マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-105 - 緊急

Microsoft Exchange Server の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2915705)

公開日: 2013年12月11日 | 最終更新日: 2013年12月11日

バージョン: 1.1

概説

概要

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Exchange Server に存在する 3 件の一般に公開された脆弱性および 1 件の非公開で報告された脆弱性を解決します。これらの脆弱性の中で最も深刻なものは、Microsoft Exchange Server の WebReady ドキュメント表示およびデータ損失防止機能に存在します。攻撃者がこれらの脆弱性を悪用し、影響を受ける Exchange Server 上のユーザーに特別な細工がされたファイルを含む電子メール メッセージを送信した場合、LocalService アカウントのセキュリティ コンテキストで、リモートでコードが実行される可能性があります。LocalService アカウントはローカル システムの最小限の権限しか持たないアカウントで、ネットワーク上では匿名の資格情報を提示します。

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Exchange Server 2007、Microsoft Exchange Server 2010 および Microsoft Exchange Server 2013のすべてのサポートされているエディションについて、深刻度「緊急」と評価されています。詳細については、このセクションのサブセクション「影響を受けるソフトウェアと影響を受けないソフトウェア」を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、影響を受ける Oracle Outside In ライブラリを更新して、ベスト プラクティスに従って MAC (Machine Authentication Check) を有効にして、URL を正しくサニタイズさせることにより、この脆弱性を解決します。これらの脆弱性の詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問(FAQ)」を参照してください。

推奨する対応策: お客様は Microsoft Update サービスを使用して Microsoft Update からオンラインで更新プログラムをチェックするための自動更新を構成することができます。Microsoft Update から更新プログラムをオンラインでチェックするために自動更新を有効にし、構成しているお客様は、通常このセキュリティ更新プログラムは自動でダウンロードおよびインストールされるため、特に操作をする必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で Microsoft Update で確認し、インストールする必要があります。サポートされているエディションの Windows XP および Windows Server 2003 の自動更新の特定の構成オプションの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 294871 を参照してください。Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、および Windows Server 2008 R2 のサポートされているエディションの自動更新の詳細については、「Windows 自動更新とは」を参照してください。

管理者およびエンタープライズ インストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンド ユーザーについては、マイクロソフトは更新プログラム管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスを使用して更新プログラムを確認してこの累積的な更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

既知の問題: なし

サポート技術情報

サポート技術情報 2915705
ファイルに関する情報 あり
SHA1/SHA2 ハッシュ あり
既知の問題 あり

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受けるソフトウェア

ソフトウェア 最も深刻な脆弱性の影響 総合的な深刻度 置き換えられる更新プログラム
Microsoft サーバー ソフトウェア
[Microsoft Exchange Server 2007 Service Pack 3](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=6ce91b4e-6db8-46b9-b50a-452ae50d9ad4)  (2903911) リモートでコードが実行される 緊急 [MS13-061](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=317381) の 2873746
[Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=1e320369-cca2-41cc-8800-4d3ab4231c76)  (2903903) リモートでコードが実行される 緊急 [MS13-061](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=317381) の 2874216
[Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 3](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=b3ed8880-65b1-49e9-8fcf-e1c337cb7114)  (2905616) リモートでコードが実行される 緊急 [MS13-061](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=317381) の 2866475
[Microsoft Exchange Server 2013 の累積更新プログラム 2](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=e5c9ecf5-e36f-4164-9960-c91d01a83521) (2880833) リモートでコードが実行される 緊急 [MS13-061](https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=317381) の 2866475
[Microsoft Exchange Server 2013 の累積更新プログラム 3](https://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?familyid=35f891ce-8a0d-4d25-abe1-ea45ec81b4e0)  (2880833) リモートでコードが実行される 緊急 なし
  

影響を受けないソフトウェア

Microsoft サーバー ソフトウェア
Microsoft Exchange Server 2003 Service Pack 2 

更新プログラムに関する FAQ

セキュリティ更新プログラムやその他の中間更新パッチをアンインストールするとどうなりますか?   Exchange Server 2013 の累積更新プログラム 2 でセキュリティ更新プログラムや中間更新パッチを削除すると、コンテンツ インデックス サービスがエラーになります。全機能を復元するには、サポート技術情報 2879739 に記載されている手順を行う必要があります。これらの手順は、累積更新プログラム 3 またはそれ以降には適用されません。

