード操作が実行されます。このアーキテクチャは SQL Server 2012 Reporting Services で変更されました。 コマンド ラインでのインストール時にこのパラメーターが指定されていない場合、以前のレポート サーバー インスタンスの既定のサービス アカウントが使用されます。 このパラメーターを使用する場合は、/RSUPGRADEPASSWORD パラメーターを使ってパスワードを指定します。

Reporting Services

/RSUPGRADEPASSWORD

省略可

既存のレポート サーバー サービス アカウントのパスワード。

ノード追加パラメーター

次の表に示すパラメーターは、ノード追加用のコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

AddNode ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値:

  • AddNode

SQL Server セットアップ コントロール

/IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS

自動インストールのために /Q パラメーターまたは /QS パラメーターを指定した場合にのみ必須

ライセンス条項への同意を確認するために必要です。

SQL Server セットアップ コントロール

/ENU

オプション

ローカライズされたオペレーティング システムに SQL Server の英語版をインストールする場合に、オペレーティング システムに対応する言語と英語の両方の言語パックがインストール メディアに含まれているときは、このパラメーターを使用します。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateEnabled

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを検出し、それらを含める必要があるかどうかを指定します。 有効値は True および False または 1 および 0 です。 既定では、SQL Server セットアップには検出された更新プログラムが含まれます。

SQL Server セットアップ コントロール

/UpdateSource

省略可

SQL Server セットアップが製品の更新プログラムを取得する場所を指定します。 有効値は Microsoft Update を検索する "MU"、有効なフォルダー パス、相対パス (.\MyUpdates など)、 または UNC 共有です。 既定では、SQL Server セットアップは Microsoft Update または Windows Server Update Services を介して Windows Update Service を検索します。

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

省略可

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、/H、/?

オプション

パラメーターの使用方法を表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/PID

オプション

SQL Server のエディション用のプロダクト キーを指定します。 このパラメーターが指定されていない場合、Evaluation が使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES

必須

エンコードされた IP アドレスを指定します。 エンコードはセミコロン (;) で区切り、<IP の種類>;<アドレス>;<ネットワーク名>;<サブネット マスク> という形式に従います。 サポートされている IP の種類には、DHCP、IPv4、および IPv6 があります。 フェールオーバー クラスターの IP アドレスを複数指定するには、間にスペースを入れます。 次の例を参照してください。

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=DEFAULT

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=IPv4;DHCP;ClusterNetwork1

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=IPv4;172.16.0.0;ClusterNetwork1;172.31.255.255

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=IPv6;DHCP;ClusterNetwork1

  • FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES=IPv6;2001:db8:23:1002:20f:1fff:feff:b3a3;ClusterNetwork1

詳細については、「SQL Server フェールオーバー クラスターでのノードの追加または削除 (セットアップ)」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIRMIPDEPENDENCYCHANGE

必須

マルチサブネット フェールオーバー クラスターについて、IP アドレス リソースの依存関係を OR に設定することを示します。 詳細については、「SQL Server フェールオーバー クラスターでのノードの追加または削除 (セットアップ)」を参照してください。

サポートされる値:

  • 0 = False (既定値)

  • 1 = True

SQL Server エージェント

/AGTSVCACCOUNT

必須

SQL Server エージェント サービスのアカウントを指定します。

SQL Server エージェント

/AGTSVCPASSWORD

必須

SQL Server エージェント サービス アカウントのパスワードを指定します。

Analysis Services

/ASSVCACCOUNT

必須

Analysis Services サービスのアカウントを指定します。

Analysis Services

/ASSVCPASSWORD

必須

Analysis Services サービスのパスワードを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCACCOUNT

