My.Computer.Clipboard.SetAudio メソッド

[アーティクル]
08/16/2008

更新 : 2007 年 11 月

オーディオデータをクリップボードに書き込みます。

' Usage
My.Computer.Clipboard.SetAudio(audioBytes)
My.Computer.Clipboard.SetAudio(audioStream)
' Declaration
Public Sub SetAudio( _
   ByVal audioBytes As Byte() _
)
' -or-
Public Sub SetAudio( _
   ByVal audioStream As System.IO.Stream _
)

パラメータ

audioBytes
Byte 配列。必ず指定します。クリップボードに書き込むオーディオデータです。
audioStream
必ず指定します。クリップボードに書き込む Stream 型のオーディオデータです。

例外

このメソッドでスローされる例外はありません。

解説

このメソッドを使用すると、オーディオデータをバイト配列またはオーディオストリームとして書き込むことができます。

セキュリティに関するメモ :
クリップボードには他のユーザーからもアクセス可能なので、クリップボードを使ってパスワードや極秘データなどの機密情報を格納しないでください。

処理手順

My.Computer.Clipboard.SetAudio メソッドに関連するタスクの例を次の表に示します。

操作	参照項目
オーディオデータをクリップボードに書き込む	方法 : Visual Basic でオーディオストリームをクリップボードに保存する

使用例

次の例は、バイト配列 musicReader を作成し、ファイル cool.wav をそのバイト配列に読み込んでから、クリップボードに書き出します。

Dim musicReader As Byte()
musicReader = My.Computer.FileSystem.ReadAllBytes("cool.wav")
My.Computer.Clipboard.SetAudio(musicReader)

cool.wav の名前とパスを、自分が読み込みたいファイルの名前とパスに置き換えてください。

必要条件

名前空間 : Microsoft.VisualBasic.MyServices

クラス : ClipboardProxy (Clipboard へのアクセスを可能にします)

アセンブリ : Visual Basic ランタイムライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)

プロジェクトの種類ごとの可用性

プロジェクトの種類	可用性
Windows アプリケーション	あり
クラスライブラリ	あり
コンソールアプリケーション	あり
Windows コントロールライブラリ	あり
Web コントロールライブラリ	なし
Windows サービス	あり
Web サイト	なし