Oracle Critical Patch Update Advisory では、複数の脆弱性について説明されています。 この更新プログラムでどの脆弱性が解決されますか?
この更新プログラムは次の 2 件の脆弱性を解決します。Oracle Critical Patch Update Advisory - October 2013 に記載されている CVE-2013-5763 および CVE-2013-5791。

この更新プログラムには、 セキュリティ関連以外の 機能への変更が含まれていますか?
いいえ、Exchange Server 2013 のセキュリティ更新プログラムには、セキュリティ情報で特定されている問題に対する修正のみが含まれます。

Exchange Server 2007 および Exchange Server 2010 用の更新プログラムのロールアップにはその他の新しい修正が含まれる可能性がありますが、この特定のリリースには含まれません。

このセキュリティ情報の問題を修正する更新プログラムのロールアップには、各製品の以前の更新プログラムのロールアップが利用できるようになってからリリースされたセキュリティ修正プログラムのみが含まれています。Exchange Server 2007 および Exchange Server 2010 のロールアップは累積的であるため、パッケージには、以前のロールアップに含まれていた、以前にリリースされたセキュリティ関連とセキュリティ関連ではない修正プログラムがすべて含まれます。更新プログラムのロールアップの導入において最新の状態を維持していなかったお客様は、この更新プログラムを適用した後に、新機能が使用できる場合があります。

脆弱性のうち 2 件は、サードパーティ コードである Oracle Outside In ライブラリの 脆弱性です。なぜマイクロソフトがセキュリティ更新プログラムをリリースしているのですか?
マイクロソフトは、Oracle Outside In ライブラリのカスタム実装のライセンスを許可されており、これはサード パーティ コードが使用される製品に固有のものです。マイクロソフトは、このサード パーティのコードを Microsoft Exchange で使用するすべてのお客様をこれらの脆弱性から保護するためにこのセキュリティ更新プログラムをリリースします。

このセキュリティ情報で説明しているソフトウェアの旧バージョンを使用しています。どうすればよいですか?
このセキュリティ情報の一覧の影響を受けるソフトウェアのテストを行い、影響を受けるリリースを確認しました。その他のリリースは、サポート ライフサイクルが終了しました。製品のライフサイクルに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

今後、脆弱性の影響を受けないようにするため、旧リリースのソフトウェアを使用しているお客様は、サポート対象のリリースに移行することを強く推奨します。使用するソフトウェアのサポート ライフサイクルを確認するには、サービスパック ライフサイクル ポリシーを参照してください。これらのソフトウェアのリリースのサービス パックの詳細については、サービスパック ライフサイクル ポリシーを参照してください。

以前のソフトウェアに関するカスタム サポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャー (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフト サポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。連絡先の情報は、Microsoft Worldwide Information Web サイトの Contact Information のプルダウン リストから国を選択し、[Go] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、お住まいの地域のプレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシー FAQ を参照してください。