必須

SQL Server サービスの開始アカウントを指定します。

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCPASSWORD

必須

SQLSVCACCOUNT のパスワードを指定します。

Integration Services

/ISSVCPASSWORD

必須

Integration Services のパスワードを指定します。

Reporting Services

/RSINSTALLMODE

ファイル専用モードのみで使用可

Reporting Services のインストール モードを指定します。

Reporting Services

/RSSVCPASSWORD

必須

Reporting Services サービスの開始アカウントのパスワードを指定します。

追加情報:

クラスター対応のコンポーネントは、データベース エンジンと Analysis Services だけです。 他の機能はクラスターに対応していないので、フェールオーバーに対する可用性があまり高くありません。

サンプル構文:

データベース エンジンおよび Analysis Services が配置された既存のフェールオーバー クラスター インスタンスにノードを追加するには

setup.exe /q /ACTION=AddNode /INSTANCENAME="<Insert Instance Name>" /SQLSVCACCOUNT="<SQL account that is used on other nodes>" /SQLSVCPASSWORD="<password for SQL account>" /AGTSVCACCOUNT="<SQL Server Agent account that is used on other nodes>", /AGTSVCPASSWORD="<SQL Server Agent account password>" /ASSVCACCOUNT="<AS account that is used on other nodes>" /ASSVCPASSWORD=”<password for AS account>” /INDICATEPROGRESS /IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS /FAILOVERCLUSTERIPADDRESSES="IPv4;xx.xxx.xx.xx;ClusterNetwork1;xxx.xxx.xxx.x" /CONFIRMIPDEPENDENCYCHANGE=0

ノード削除パラメーター

次の表に示すパラメーターは、ノード削除用のコマンド ライン スクリプトを作成する場合に使用します。 フェールオーバー クラスターをアンインストールするには、各フェールオーバー クラスター ノードで RemoveNode を実行する必要があります。 詳細については、「AlwaysOn フェールオーバー クラスター インスタンス (SQL Server)」を参照してください。

SQL Server コンポーネント

パラメーター

説明

SQL Server セットアップ コントロール

/ACTION

必須

RemoveNode ワークフローを示すために必要です。

サポートされる値:

  • RemoveNode

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIGURATIONFILE

オプション

使用する ConfigurationFile を指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HELP、/H、/?

オプション

パラメーターの使用方法を表示します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INDICATEPROGRESS

オプション

詳細なセットアップ ログ ファイルがコンソールにパイプされるように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/INSTANCENAME

必須

SQL Server インスタンス名を指定します。

詳細については、「インスタンスの構成」を参照してください。

SQL Server セットアップ コントロール

/Q

オプション

セットアップが、ユーザー インターフェイスなしで、非表示モードで実行されるように指定します。 このパラメーターは、自動インストールに使用されます。

SQL Server セットアップ コントロール

/QS

オプション

セットアップが UI を使用して実行され、UI を使用して進捗状況が表示されるように指定します。さらに、セットアップで入力ができないように、またはエラー メッセージが表示されないように指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/HIDECONSOLE

オプション

コンソール ウィンドウを非表示にするか閉じる場合に指定します。

SQL Server セットアップ コントロール

/CONFIRMIPDEPENDENCYCHANGE

必須

マルチサブネット フェールオーバー クラスターについて、IP アドレス リソースの依存関係を OR から AND に設定することを示します。 詳細については、「SQL Server フェールオーバー クラスターでのノードの追加または削除 (セットアップ)」を参照してください。

サポートされる値:

  • 0 = False (既定値)

  • 1 = True

サンプル構文:

データベース エンジンおよび Analysis Services が配置された既存のフェールオーバー クラスター インスタンスからノードを削除するには

setup.exe /q /ACTION=RemoveNode /INSTANCENAME="<Insert Instance Name>" [/INDICATEPROGRESS] /CONFIRMIPDEPENDENCYCHANGE=0

