仮想マシンをバックアップする

完了

Azure Backup を使用して Azure 仮想マシンを保護するには、コンテナーの作成、バックアップ オプションの定義、バックアップ ジョブのトリガーという 3 つの手順からなるプロセスに従います。

Illustration that shows the three basic steps to back up an Azure virtual machine by using Azure Backup.

手順 1:Recovery Services コンテナーを作成する

最初の手順では、仮想マシンのバックアップ用の Azure Recovery Services コンテナーを作成します。 コンテナーは、Azure サブスクリプション内、およびデータを格納するリージョンに作成する必要があります。

また、geo 冗長 (既定値) またはローカル冗長のいずれかで、ストレージをレプリケートする方法を指定する必要もあります。

  • geo 冗長 (GRS): (既定値) Azure がプライマリ バックアップ ストレージ エンドポイントの場合は、GRS を使います。

  • ローカル冗長 (LRS): Azure がプライマリ バックアップ ストレージ エンドポイントではない場合は、LRS を使ってストレージ コストを削減します。

ステップ 2: バックアップ ポリシー オプションを定義する

コンテナーを作成した後、バックアップ ポリシーを定義する必要があります。 このポリシーでは、データ スナップショットを取得するタイミングと、スナップショットを保持する期間を指定します。

仮想マシンは、定義された間隔でデータのスナップショットを取得することによって保護されます。 スナップショットでは、Recovery Services コンテナーに格納されている復旧ポイントが生成されます。

仮想マシンの修復または再構築が必要になった場合は、保存した復旧ポイントを使用してマシンを復元できます。 バックアップ ポリシーでは、1 日に 1 回から 5 回バックアップをトリガーするように指定できます。

ステップ 3: 仮想マシンをバックアップする

最後の手順では、Azure Backup ジョブ プロセスを実行し、バックアップを作成します。

バックアップ ジョブを実行する場合、Azure Backup 拡張機能では、Azure 仮想マシンに Microsoft Azure 仮想マシン エージェントが存在する必要があります。

  • 仮想マシンが Azure ギャラリーから作成された場合、エージェントは既定でマシンにインストールされます。

  • 仮想マシンがオンプレミスのデータ センターから移行された場合は、マシンにエージェントを手動でインストールする必要があります。

詳細については、「Azure 仮想マシン エージェントをインストールする」を参照してください。