sp_changedistpublisher (Transact-SQL)

適用対象: SQL ServerAzure SQL Managed Instance

ディストリビューション パブリッシャーのプロパティを変更します。 このストアド プロシージャは、任意のデータベースのディストリビューターで実行されます。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_changedistpublisher
    [ @publisher = ] N'publisher'
    [ , [ @property = ] N'property' ]
    [ , [ @value = ] N'value' ]
[ ; ]

引数

[ @publisher = ] N'publisher'

パブリッシャー名。 @publisherは sysname で、既定値はありません。

[ @property = ] N'property'

指定されたパブリッシャーに対して変更するプロパティ。 @propertyは sysname であり、@valueの下の表のプロパティのいずれかになります。

[ @value = ] N'value'

指定されたプロパティの値。 @valueは nvarchar(255)で、次の表のいずれかの値を指定できます。

Note

Azure SQL Database のパブリッシャー データベースとディストリビューター データベースには、SQL Managed Instance が必要 です。 詳細については、「Azure SQL Database を使用したレプリケーション」を参照してください

次の表に、パブリッシャーのプロパティと、それぞれの値を示します。

プロパティ 説明
active true パブリッシャーをアクティブにします。
false パブリッシャーを非アクティブ化します。
distribution_db ディストリビューション データベースの名前。
login ログイン名。
password 指定されたログインの強力なパスワード。
security_mode1 1 パブリッシャーに接続するときに Windows 認証を使用。
0 パブリッシャーに接続するときは、SQL Server 認証を使用します。
working_directory パブリケーションのデータおよびスキーマ ファイルを保存するために使用する作業ディレクトリです。
NULL (既定値) 使用可能なすべての プロパティ オプションが印刷されます。
storage_connection_string アクセス キー データベースが Azure SQL Managed Instance の場合の作業ディレクトリのアクセス キー。

1 SQL Server 以外のパブリッシャーの場合、これは変更できません。

リターン コードの値

0 (成功) または 1 (失敗)。

解説

sp_changedistpublisher は、すべての種類のレプリケーションで使用されます。

プロパティを working_directory 変更していて、プロパティを storage_connection_string 更新する必要がある場合は、プロパティを更新してからプロパティを working_directory 更新するか、またはその逆を行って、ストアド プロシージャを storage_connection_string 個別に実行します。

アクセス許可

sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーのみが実行sp_changedistpublisherできます。