脆弱性の情報

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、12 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。詳細については、Microsoft Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響
影響を受けるソフトウェア Oracle Outside In の悪用される恐れのある複数の脆弱性:
CVE-2013-5763
Oracle Outside In の悪用される恐れのある複数の脆弱性:
CVE-2013-5791
MAC 無効の脆弱性 - CVE-2013-1330 OWA XSS の脆弱性 - CVE-2013-5072 総合的な深刻度
Microsoft Exchange Server 2007 Service Pack 3 
(2903911)
緊急 
リモートでコードが実行される
緊急 
リモートでコードが実行される
緊急 
リモートでコードが実行される
対象外 緊急
Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 2 
(2903903)
緊急 
リモートでコードが実行される
緊急 
リモートでコードが実行される
緊急 
リモートでコードが実行される
重要 
特権の昇格
緊急
Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 3 
(2905616)
緊急 
リモートでコードが実行される
緊急 
リモートでコードが実行される
緊急 
リモートでコードが実行される
重要 
特権の昇格
緊急
Microsoft Exchange Server 2013 の累積更新プログラム 2 
(2880833)
緊急 
リモートでコードが実行される
緊急 
リモートでコードが実行される
緊急 
リモートでコードが実行される
重要 
特権の昇格
緊急
Microsoft Exchange Server 2013 の累積更新プログラム 3 
(2880833)
緊急 
リモートでコードが実行される
緊急 
リモートでコードが実行される
緊急 
リモートでコードが実行される
重要 
特権の昇格
緊急
Oracle Outside In の悪用される恐れのある複数の脆弱性 ---------------------------------------------------- このセキュリティ情報に記載されている脆弱性のうち 2 件 (CVE-2013-5763 および CVE-2013-5791) は、Exchange Server 2007、Exchange Server 2010、および Exchange Server 2013 の WebReady ドキュメント表示機能に存在します。これらの脆弱性により、ユーザーが特別な細工がされたファイルを Outlook Web Access を使用してブラウザーで参照した場合、LocalService アカウントとしてリモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受ける Exchange Server で、LocalService としてのみコードが実行される可能性があります。LocalService アカウントはローカル コンピューターの最小限の権限しか持たないアカウントで、ネットワーク上では匿名の資格情報を提示します。 また、CVE-2013-5763 および CVE-2013-5791 は、Exchange Server 2013 のデータ損失防止 (DLP) 機能に存在します。この脆弱性により、ユーザーが特別な細工がされたファイルを送信または受信した場合、影響を受ける Exchange Server が応答しなくなる可能性があります。 Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこれらの脆弱性を確認するには、[CVE-2013-5763](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2013-5763) と [CVE-2013-5791](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2013-5791) を参照してください。 #### 問題を緩和する要素 緩和する要素は、既定の状態における設定、一般的な構成または最善策を示し、脆弱性悪用の深刻度が下がる場合があります。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。 - WebReady ドキュメント表示で使用される Exchange のトランスコーディング サービスは LocalService アカウントで実行されます。LocalService アカウントはローカル コンピューターの最小限の権限しか持たないアカウントで、ネットワーク上では匿名の資格情報を提示します。 - データ損失防止で使用される Exchange のフィルタリング管理サービスは、LocalService アカウントで実行されています。LocalService アカウントはローカル システムの最小限の権限しか持たないアカウントで、ネットワーク上では匿名の資格情報を提示します。 #### 回避策 回避策は、根本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用するまでの間、既知の攻撃方法の阻止に役立つ設定または構成の変更を示します。マイクロソフトは次の回避策をテストし、回避策が機能性を低下させるかどうかの情報を提供しています。 - データ損失防止を 無効にする - (Exchange Server 2013 のみ) 1. Exchange 管理シェルに Exchange 組織管理者としてログインします。 2. インストールされている Exchange Server 2013 のバージョンに応じて、次のいずれかの PowerShell コマンドを実行します。 Exchange Server 2013 の累積更新プログラム 2 または累積更新プログラム 3: `Add-PSSnapin Microsoft.Forefront.Filtering.Management.PowerShell` `Set-TextExtractionScanSettings -EnableModules AdeModule.dll, FilterModule.dll, TextConversionModule.dll` 回避策の影響: Outside In ライブラリに依存する DLP ポリシーは機能しません。累積更新プログラム用に提供されているスクリプトのために、トランスポートおよびフィルタリング管理サービスが再起動します。 回避策を解除するにはどうすればよいですか? 1. Exchange 管理シェルに Exchange 組織管理者としてログインします。 2. インストールされている Exchange Server 2013 のバージョンに応じて、次のいずれかの PowerShell コマンドを実行します。 Exchange Server 2013 の累積更新プログラム 2 または累積更新プログラム 3: `Add-PSSnapin Microsoft.Forefront.Filtering.Management.PowerShell` `Set-TextExtractionScanSettings -EnableModules AdeModule.dll, FilterModule.dll, TextConversionModule.dll OutsideInModule.dll` - WebReady ドキュメント表示を無効にする (Exchange Server 2007、Exchange Server 2010、および Exchange Server 2013) 1. Exchange 管理シェルに Exchange 組織管理者としてログインします。 2. 次の PowerShell コマンドを実行します。 `Get-OwaVirtualDirectory | where {$_.OwaVersion -eq 'Exchange2007' -or $_.OwaVersion -eq 'Exchange2010' -or $_.OwaVersion -eq 'Exchange2013'} | Set-OwaVirtualDirectory -WebReadyDocumentViewingOnPublicComputersEnabled:$False -WebReadyDocumentViewingOnPrivateComputersEnabled:$False` 回避策の影響: OWA ユーザーは、電子メールの添付ファイルの内容をプレビュー表示できなくなる場合があります。 回避策を解除するにはどうすればよいですか? 1. Exchange 管理シェルに Exchange 組織管理者としてログインします。 2. 次の PowerShell コマンドを実行します。 `Get-OwaVirtualDirectory | where {$_.OwaVersion -eq 'Exchange2007' -or $_.OwaVersion -eq 'Exchange2010' -or $_.OwaVersion -eq 'Exchange2013'} | Set-OwaVirtualDirectory -WebReadyDocumentViewingOnPublicComputersEnabled:$True -WebReadyDocumentViewingOnPrivateComputersEnabled:$True` 注: 上記の手順は、Exchange 管理者があらかじめ OWA のパブリック ログオンおよびプライベート ログオンの両方で WebReady ドキュメントの参照を許可していることを前提とします。