次の方法で共有


改ページ対応レポートに複数の値を持つパラメーターを追加する (レポート ビルダー)

適用対象: Microsoft Report Builder (SSRS) Power BI Report Builder SQL Server Data Tools の Report Designer

ユーザーがパラメーター値として複数の値を選択できるパラメーターを改ページ対応レポートに追加できます。

レポート URL に複数のパラメーター値を含めてレポートに渡すことができます。 詳細については、「URL 内でレポート パラメーターを渡す」を参照してください。

複数のパラメーター値をストアド プロシージャに渡す方法については、mssqltips.com の「SQL Server Reporting Service レポートの複数選択パラメーターの操作」を参照してください。

複数の値を持つパラメーターを追加する

  1. レポート ビルダーで、複数の値を持つパラメーターを追加するレポートを開きます。

  2. レポート データセットを右クリックし、 [データセットのプロパティ] を選択する

  3. [クエリ] ボックスでクエリ テキストを編集するか、クエリ デザイナーを使用してフィルターを追加することで、データセット クエリに変数を追加します。 詳細については、「リレーショナル クエリ デザイナーでのクエリの作成 (Report Builder)」を参照してください。

    WHERE  
      Production.ProductInventory.ProductID IN (@ProductID)  
    

    重要

    • クエリ テキストには、クエリ変数の DECLARE ステートメントを含めないでください。
    • クエリ変数のテキストには、上の例のように、IN 演算子を含める必要があります。
    • 前に示したように、必ず変数をかっこで囲んでください。 そうしないと、レポートは表示されず、"スカラー変数を宣言してください" というエラーが表示されます。

    埋め込みデータセットまたは共有データセットのデータセット パラメーターは、クエリ変数に対して自動的に作成されます。 レポート パラメーターは、データセット パラメーターに対して自動的に作成されます。

  4. レポート データ ペインで [パラメーター] ノードを展開し、データセット パラメーターに対して自動的に生成されたレポート パラメーターを右クリックして、 [パラメーターのプロパティ] を選択します。

  5. [全般] タブで、 [複数の値を許可] を選択して、パラメーターに複数の値を選択できるようにします。

  6. (省略可能) [使用できる値] タブで、ユーザーに対して表示する使用可能な値の一覧を指定します。

    使用可能な値の一覧を使用すると、ユーザーがパラメーターに選択できる値が有効な値のみに制限されます。 値が複数ある場合は、一覧の先頭に [すべて選択] という項目が用意されるため、ユーザーは単一のボックスを選択することですべての値を選択またはクリアできます。 レポート パラメーターで使用できる値をデータセット クエリから取得する場合は、同じレポート パラメーターに関連付けられているクエリ変数を含まないデータセットを選択してください。

    詳細については、「レポート パラメーターの値の追加、変更、または削除 (Report Builder)」を参照してください。

カスケード型パラメーターをレポートに追加する (Report Builder)
レポート パラメーターを追加、変更、または削除する (Report Builder)