サービス アカウント パラメーター

ビルトイン アカウント、ローカル アカウント、またはドメイン アカウントを使用して、SQL Server サービスを構成できます。

注意

管理されたサービス アカウント、仮想アカウント、またはビルトイン アカウントを使用する場合、対応するパスワード パラメーターを指定しないでください。 これらのサービス アカウントの詳細については、「Windows サービス アカウントと権限の構成」の「Windows 7 と Windows Server 2008 R2 で利用可能な新しいアカウントの種類」を参照してください。

サービス アカウントの構成の詳細については、「Windows サービス アカウントと権限の構成」を参照してください。

SQL Server コンポーネント

アカウント パラメーター

パスワード パラメーター

スタートアップの種類

SQL Server エージェント

/AGTSVCACCOUNT

/AGTSVCPASSWORD

/AGTSVCSTARTUPTYPE

Analysis Services

/ASSVCACCOUNT

/ASSVCPASSWORD

/ASSVCSTARTUPTYPE

SQL Server データベース エンジン

/SQLSVCACCOUNT

/SQLSVCPASSWORD

/SQLSVCSTARTUPTYPE

Integration Services

/ISSVCACCOUNT

/ISSVCPASSWORD

/ISSVCSTARTUPTYPE

Reporting Services

/RSSVCACCOUNT

/RSSVCPASSWORD

/RSSVCSTARTUPTYPE

機能パラメーター

特定の機能をインストールするには、/FEATURES パラメーターを使用して、以下の表の親機能の値または機能の値を指定します。 SQL Server の各エディションでサポートされる機能の一覧については、「SQL Server 2012 の各エディションがサポートする機能」を参照してください。

親機能パラメーター

機能パラメーター

説明

SQL

SQL Server データベース エンジン、レプリケーション、フルテキスト、および Data Quality サーバーをインストールします。

SQLEngine

SQL Server データベース エンジンのみをインストールします。

レプリケーション

SQL Server データベース エンジンと共にレプリケーション コンポーネントをインストールします。

FullText

SQL Server データベース エンジンと共にフルテキスト コンポーネントをインストールします。

DQ

Data Quality サーバーのインストールを完了するために必要なファイルをコピーします。 SQL Server のインストールが完了したら、DQSInstaller.exe ファイルを実行して、Data Quality サーバーのインストールを完了させる必要があります。 詳細については、「Data Quality Server のインストールを完了するための DQSInstaller.exe の実行」を参照してください。 このパラメーターでは、SQL Server データベース エンジンもインストールされます。

AS

すべての Analysis Services コンポーネントをインストールします。

RS

すべての Reporting Services コンポーネントをインストールします。

DQC

Data Quality クライアントをインストールします。

IS

すべての Integration Services コンポーネントをインストールします。

MDS

マスター データ サービスをインストールします。

Tools

クライアント ツールおよび SQL Server オンライン ブック コンポーネントをインストールします。

BC

旧バージョンとの互換性コンポーネントをインストールします。

BOL

ヘルプ コンテンツを表示および管理するための SQL Server オンライン ブック コンポーネントをインストールします。

BIDS

SQL Server データ ツール (SSDT) をインストールします。

Conn

接続コンポーネントをインストールします。

SSMS

SQL Server 管理ツール - 基本をインストールします。

これには、次の内容が含まれます。

  • SQL Server Management Studio による SQL Server データベース エンジン、SQL Server Express、sqlcmd ユーティリティ、および SQL Server PowerShell プロバイダーのサポート

ADV_SSMS

SQL Server 管理ツール - 完全をインストールします。

基本バージョンのコンポーネントのほかに、以下のコンポーネントも含まれます。

  • SQL Server Management Studio による Reporting Services、Analysis Services、および Integration Services のサポート