$True または $False を適切に使用し、ユーザー ログオンに応じた希望の動作を設定してください。 #### よく寄せられる質問 どのようなことが起こる可能性がありますか?  これらはリモートでコードが実行される脆弱性です。 何が原因で起こりますか?  これらの脆弱性は、脆弱性の影響を受けるバージョンの Oracle Outside In ライブラリを使用して特別に細工されたファイルを解析するときに生じます。 Oracle Outside In ライブラリとは何ですか?  Exchange Server 2007、Exchange Server 2010、および Exchange Server 2013 で Outlook Web App (OWA) ユーザー向けに用意されている WebReady ドキュメント表示と呼ばれる機能を使用すると、特定の添付ファイルをローカルのアプリケーションを使わずに Web ページとして開いたり参照したりすることができます。Oracle Outside In ライブラリは、この WebReady 機能をサポートするために、サーバー バックエンドにおける変換プロセスによって使用されます。マイクロソフトはこれらのライブラリに対し、Oracle から使用許諾を得ています。 Exchange Server 2013 の Exchange データ損失防止 (DLP) 機能は、ファイル スキャン機能の一部として Oracle Outside In ライブラリを利用します。 WebReady ドキュメント表示とは何ですか?  WebReady ドキュメント表示機能を使用すると、特定の添付ファイルを Web ページとして参照することができます。変換は、Exchange Server 2007、Exchange Server 2010、および Exchange Server 2013 が行うため、ユーザーは、Web ブラウザーがあれば添付ファイルを表示できます。 データ損失防止 (DLP) とは何ですか?  データ損失防止 (DLP) は、コンテンツを詳しく分析して機密データを識別、監視、および保護できる Exchange 2013 の機能です。 これらの脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?  Exchange Server 2007、Exchange Server 2010、および Exchange Server 2013 では、攻撃者がこれらの脆弱性を悪用した場合、WebReady ドキュメント表示機能により使用される Exchange のトランスコーディング サービスのセキュリティ コンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。 Exchange Server 2013 では、攻撃者がこれらの脆弱性を悪用した場合、データ損失防止機能により使用される Exchange のフィルタリング管理サービスのセキュリティ コンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。 WebReady ドキュメント表示機能により使用されるトランスコーディング サービスと、データ損失防止機能により使用されるフィルタリング管理サービスは、両方とも LocalService アカウントとして実行されます。LocalService アカウントはローカル コンピューターの最小限の権限しか持たないアカウントで、ネットワーク上では匿名の資格情報を提示します。 どのように攻撃者はこれらの脆弱性を悪用する可能性がありますか?  攻撃者は、影響を受ける Exchange Server に、特別な細工がされたファイルを含む電子メール メッセージを送信する可能性があります。 Exchange Server 2007、Exchange Server 2010、および Exchange Server 2013 では、ユーザーが Outlook Web App (OWA) を使用して特別に細工されたファイルを添付した電子メール メッセージをプレビューすると、WebReady ドキュメント表示機能により脆弱性が悪用される可能性があります。 Exchange Server 2013 では、特別に細工されたファイルを添付した電子メール メッセージが Exchange Server により受信されると、データ損失防止機能により脆弱性が悪用される可能性があります。 主にどのようなコンピューターがこれらの脆弱性による危険にさらされますか?  影響を受けるバージョンの Exchange Server を実行しているシステムが、主にこの脆弱性による危険にさらされます。 この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?  この更新プログラムは、影響を受ける Oracle Outside In ライブラリを影響を受けないバージョンに更新することにより、この脆弱性を解決します。 このセキュリティ情報の公開時に、これらの脆弱性は一般に知られていましたか?  はい。これらの脆弱性が一般に公開されていました。これらの脆弱性には、次の Common Vulnerability and Exposure の番号が割り当てられています。 - [CVE-2013-5763](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2013-5763) - [CVE-2013-5791](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2013-5791) このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこれらの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?  いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、これらの脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。 MAC 無効の脆弱性 - CVE-2013-1330 -------------------------------- Microsoft Exchange Server にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、Outlook Web Access (OWA) サービスのコンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。このサービスは、既定で Local System アカウントで実行されます。 Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、[CVE-2013-1330](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2013-1330) を参照してください。 #### 問題を緩和する要素 マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。 #### 回避策 マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。 #### よく寄せられる質問 この脆弱性により、どのようなことが起こる可能性がありますか?  これはリモートでコードが実行される脆弱性です。 何が原因で起こりますか?  この脆弱性は、Exchange Server が入力を正しく検証しないことが原因で生じます。 攻撃者は、この脆弱性を悪用して何を行う可能性がありますか?  攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、Outlook Web Access (OWA) サービスのコンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。このサービスは、既定で Local System アカウントで実行されます。 攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?  攻撃シナリオでは、攻撃者が特別に細工されたコンテンツをターゲットのサーバーに送信する可能性があります。 主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか?  Outlook Web Access を実行している、影響を受けるバージョンの Exchange Server を実行しているシステムがこの脆弱性の影響を受けます。 この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?  この更新プログラムは、ベスト プラクティスに従って MAC (Machine Authentication Check) を有効にすることによってこの脆弱性を解決します。 このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていたのですか?  はい。この脆弱性は一般で公開されていました。