sys.sp_xtp_unbind_db_resource_pool (Transact-SQL)
このシステム ストアド プロシージャは、インメモリ OLTP メモリの使用状況を追跡するために、データベースとリソース プールとの間にある既存のバインドを削除します。 指定したデータベースに現在バインドされたプールがない場合、成功が返されます。 データベースのバインドが解除されると、メモリ最適化オブジェクトのために以前割り当てられたメモリは以前のリソース プールに割り当てられたままです。 割り当てられたメモリを解放するには、データベースを再起動する必要があります。 データベースとリソース プールとのバインドが解除されると、バインドは DEFAULT リソース プールを使用します。
適用対象: SQL Server (SQL Server 2014 から現在のバージョンまで) |
構文
sys.sp_xtp_unbind_db_resource_pool 'database_name'
引数
- database_name
既存のインメモリ OLTP 対応データベースの名前。
メッセージ
データベースが名前付きリソース プールにバインドされていた場合、このプロシージャは正常に終了します。ただし、バインドの解除を有効にするにはデータベースを再起動する必要があります。
指定したデータベースに既存のバインドが存在しない場合、sp_xtp_unbind_db_resource_pool は正常に終了しますが、次のような情報メッセージが表示されます。Msg 41374, Level 16, State 1, Procedure sp_xtp_unbind_db_resource_pool_internal, Line 140. Database 'Hekaton_DB' does not have a binding to a resource pool.
使用例
次のコードは、バインドされたインメモリ OLTP リソース プールからデータベース Hekaton_DB をバインド解除します。 Hekaton_DB がインメモリ OLTP リソース プールに現在バインドされていない場合、メッセージが表示されます。 バインドの解除を有効にするにはデータベースを再起動する必要があります。
sys.sp_xtp_unbind_db_resource_pool 'Hekaton_DB'
要件
database_name で指定したデータベースは、インメモリ OLTP リソース プールにバインドされている必要があります。
CONTROL SERVER 権限が必要です。
関連項目
参照
sys.sp_xtp_bind_db_resource_pool (Transact-SQL)