  • SQL Server Profiler

  • データベース エンジン チューニング アドバイザー

  • SQL Server ユーティリティ管理

DREPLAY_CTLR

Distributed Replay Controller をインストールします。

DREPLAY_CLT

Distributed Replay Client をインストールします。

SNAC_SDK

Microsoft SQL Server Native Client 用 SDK をインストールします。

SDK

ソフトウェア開発キットをインストールします。

LocalDB1

LocalDB をインストールします。LocalDB は、プログラムの開発者を対象とした SQL Server Express の実行モードです。

1SQL Server 2012 Express の SKU をインストールするときに、LocalDB を選択できます。 SQL Server 2012 Express LocalDB の詳細については、「SQL Server 2012 Express LocalDB」を参照してください。

機能パラメーターの例:

パラメーターおよび値

説明

/FEATURES=SQLEngine

レプリケーションおよびフルテキストなしのデータベース エンジンをインストールします。

/FEATURES=SQLEngine, FullText

データベース エンジンとフルテキストをインストールします。

/FEATURES=SQL, Tools

完全なデータベース エンジンおよびすべてのツールをインストールします。

/FEATURES=BOL

ヘルプ コンテンツを表示および管理するための SQL Server オンライン ブック コンポーネントをインストールします。

ロール パラメーター

セットアップ ロール パラメーター (/Role パラメーター) は、あらかじめ構成された機能の選択内容をインストールするために使用されます。 Analysis Services のロールでは、既存の SharePoint ファームまたは新規の未構成ファームのどちらかに Analysis Services インスタンスがインストールされます。 これらのシナリオをサポートするために、2 つのセットアップ ロールが用意されています。 インストールするために選択できるセットアップ ロールは一度に 1 つだけです。 セットアップ ロールを選択すると、そのロールに所属する機能とコンポーネントがセットアップによってインストールされます。 ロールに指定されている機能とコンポーネントは変更できません。 機能ロール パラメーターの使用方法の詳細については、「コマンド プロンプトからの PowerPivot のインストール」を参照してください。

AllFeatures_WithDefaults ロールは、SQL Server Express のエディションの既定の動作であり、このロールを指定した場合は、ユーザーに対して表示されるダイアログ ボックスの数が減少します。 このロールは、SQL Server Express 以外の SQL Server エディションをインストールするときに、コマンド ラインから指定できます。

ロール

説明

インストールされる機能

SPI_AS_ExistingFarm

Analysis Services を PowerPivot 名前付きインスタンスとして、既存の SharePoint Server 2010 ファームまたはスタンドアロン サーバーにインストールします。

メモリ内のデータの格納と処理用にあらかじめ構成された、Analysis Services 計算エンジン

PowerPivot ソリューション パッケージ

PowerPivot for Excel のインストーラー プログラム

SQL Server オンライン ブック

SPI_AS_NewFarm

Analysis Services およびデータベース エンジンを PowerPivot 名前付きインスタンスとして、新しい未構成の Office SharePoint Server 2010 ファームまたはスタンドアロン サーバーにインストールします。 SQL Server セットアップは、機能ロールのインストール時にファームを構成します。

メモリ内のデータの格納と処理用にあらかじめ構成された、Analysis Services 計算エンジン

PowerPivot ソリューション パッケージ

SQL Server オンライン ブック

データベース エンジン

構成ツール

SQL Server Management Studio

AllFeatures_WithDefaults

現在のエディションで使用できるすべての機能をインストールします。

現在のユーザーを SQL Server sysadmin 固定サーバー ロールに追加します。

Windows Vista または Windows Server 2008 以降を使用しており、オペレーティング システムがドメイン コントローラーでない場合、データベース エンジンと Reporting Services は既定で NTAUTHORITY\NETWORK SERVICE アカウントを使用し、Integration Services は既定で NTAUTHORITY\NETWORK SERVICE アカウントを使用します。

このロールは、SQL Server Express のエディションで、既定で有効になっています。 その他のエディションの場合、このロールは有効になっていませんが、UI またはコマンド ライン パラメーターを使用して指定できます。

SQL Server Express のエディションの場合は、そのエディションで使用できる機能のみがインストールされます。 その他のエディションの場合は、SQL Server のすべての機能がインストールされます。

