プロジェクトをビルドして公開する

  • [アーティクル]

Azure Data Studio と VS Code 用の SQL Database Projects 拡張機能のビルド プロセスでは、Windows、macOS、Linux 環境で dacpac を作成できます。 プロジェクトは、公開プロセスを使用してローカルまたはクラウド環境にデプロイできます。

前提条件

データベース プロジェクトをビルドする

[データベース プロジェクト] ビューで、データベース プロジェクトのルート ノードを右クリックして、[ビルド] を選びます。

出力ペインに、ビルド プロセスからの出力が自動的に表示されます。 ビルドが成功すると、次のメッセージが表示されます。

... exited with code: 0

データベース プロジェクトを公開する

既存の SQL インスタンスに公開する

この機能は Azure Data Studio と VS Code で使用できますが、インターフェイスは 2 つのアプリケーションで若干異なります。

ビルド プロセスによってプロジェクトが正常にコンパイルされたら、データベースを SQL インスタンスに発行できます。 プラットフォームの互換性は、SQL プロジェクトのターゲット プラットフォームによって決まり、SQL Server と Azure SQL のオプションが含まれます。

データベース プロジェクトを発行するには、[データベース プロジェクト] ビューでデータベース プロジェクトのルート ノードを右クリックして、[発行] を選びます。

表示される [データベースの公開] ダイアログで、サーバー接続と作成するデータベース名を指定します。

SQL プロジェクトを発行してローカル コンテナーに配置する

ビルド プロセスによってプロジェクトが正常にコンパイルされたら、データベースをローカル コンテナー内の SQL Server の新しい開発インスタンスに公開できます。 データベース プロジェクトをローカル コンテナーに発行するには、[データベース プロジェクト] ビューでデータベース プロジェクトのルート ノードを右クリックして、[発行] を選びます。

SQL Server を対象とするプロジェクトでは、発行のオプションは次のように表示されます。

  • Publish to existing SQL server (既存の SQL Server に発行する)
  • Publish to new SQL server local development container (新しい SQL Server ローカル開発コンテナーに発行する)

Azure SQL Database を対象とするプロジェクトでは、発行のオプションは次のように表示されます。

  • Publish to an existing Azure SQL server (既存の Azure SQL サーバーに発行する)
  • Publish to new Azure SQL server local development container (Preview) (新しい Azure SQL サーバー ローカル開発コンテナーに発行する (プレビュー))

開発 SQL インスタンスを使用して新しいコンテナーを作成し、SQL プロジェクトの内容をそれに発行するには、オプション [Publish to new server in a container] (コンテナー内の新しいサーバーに発行する) または [Publish to new Azure SQL server local development container (Preview)] (新しい Azure SQL サーバー ローカル開発コンテナーに発行する (プレビュー)) を選びます。

Screenshot of publish to container dialog in Azure Data Studio.

新しいコンテナーを作成すると、次のオプションが表示されます。

  • SQL Server ポート番号: SQL Server の 1433 ポートがワークステーションに転送されるポート
  • SQL Server 管理者パスワード: 新しいインスタンスの sa パスワード
  • SQL Server Docker イメージ: コンテナーのバージョン ベース

Azure SQL ローカル開発コンテナーについて詳しくは、Azure SQL Database エミュレーターに関する記事をご覧ください。

コンテナー内の SQL Server について詳しくは、「SQL Server Docker コンテナーを構成およびカスタマイズする」をご覧ください。

次のステップ