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印刷とエクスポートのオプション

Microsoft Expression Design では、[オプション] ダイアログ ボックスの [印刷とエクスポート] ウィンドウで、印刷、保存、クリップボードに保存など、イメージをエクスポートする方法を指定できます。

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[出力パスに曲線を再適合させる]   Expression Design の曲線の多くは、通常の PostScript のベジエ曲線に変換することが難しい B-スプラインなどの数学的曲線を使用して定義されています。ベクタ アートワークを印刷またはエクスポートする (たとえば、PDF ファイル形式でエクスポートする) と、Expression Design はそのアートワークの曲線を可能な限り元に近い形で再作成しようとします。このため、オブジェクトごとに数十から数百という多数のノードが生成されます。このオプションをオンにすると、適度な厳密さでパスとブラシ ストロークがマッピングされます。その結果、エクスポートされる曲線の外観はほとんど変わらず、含まれるノードの数は大幅に減少します (そのため、印刷や別のエディタでの処理が簡単になります)。

[長いパスの分割]   非常に長いパスや複雑なパスがファイルに含まれていると、ファイルの印刷時に問題が発生する場合があります。このオプションをオンにすると、複雑なパスが単純なパスに分割されて出力されます。分割を行っても、印刷結果の外観は変化しません。

[パス品質]   Expression Design の既定では、エクスポート時または印刷時のパス品質として [最良] が使用されます。高品質を必要としない場合は、[ドラフト] または [通常] を選択することが可能です。

[情報ベクタ化のレベル]   ファイルとしてエクスポートするときにイメージ ストロークのベクタ化に使用されるレベルの数は、既定では 5 ですが、この値は 1 ~ 16 の任意の値に変更できます。ビットマップ イメージに基づくストロークのベクタ化は、イメージのオート トレース機能と同様の処理です。イメージのオート トレースの詳細については、「ビットマップ イメージからパスへの変換」を参照してください)。