AllFeatures_WithDefaults パラメーターは、AllFeatures_WithDefaults パラメーターの設定をオーバーライドする他のパラメーターと組み合わせて使用できます。 たとえば、AllFeatures_WithDefaults パラメーターと /Features=RS パラメーターを組み合わせて使用すると、すべての機能をインストールするコマンドがオーバーライドされ Reporting Services のみがインストールされますが、AllFeatures_WithDefaults パラメーターを適用することで、Reporting Services に対して既定のサービス アカウントが使用されます。

AllFeatures_WithDefaults パラメーターを /ADDCURRENTUSERASSQLADMIN=FALSE と共に使用すると、準備ダイアログ ボックスには現在のユーザーに関する情報が自動入力されません。 SQL Server エージェントのサービス アカウントとパスワードを指定するには、/AGTSVCACCOUNT/AGTSVCPASSWORD を追加します。

/FAILOVERCLUSTERROLLOWNERSHIP パラメーターを使用したフェールオーバーの動作の制御

SQL Server フェールオーバー クラスターを SQL Server 2012 にアップグレードするには、フェールオーバー クラスター ノードのパッシブ ノードから開始して、1 ノードごとにセットアップを実行する必要があります。 フェールオーバー クラスター インスタンスのノード総数と、アップグレード済みのノードの数との違いに応じて、セットアップがアップグレード済みのノードにフェールオーバーする時期が決まります。 ノード総数の半数以上がアップグレード済みの場合、既定のセットアップにより、アップグレード済みのノードにフェールオーバーが発生します。

アップグレード プロセス中にクラスター ノードのフェールオーバーの動作を制御するには、コマンド プロンプトでアップグレード操作を実行して /FAILOVERCLUSTERROLLOWNERSHIP パラメーターを使用し、アップグレード操作によってノードがオフラインになる前にフェールオーバーの動作を制御します。 このパラメーターの使用方法は次のとおりです。

  • /FAILOVERCLUSTERROLLOWNERSHIP=0 を指定すると、クラスターの所有権 (グループの移動) がアップグレード済みのノードに移動しないため、このノードはアップグレード終了時に SQL Server クラスターの実行可能な所有者の一覧に追加されません。

  • /FAILOVERCLUSTERROLLOWNERSHIP=1 を指定すると、クラスターの所有権 (グループの移動) がアップグレードされたノードに移動するため、このノードはアップグレード終了時に SQL Server クラスターの実行可能な所有者の一覧に追加されます。

  • /FAILOVERCLUSTERROLLOWNERSHIP=2 は既定の設定です。 これは、このパラメーターが指定されていない場合に使用されます。 この設定は、SQL Server セットアップによってクラスターの所有権 (グループの移動) が必要に応じて管理されることを示しています。

インスタンス ID (InstanceID) の構成

インスタンス ID (/InstanceID) パラメーターは、インスタンス コンポーネントのインストール先と、インスタンスのレジストリ パスを指定するために使用されます。 "INSTANCEID" の値は文字列で、一意である必要があります。

  • SQL インスタンス ID: MSSQL11.<INSTANCEID>

  • AS インスタンス ID: MSAS11.<INSTANCEID>

  • RS インスタンス ID: MSRS11.<INSTANCEID>

インスタンス対応のコンポーネントは次の場所に格納されます。

%Program Files%\Microsoft SQL Server\<SQLInstanceID>

%Program Files%\Microsoft SQL Server\<ASInstanceID>

%Program Files%\Microsoft SQL Server\<RSInstanceID>

注意

INSTANCEID をコマンド ラインで指定しない場合、既定のセットアップでは、<INSTANCEID> の代わりに <INSTANCENAME> が使用されます。

関連項目

タスク

インストール ウィザードからの SQL Server 2012 のインストール (セットアップ)

概念

SQL Server フェールオーバー クラスターのインストール

SQL Server 2012 のビジネス インテリジェンス機能のインストール