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ドキュメント タイプ情報の設定

ブラウザーでは、ページの DocType 宣言が読み取られ、ページで使用されている HTML のバージョンが特定されます。Microsoft Expression Web では、新しいページに DocType 宣言が自動的に挿入されるように、既定の DocType を設定できます。新しいページに DocType 宣言が自動的に挿入されないように設定することもできます。DocType 宣言の例を次に示します。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">

Web ページ上の DocType 宣言によって、Expression Web で非互換性の判定に使用されるスキーマと、HTML およびスクリプト用の IntelliSense も決まります。Expression Web では、ページの DocType が認識できないか存在しない場合にセカンダリ スキーマが使用されます。HTML に非互換性がある場合、またはエラーが存在する場合は、Expression Web によってステータス バーにアイコンが追加されます。[検出されたコード エラー] アイコン Cc295208.fd9d51e2-61d0-43db-a4d3-337b15a9cd08(ja-jp,Expression.40).png は、ページのコード内にエラーがあることを示します。[互換性のない HTML が検出されました] アイコン Cc295208.5fb96433-0028-4391-9551-099fc9f00989(ja-jp,Expression.40).png は、選択した HTML スキーマとコードに互換性がないことを示します。

CSS スキーマ オプションの設定については、「カスケード スタイル シートでの IntelliSense の使用」を参照してください。

IntelliSense の他のオプションの設定については、「IntelliSense オプションの設定」を参照してください。

Noteメモ :

DocType 宣言が含まれていないページを表示すると、ウィンドウ下部にあるステータス バーに、[互換] が表示されます。

新しいページを作成したときに Expression Web で挿入される既定の DocType 宣言を設定するには

  1. [ツール] メニューで [ページ編集オプション] をクリックします。

  2. [ページ編集オプション] ダイアログ ボックスの [作成] タブで、すべての新しいファイルに適用する [DocType 宣言] および [セカンダリ スキーマ] を選択します。

    Noteメモ :

    Expression Web で DocType 宣言が挿入されないようにするには、[DocType 宣言] ボックスで [なし] をクリックします。

既存のページの DocType 宣言を変更するには

  1. ページの [コード] ビューで、次のいずれかの操作を行います。

    • 既に DocType 宣言がページにある場合は、DocType 宣言全体を選択します。

    • DocType 宣言がページ内にない場合は、ページの他のどのコードよりも前にカーソルを置きます。

  2. 次のいずれかの操作を行います。

    • Ctrl キーを押しながら Enter キーを押します。

    • [編集] メニューの [IntelliSense] をポイントし、[コード スニペットの一覧表示] をクリックします。

    • [コード ビュー] ツール バーの [コード スニペットの一覧表示] Cc295208.46b19a6d-a612-4533-baa4-b3973ef10883(ja-jp,Expression.40).png をクリックします。

  3. コード スニペットの一覧で、次のいずれかの操作を行います。

    • コード スニペットに対応するキーワードを入力し、Enter キーまたは Tab キーを押してコード スニペットを挿入します。

    • 挿入するコード スニペットを選択し、Enter キーまたは Tab キーを押してコード スニペットを挿入します。

    • 挿入するコード スニペットをダブルクリックします。

関連項目

タスク

既定の HTML ファイル拡張子の設定
バイト オーダー マークの追加または削除
互換性レポート

参照

ステータス バー