/NXCOMPAT (データ実行防止との互換性)
更新 : 2007 年 11 月
実行可能ファイルで Windows データ実行防止機能との互換性がテストされたことを示します。
/NXCOMPAT[:NO]
解説
/NXCOMPAT は、コンポーネントが Windows Vista (/SUBSYSTEM 6.0 以上) を要求する場合に既定で有効になります。詳細については、「/SUBSYSTEM (サブシステムの指定)」を参照してください。
/NXCOMPAT:NO を使用すると、実行可能ファイルがデータ実行防止と互換性がないことを明示的に指定できます。
データ実行防止の詳細については、以下を参照してください。
https://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja-jp;875352
https://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/memory/base/data_execution_prevention.asp (MSDN CD ライブラリの「データ実行防止」でも参照可能)
Visual Studio 開発環境でこのリンカ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。詳細については、「Visual C++ プロジェクトのプロパティの設定」を参照してください。
[リンカ] フォルダをクリックします。
[コマンド ライン] プロパティ ページをクリックします。
[追加のオプション] ボックスにオプションを入力します。
このリンカをコードから設定するには
- AdditionalOptions を参照してください。