TypeName 関数
指定された変数に関するバリアント サブタイプ情報を提供する文字列を返します。
TypeName(varname)
必ず指定します。引数 varname は任意の変数を指定します。
戻り値
TypeName 関数の戻り値は次のとおりです。
値 | 内容 |
---|---|
バイト型 | バイト値 |
整数型 | 整数 |
長整数型 | 長整数 |
単精度浮動小数点数型 | 単精度浮動小数点数 |
倍精度浮動小数点数型 | 倍精度浮動小数点数 |
通貨型 (Currency) | 通貨値 |
Decimal | 10 進数 |
日付型 (Date) | 日付と時間の値 |
文字列型 | 文字列 |
ブール型 (Boolean) | ブール値。真 (True) または偽 (False) |
Empty 値 | 未初期化 |
Null 値 | 無効な値 |
<object type> | 実際のオブジェクトの種類の名前 |
オブジェクト型 | オブジェクト |
Unknown | オブジェクトの種類が不明なオブジェクト |
Nothing | オブジェクトを参照していないオブジェクト変数 |
エラー型 | エラー型 |
解説
次のコードは、TypeName 関数を使って変数に関する情報を返す例です。
Dim ArrayVar(4), MyType
NullVar = Null ' Null 値を割り当てます。
MyType = TypeName("VBScript") ' "String" を返します。
MyType = TypeName(4) ' "Integer" を返します。
MyType = TypeName(37.50) ' "Double" を返します。
MyType = TypeName(NullVar) ' "Null" を返します。
MyType = TypeName(ArrayVar) ' "Variant()" を返します。
必要条件
参照
IsArray 関数 | IsDate 関数 | IsEmpty 関数 | IsNull 関数 | IsNumeric 関数 | IsObject 関数 | VarType 関数