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基本的なディレクトリ検索の技術サンプル

更新 : 2007 年 11 月

このサンプルは、特定のオブジェクト クラスに属する Active Directory 内のオブジェクトを検索する方法および結果の一覧をアルファベット順で返す方法を示します。

ms233636.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

このサンプルは架空の値を使用しているため、実際の値に変更するまでは実行できません。

サンプルの使用については、次のトピックを参照してください。

サンプルをカスタマイズするには

  • ビルドするサンプルのバージョンに応じて、BasicDirectorySearch.cs ファイルまたは BasicDirectorySearch.vb ファイルで次の文字列変数を実際の値に変更します。

    • domainADsPath - ドメインへの LDAP パス

    • username - Active Directory への認証に使用するユーザー名

    • password - Active Directory への認証に使用するパスワード

    • schemaClassNameToSearch - 情報を出力するスキーマ クラスの名前

サンプルをビルドするには

  1. コマンド プロンプトで \DS\BasicDirectorySearch ディレクトリに移動します。ビルドするサンプルのバージョンに応じて CS ディレクトリまたは VB ディレクトリに移動します。必要な設定および SDK のコマンド プロンプトについては、「方法 : サンプルの設定を設定する」を参照してください。

  2. コマンド ラインで「msbuild basicdirectorysearch.sln」と入力します。

サンプルを実行するには

  1. コマンド プロンプトで、ビルドした実行可能ファイルが格納されているディレクトリに移動します。

  2. 「basicdirectorysearch」と入力し、Enter キーを押します。

ms233636.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

このサンプルは、コンソール アプリケーションです。出力を表示するには、コマンド プロンプト ウィンドウでこれを実行する必要があります。

解説

このサンプルでは、次の内容を一覧表示します。

  • 検出された結果の合計数

  • 検出されたプロパティの合計数

  • 各プロパティの名前

  • 各検索結果の Active Directory パス、displayName プロパティ、および name プロパティ

このサンプルでは、次のタスクを例示します。

  • Active Directory の DirectorySearcher オブジェクトをインスタンス化する方法

  • DirectoryEntry オブジェクトをインスタンス化し、ユーザー名とパスワードを提供することによって Active Directory への認証を行う方法

  • DirectorySearcher オブジェクトに対して Active Directory の検索パラメータ (Filter、PageSize、PropertiesLoad、SearchScope など) を指定する方法

  • DirectorySearcher オブジェクトの FindAll メソッドを使用して Active Directory を検索する方法

  • SearchResultCollection オブジェクトを使用して Active Directory 検索の結果にアクセスする方法