OPTION 句 (Transact-SQL)
クエリ全体で、指定のクエリ ヒントを使用する必要があることを指定します。 複数のクエリ ヒントを使用できますが、各クエリ ヒントを指定できるのは 1 回だけです。 OPTION 句はステートメントで 1 回だけ指定できます。
この句は SELECT、DELETE、UPDATE、および MERGE ステートメントで指定できます。
適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで)、Windows Azure SQL データベース (初回のリリースから現在のバージョンまで) |
構文
[ OPTION ( <query_hint> [ ,...n ] ) ]
引数
- query_hint
データベース エンジンのステートメント処理をカスタマイズするためのオプティマイザー ヒントを示すキーワードです。 詳細については、「クエリ ヒント (Transact-SQL)」を参照してください。
使用例
次の例では、GROUP BY 句と共に OPTION 句を使用する方法を示します。
USE AdventureWorks2012;
GO
SELECT ProductID, OrderQty, SUM(LineTotal) AS Total
FROM Sales.SalesOrderDetail
WHERE UnitPrice < $5.00
GROUP BY ProductID, OrderQty
ORDER BY ProductID, OrderQty
OPTION (HASH GROUP, FAST 10);
GO