レッスン 2: 接続情報を指定する (Reporting Services)

レッスン 1 で、Reporting Services のページ分割されたレポートを Tutorial プロジェクトに追加しました。

このレッスンでは、リレーショナル データベースやその他のリソースのデータにアクセスするためにレポートで使用される接続情報であるデータ ソースを定義する必要があります。

このレポートの場合、AdventureWorks2022 サンプル データベースをデータ ソースとして追加します。 このチュートリアルでは、このデータベースが SQL Server Database Engine の既定のインスタンスに配置されており、ローカル コンピューターにインストールされているものとします。

接続を設定する

  1. [レポート データ] ウィンドウで、 [新規作成]>[データ ソース] の順にクリックします。 [レポート データ] ウィンドウが表示されていない場合は、[表示] メニュー >[レポート データ] の順に選択します。

    Screenshot of the Report Data pane with the Data Source option highlighted in the New menu.

    [データ ソースのプロパティ] ダイアログ ボックスが開き、 [全般] セクションが表示されます。

    Screenshot of the Data Source Properties dialog box.

  2. [名前] ボックスに「AdventureWorks2022」と入力します。

  3. [埋め込み接続] を選択します。

  4. [種類] ボックスで、[Microsoft SQL Server] を選択します。

  5. [接続文字列] ボックスで、次の文字列を入力します。

    Data source=localhost; initial catalog=AdventureWorks2022

    Note

    この接続文字列は、SQL Server Data Tools (SSDT)、レポート サーバー、および AdventureWorks2022 データベースがすべてローカル コンピューターにインストールされていることが前提となります。

    この前提が成り立っていない場合、接続文字列を変更し、"localhost" をデータベース サーバー/インスタンスの名前に置き換えます。 SQL Server Express または SQL Server の名前付きインスタンスを使用している場合、接続文字列を変更してインスタンス情報を含める必要があります。 次に例を示します。

    Data source=localhost\SQLEXPRESS; initial catalog=AdventureWorks2022

    接続文字列の詳細については、「Related content」セクションを参照してください。

  6. [資格情報] タブを選択し、 [データ ソースに接続するための資格情報を変更します。] セクションの下で [Windows 認証 (統合セキュリティ) を使用する ] を選択します。

  7. [OK] を選択して処理を完了します。

レポート デザイナーにより、データソース AdventureWorks2022 が [レポート データ] ウィンドウに追加されます。

Screenshot of the Report Data pane that highlights the AdventureWorks2016 data source.

次のステップ

このレッスンでは、AdventureWorks2022 サンプル データベースへの接続を正常に定義しました。 「レッスン 3: テーブル レポートのデータセットの定義 (Reporting Services)」に進み、レポートのデータセットを定義します。