A/B 比較モードは、ファイルのサイズとビデオ (およびオーディオ) の品質のバランスをとるうえで役立ちます。 この機能を使用すると、ビデオに異なるプロファイル設定を適用した場合の視覚的な比較と、適用するプロファイル設定に応じて最終的に予想されるビデオのファイル サイズの比較とを同時に実行できます。 A/B 比較では、メディアを短時間テスト再生してさまざまな設定を試すことができるため、最適なエンコード方法をすばやく決定できます。
A/B 比較では、ビデオを 2 つの独立したストリームに分割します。Microsoft Expression Encoder は、これらのストリームを分割、バンド、並列、差分の 4 つのモードのいずれかで表示します。分割された部分は、それぞれ別々のストリームを表します。 次に、いずれかのストリームに一致するエンコード プロファイルを選択して適用します。 エンコードが完了した後、デュアル画面モードを使用して、あるバージョンのストリームを別のバージョンのストリームと比較します。
メモ : |
|---|
A/B 比較はライブ ブロードキャスト プロジェクトでは使用できません。 |
2 分割モードを使用したビデオの比較 (左右に分割)
.png)
多分割モードを使用したビデオの比較 (縦に分割)
.png)
並列モードを使用したビデオの比較
.png)
差分モードを使用したビデオの比較
.png)
2 分割画面モードでは、ビデオを水平または垂直に分割できます。 ビューアー ウィンドウには、フレームが黄色い線で二等分されたビデオが表示されます。 この黄色の線をドラッグして異なるサイズの領域を比較したり、イメージ内の 1 つの対象物に対して行った 2 つのエンコード方法の結果を直接比較したりできます。
多分割モードは 2 分割モードに似ていますが、分割線が複数ある点で異なります。 分割線の上にポインターを置き、分割線を右または左にドラッグすると、ビデオに表示する分割画面の数を増減することができます。 分割画面は、上下または左右に並べて表示することができます。
並列モードでは、ビューアーに 2 つのストリームが全画面表示されます。
差分モードは、並列モードに似ていますが、グレースケールで表示される点で異なります。 ダブルクリックすると、差分領域の色が反転します。 差分モードは、品質の違いを黒と白のコントラストとして表します。 たとえば、同じ品質の 2 つのストリームがある場合、差分は黒として表示されます。 オリジナルのストリームと、そのストリームの品質をかなり低下させた別のストリームがある場合、この 2 つのエンコードの差分は黒い背景に白で表されます。
ビデオを再生すると、両方のストリームが同時に再生されます。正確に同期されるため、厳密に比較することができます。 ビデオはループ再生されます。 ファイルにオーディオが含まれている場合、Expression Encoder はエンコード後のバージョンを再生します。
比較するビデオと比較モードを選択するには、3 つのメニューを組み合わせて使用します。これらのメニューは、すべてトランスポート コントロールの下にあります。
異なるエンコード方法を比較するには、テスト エンコードを実行します。次に、最初の 2 つの一覧から比較するバージョンを選択します。 たとえば、上に示した図のように一覧を設定した場合、比較ビューアーの左側にはエンコード前の元のビデオが表示され、右側には最初に選択したエンコード プロファイルが適用されたエンコード後のバージョンが表示されます。 [比較モード] ボックスの一覧で指定したモードに従って、これらの 2 つのストリームが分割して表示されます。 複数のテスト エンコードを連続して行ってから、そのうちの任意の 2 つを比較できます。
ホイール付きマウスを使用している場合は、マウスを使ってビデオのズーム インとズーム アウトを行うことができます。 ビデオの任意の場所をクリックし、マウス ホイールを回転させてズーム インまたはズーム アウトします。 マウスの位置によって、ズームの中心が決まります。
ビデオが長い場合は、スクロール バーがビデオの下部に表示されます。 スクロール バーにあるスクロール ボックスをマウスでドラッグして、ビデオを前後にスクロールできます。
A/B 比較を使用してエンコード方法を視覚的に比較するには
[メディア コンテンツ] パネル (トランスコード プロジェクトの場合) または [ソース] パネル (Silverlight プロジェクトの場合) で、ソースとして使用するビデオを選択します。
トランスポート コントロールの横の領域にある [A/B 比較モードに切り替え] をクリックするか、[表示] メニューの [A/B 比較モード] をクリックします。
比較ビューが、縦方向の 2 分割モードで開きます。 垂直から水平に切り替えるには、黄色の線をダブルクリックします。 別のモードを使用してビデオを表示するには、[比較モード] ボックスの一覧でモードを選択します。
ビデオにプリセットを追加するか、エンコード オプションを指定します。
[プレビュー] パネルの [プレビューする場合はクリックします] と表示されているセクションをクリックするか、比較ビューアーの上にある [ビルドのプレビュー] ボタンをクリックします。 Expression Encoder の既定では、ビデオの 6 秒間のセグメントだけがエンコードされます。 エンコード時間を長くするか、別のセグメントをエンコードするには、タイムライン
の白色のバーをドラッグします。別のエンコード方法を比較する場合は、手順 4. と 5. を繰り返します。比較ビューアーの上にある [A] メニューと [B] メニューでエンコード済みのイメージを選択して、ビデオのすべてのバージョンを比較できます。
バージョンの一覧をクリアするには、[A] メニューまたは [B] メニューで [バージョンのクリア] をクリックします。
A/B 比較モードを終了するには、[A/B 比較の終了] をクリックします。
Copyright ©2011 by Microsoft Corporation. All rights reserved.
メモ :