この脆弱性には Common Vulnerability and Exposure の番号 [CVE-2013-1330](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2013-1330) が割り当てられています。 このセキュリティ情報のリリース時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?  いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。 OWA XSS の脆弱性 - CVE-2013-5072 -------------------------------- Microsoft Exchange Server に特権昇格の脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、現在のユーザーのコンテキストでスクリプトが実行される可能性があります。 Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、[CVE-2013-5072](https://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=cve-2013-5072) をご覧ください。 #### 問題を緩和する要素 マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。 #### 回避策 マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。 #### よく寄せられる質問 この脆弱性により、どのようなことが起こる可能性がありますか?  これは、特権の昇格の脆弱性です。 何が原因で起こりますか?  この脆弱性は、Exchange Server が入力を正しく検証しないことが原因で生じます。 クロスサイト スクリプティングとは何ですか?  クロスサイト スクリプティング (XSS) とは、攻撃者がユーザーの Web サイトのセッションにスクリプト コードを仕掛けることが可能なセキュリティの脆弱性です。この脆弱性は HTML 形式のページを動的に生成する Web サーバーに影響をおよぼす可能性があります。これらのサーバーが、ブラウザーに送り返す動的なページにブラウザー入力を組み込む場合、これらのサーバーは動的なページに悪質に提供されたコンテンツを含むように操作される可能性があります。これにより、悪意のあるスクリプトが実行されます。信頼されると思われるサイトおよび頻繁に表示する Web サイトの状態を維持するための Cookie の使用により、Web ブラウザーにこの問題が残る場合があります。XSS 攻撃は Web サイトのコンテンツを変更しません。その代わりに、新しい悪意のあるスクリプトが挿入され、信頼されるサーバーに関連するコンテキストで、ブラウザーで実行される可能性があります。 攻撃者は、この脆弱性を悪用して何を行う可能性がありますか?  攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、許可されてないコンテンツを読んだり、被害者の ID を利用して被害者になりすまして、権限の変更、コンテンツの削除、被害者のブラウザーへの悪意あるコンテンツの挿入といった Outlook Web Access サイトの操作を実行できます。 攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?  この脆弱性を悪用するには、標的となる Outlook Web Access サイトにユーザーを誘導し、特別に細工された URL を、ユーザーがクリックしなければなりません。 電子メールでの攻撃のシナリオでは、攻撃者は特別に細工した URL を含む電子メール メッセージを標的となる Outlook Web Access サイトのユーザーに送信し、特別に細工した URL をユーザーにクリックさせることで、この脆弱性を悪用する可能性があります。 Web ベースの攻撃のシナリオでは、この脆弱性を悪用する対象となる Outlook Web Access サイトへの、特別に細工した URL を含む Web サイトをホストしていることが、攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れたりホストしたりする Web サイトに、特別に細工したコンテンツが含まれていて、この脆弱性が悪用される可能性があります。攻撃者は、特別に細工した Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。その代わり、通常、攻撃者は電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをユーザーにクリックさせて攻撃者の Web サイトに誘導し、特別に細工した URL をクリックさせることが、攻撃者にとっての必要条件となります。 主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか?  影響を受けるバージョンの Outlook Web Access にアクセスするために使用されるシステムが、攻撃を受ける可能性があります。 この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?  この更新プログラムは、URL を正しくサニタイズさせることにより、この脆弱性を解決します。 このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていたのですか?  いいえ。マイクロソフトは協調的な脆弱性の公開を通して、この脆弱性に関する情報を受けました。 このセキュリティ情報のリリース時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?  いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。 ### 更新プログラムに関する情報 検出および展開ツールとガイダンス -------------------------------- 管理者がセキュリティ更新プログラムを展開するときに役立つリソースがいくつかあります。  - Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使用して、管理者はローカル システムとリモート システムの不足しているセキュリティ更新プログラムと一般的な誤ったセキュリティ構成をスキャンできます。  - Windows Server Update Services (WSUS)、Systems Management Server (SMS)、および System Center Configuration Manager は、管理者がセキュリティ更新プログラムを配布するときに役に立ちます。  - Application Compatibility Toolkit に含まれている Update Compatibility Evaluator コンポーネントは、インストールされているアプリケーションに対する Windows の更新プログラムのテストおよび確認を効率化する手助けをします。  利用可能なこれらのツールおよび他のツールの詳細については、「[セキュリティ ツール](https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/cc297183)」を参照してください。 セキュリティ更新プログラムの展開 -------------------------------- 影響を受けるソフトウェア 影響を受けるソフトウェア用の特定のセキュリティ更新プログラムについては、該当リンクの情報を参照してください。 #### Microsoft Exchange Server 2007 Service Pack 3 参照表 次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 Microsoft Exchange Server 2007 Service Pack 3:
Exchange2007-KB2903911-x64-JA.msp
インストール スイッチ サポート技術情報 912203 を参照してください。
再起動の 必要性 いいえ。このセキュリティ更新プログラムでは、再起動は必要ありません。インストーラーが必要なサービスを停止し、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止しない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減するために、このセキュリティ更新プログラムのインストール前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 887012 を参照してください。
更新ログ ファイル KB2903911.log
削除に関する 情報 [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2903911 を参照してください。
レジストリ キーの確認 Microsoft Exchange Server 2007 Service Pack 3:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Exchange 2007\SP2\KB2903911

Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 2

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 2:
Exchange2010-KB2903903-x64-ja.msp
インストール スイッチ サポート技術情報 912203 を参照してください。
再起動の 必要性 いいえ。このセキュリティ更新プログラムでは、再起動は必要ありません。インストーラーが必要なサービスを停止し、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止しない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減するために、このセキュリティ更新プログラムのインストール前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 887012 を参照してください。
更新ログ ファイル KB2903903.log
削除に関する 情報 [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2903903 を参照してください。
レジストリ キ ーの確認 Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 2:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Exchange 2010\SP1\KB2903903

Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 3

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 3:
Exchange2010-KB2905616-x64-ja.msp
インストール スイッチ サポート技術情報 912203 を参照してください。
再起動の 必要性 いいえ。このセキュリティ更新プログラムでは、再起動は必要ありません。インストーラーが必要なサービスを停止し、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止しない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減するために、このセキュリティ更新プログラムのインストール前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 887012 を参照してください。
更新ログ ファイル KB2905616.log
削除に関する 情報 [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2905616 を参照してください。
レジストリ キーの確認 Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 3:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Exchange 2010\SP3\KB2905616

Microsoft Exchange Server 2013

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

この修正を含む予定のサービス パック この問題に対する更新プログラムは、今後リリースされるサービス パックまたは累積更新プログラムに含まれる予定です。
セキュリティ更新プログラムのファイル名 Microsoft Exchange Server 2013 累積更新プログラム 2 および Microsoft Exchange Server 2013 累積更新プログラム 3:
Exchange2013-KB2880833-x64-ja.msp
インストール スイッチ サポート技術情報 912203 を参照してください。
再起動の 必要性 いいえ。このセキュリティ更新プログラムでは、再起動は必要ありません。インストーラーが必要なサービスを停止し、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止しない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減するために、このセキュリティ更新プログラムのインストール前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 887012 を参照してください。
更新ログ ファイル KB2880833.log
削除に関する 情報 [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2880833 を参照してください。
レジストリ キーの確認 Microsoft Exchange Server 2013 のサポートされているエディション
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Exchange 2013\SP1\KB2880833

関連情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力してくださった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、Microsoft Active Protections Program (MAPP) パートナーに記載されている各社の Web サイトを参照してください。

サポート

このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法

免責

この文書に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2013/12/11):このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V1.1 (2013/12/11):サポート技術情報の欄に記載されている既知の問題の項目を「なし」から「あり」に変更しました。

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