メール送信のサンプル
更新 : 2007 年 11 月
このサンプルでは、System.Web.Mail 名前空間のクラスを使用して SMTP で電子メールを送信する方法を示します。
サンプルとそのインストール手順を取得するには
次のいずれかを実行します。
[ヘルプ] メニューの [サンプル] をクリックします。
サンプルの情報を示す Readme が表示されます。
Visual Studio 2008 のサンプルの Web サイトにアクセスします。ここには、サンプルの最新版が掲載されています。
Visual Studio をインストールしたコンピュータで、サンプルを検索します。既定では、サンプルおよび Readme ファイルは drive:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\Samples\lcid にインストールされています。Visual Studio の Express Edition については、すべてのサンプルがオンラインで提供されています。
詳細については、「サンプル ファイルの格納場所」を参照してください。
セキュリティに関するメモ : |
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このサンプル コードは概念を示すためのものであり、その概念に関連するコードのみを示しています。特定の環境について必ずしもセキュリティ要件を満たしていませんので、そのまま使用しないでください。セキュリティおよびエラー処理コードを追加して、プロジェクトをより安全かつ堅牢にすることをお勧めします。これらのサンプル コードは、現状有姿のままで提供されるものであり、一切保証されていません。 |
このサンプルを実行するには
SmtpServer プロパティの設定をチェックします。詳細については、次のセクションの「必要条件」を参照してください。
F5 キーを押します。
必要条件
インターネット インフォメーション サービス (IIS: Internet Information Services) が必要です。
SMTP サービスをインストールして実行する必要があります。SMTP サービスは IIS と共にインストールされるオプションです。
SmtpServer プロパティを、SMTP サーバーを実行中の IP アドレスまたはサーバー名に設定する必要があります。多くの場合、これは "localhost" コンピュータです。したがって、SmtpServer プロパティ値は、表示名である "localhost" か、または "127.0.0.1" のいずれかに設定できます。このアプリケーションの既定値は後者です。SMTP サーバー名は次のようにして見つけます。
IIS スナップインを開きます ([コントロール パネル] で、[管理ツール] を開き、[インターネット インフォメーション サービス] を開きます)。
[既定の SMTP 仮想サーバー] ノードを展開します。
[ドメイン] をクリックします。右パネルに [ドメイン名] の一覧が表示されます。SmtpServer プロパティは、これらのいずれかの名前か、または対応する IP アドレスに設定できます。
既定の SMTP 仮想サーバーも実行している必要があります。注意が必要なのは、SMTP サービスは実行中だが IIS の既定の SMTP サーバーは停止している、ということがあり得る点です。サービスそのものと、そのサービスが実行する実際のサーバーは異なります。既定の SMTP 仮想サーバーが実行中でない場合は、IIS スナップインのノードに赤い×印のアイコンが表示されます。サーバーを開始するには、ノードを右クリックし、[開始] をクリックします。
中継の制限を次のように設定します。
IIS で、[既定の SMTP 仮想サーバー] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[プロパティ] ダイアログ ボックスの [アクセス] タブをクリックします。
[中継] をクリックします。
[中継の制限] ダイアログ ボックスで、[以下のリストに含まれるコンピュータのみ] ボックスを選択します。下部のチェック ボックスを、オンまたはオフにします。
使用例
このアプリケーションは、Microsoft Outlook 電子メール クライアントに似たコントロールを持つ単一のフォームを備えています。フォームを読み込むときには、ユーザーが SMTP サービスをインストールして実行していることが確認されます。