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ソフトウェア ライセンスを資産インテリジェンス カタログにインポートする

適用対象: System Center Configuration Manager 2007 R2, System Center Configuration Manager 2007 R3, System Center Configuration Manager 2007 SP1, System Center Configuration Manager 2007 SP2

前回の改訂 : 2008 年 8 月

次の各セクションでは、資産インテリジェンス ライセンスのインポート ウィザードを使用して、Microsoft および Microsoft 以外のソフトウェア ライセンス情報を Configuration Manager 2007 SP1 サイト データベースにインポートするのに必要な手順について説明します。

ソフトウェア ライセンス情報をライセンス情報ファイルからサイト データベースにインポートする場合は、サイト サーバー コンピュータ アカウントに、ソフトウェア ライセンス情報のインポートで使用されるファイル共有に対するフル コントロールの NTFS アクセス許可が必要です。

重要

ソフトウェア ライセンス情報をサイト データベースにインポートすると、既存のソフトウェア ライセンス情報が上書きされます。資産インテリジェンス ライセンスのインポート ウィザードで使用されるソフトウェア ライセンス情報ファイルに、すべての必要なソフトウェア ライセンス情報の完全なリストが含まれていることを確認してください。

資産インテリジェンス ライセンスのインポート ウィザードの使用の詳細については、「ソフトウェア ライセンス情報のインポート方法」を参照してください。

注意

このトピックの情報は、Configuration Manager 2007 SP1 のみに適用されます。

Microsoft ボリューム ライセンス (MVLS) のソフトウェア ライセンス情報のインポート

Microsoft ソフトウェア ライセンス情報は、Microsoft ライセンス スプレッドシートから直接、資産インテリジェンス カタログにインポートできます。ソフトウェア ライセンス情報をインポートする前に、MVLS スプレッドシートを .xml ファイルに変換する必要があります。次の手順は、Microsoft Office Excel を使用して、MVLS ライセンス スプレッドシート ファイルを .xml 形式に変換する方法を示しています。

重要

この手順では、Microsoft Office Excel 2003 または Microsoft Office Excel 2007 を使用できます。ただし、Microsoft Office Excel 2003 (.xls) で作成された MVLS スプレッドシートを Microsoft Office Excel 2007 (.xlsx) で変換することはできません。手順を開始する前に、MVLS ステートメント ファイルの種類が、使用する Microsoft Office Excel のバージョンと同じであることを確認してください。

Microsoft ボリューム ライセンス ステートメントを .xml 形式に変換するには

  1. MVLS スプレッドシートを Microsoft Office Excel で開き、[ライセンスの概要]タブが選択されていることを確認します。

  2. Microsoft Office Excel の[ファイル]メニューから、ファイルを .xml 形式で保存します。Microsoft Excel 2003 を使用する場合は、作成したファイルを[XML スプレッドシート]形式のファイルで保存してください。Microsoft Excel 2007 を使用する場合は、作成したファイルを[XML スプレッドシート 2003]形式のファイルで保存してください。

  3. 資産インテリジェンス ライセンスのインポート ウィザードでソフトウェア ライセンス情報を資産インテリジェンス カタログにインポートするときに使用するファイル共有に、この .xml ファイルをコピーします。

  4. Configuration Manager コンソールから、資産インテリジェンス ライセンスのインポート ウィザードを使用して、新しく作成した .xml ライセンス情報ファイルをインポートします。

  5. 資産インテリジェンスの[ライセンス 14A - Microsoft ボリューム ライセンス調整レポート]を実行し、ライセンス情報が正常に資産インテリジェンス カタログにインポートされたことを確認します。

Microsoft ボリューム ライセンス (MVLS) 以外のソフトウェア ライセンス情報のインポート

手動で作成した .csv ファイル形式のライセンス インポート ファイルを使用すれば、Microsoft 以外のソフトウェア ライセンス情報も資産インテリジェンス カタログにインポートできます。Microsoft 以外のライセンス インポート ファイルを作成するときに、資産インテリジェンス カタログにインポートするソフトウェアのライセンスを記述する場合は、次の表にある情報を使用できます。名前、発行元、バージョン、言語、有効な数量、発注番号、販売店名、購入日、サポートの購入 (「1」または「0」)、サポートの有効期限、備考。

列名 [データの種類] 必須

名前

255 文字まで

はい

[ソフトウェア タイトル]

[発行元]

255 文字まで

はい

ソフトウェア発行元

[バージョン情報]

255 文字まで

はい

ソフトウェア タイトルのバージョン

[言語]

255 文字まで

はい

ソフトウェア タイトルの言語

有効な数量

整数値

はい

購入ライセンス数

発注番号

255 文字まで

いいえ

注文書情報

販売店名

255 文字まで

いいえ

販売店情報

購入日

次の形式の日付の値 :月/日/年

いいえ

ライセンスの購入日。

サポートの購入

ビット値

いいえ

0 または 1。[はい]の場合は 0、[いいえ]の場合は 1 を入力します。

サポートの有効期限

次の形式の日付の値 :月/日/年

いいえ

購入したサポートの終了日。

[コメント]

255 文字まで

いいえ

備考

注意

データの指定が必要なフィールドは、[名前]、[発行元]、[バージョン]、[有効な数量]のみですが、ライセンスのインポート ファイルの最初の行はすべてのフィールドの入力が必要です。すべての日付フィールドは、次の形式で表示されます。この例では "月/日/年" となります。 8/4/2008.

次の手順は、Microsoft Office Excel を使用して、Microsoft 以外のソフトウェア ライセンスのインポート ファイルを作成する方法を示しています。

Microsoft Office Excel を使用して、Microsoft 以外のライセンス インポート ファイルを作成するには

  1. Microsoft Office Excel を開き、新しいスプレッドシートを作成します。

  2. 新しいスプレッドシートの 1 行目に、すべてのソフトウェア ライセンスのデータフィールド名を入力します。

  3. 2 行目以降に、必要に応じてソフトウェア ライセンス情報を入力します。少なくとも、必須ソフトウェア ライセンスのデータ フィールドがすべて、インポートする各ソフトウェア ライセンスの 2 行目以降も入力されていることを確認します。スプレッドシートに入力したソフトウェア タイトル名は、ハードウェア インベントリが実行された後に、クライアント コンピュータについてリソース エクスプローラで表示されるソフトウェア タイトルと同じである必要があります。

  4. Microsoft Office Excel の[ファイル]メニューから、ファイルを .csv 形式で保存します。

  5. 資産インテリジェンス ライセンスのインポート ウィザードでソフトウェア ライセンス情報を資産インテリジェンス カタログにインポートするときに使用するファイル共有に、この .csv ファイルをコピーします。

  6. Configuration Manager コンソールから、資産インテリジェンス ライセンスのインポート ウィザードを使用して、新しく作成した .csv ライセンス情報ファイルをインポートします。

  7. 資産インテリジェンスの[ライセンス 15A - サード パーティ ソフトウェア調整レポート]を実行し、ライセンス情報が正常に資産インテリジェンス カタログにインポートされたことを確認します。

参照:

タスク

ソフトウェア ライセンス情報のインポート方法

概念

資産インテリジェンスのテクニカル リファレンス
資産インテリジェンスの Microsoft 以外のライセンスのインポート ファイルの例

その他の情報については、「Configuration Manager 2007 Information and Support」 (Configuration Manager 2007 の情報とサポート) を参照してください。
ドキュメント チームに連絡するには、次のアドレスに電子メールを送信してください。 SMSdocs@microsoft.com.