IAccessorImpl クラス

[アーティクル]
08/09/2011

IAccessorImpl クラスは、IAccessor インターフェイスの実装を提供します。

template <
   class T, 
   class BindType = ATLBINDINGS, 
   class BindingVector = CAtlMap < 
      HACCESSOR hAccessor, 
      BindType* pBindingsStructure 
   > 
>
class ATL_NO_VTABLE IAccessorImpl : public IAccessorImplBase<BindType>

パラメーター

T
行セットオブジェクトまたはコマンドオブジェクトのクラス。
BindType
バインディング情報のストレージユニット。既定は ATLBINDINGS 構造体 (atldb.h を参照) です。
BindingVector
列情報のストレージユニット。既定は CAtlMap で、キー要素は HACCESSOR 値、値要素は BindType 構造体へのポインターです。

解説

IAccessor インターフェイスは、行セットとコマンドの必須インターフェイスです。 OLE DB では、プロバイダーが、DBBINDING 構造体の配列のタグである HACCESSOR を実装する必要があります。 IAccessorImpl によって提供される HACCESSOR は、BindType 構造体のアドレスです。既定では、BindType は、IAccessorImpl のテンプレート定義で ATLBINDINGS として定義されます。 IAccessorImpl は、BindType を使用して、参照カウントとアクセサーフラグの他、DBBINDING 配列の要素数を管理します。