演習 - サポート チケットの受領確認を行う

完了

この演習では、顧客から受け取ったサポート チケットに対する受領確認メールを送信するフローを作成します。

この演習のフローを正常に実行するには、有効な Web メール アカウントの認証情報を使用してください。 アカウントまたはサーバーの情報が正しくない場合は、このフローは失敗します。

  1. Power Automate デスクトップ コンソールを起動して、チケットの受領確認という名前の新しいフローを作成します。

    フロー名が強調表示されたフローの構築ダイアログのプロパティ。

  2. メール メッセージの取得アクションを使用して、件名にチケットという単語が含まれているすべての未読メールを取得するように設定します。 メール フォルダー フィールドに、お使いのアカウントのメインの受信トレイ フォルダーを入力します。

    メール メッセージの取得アクション ダイアログのプロパティ。

  3. IMAP サーバーを設定するには、このアクションの IMAP サーバー セクションを展開して、適切なサーバー情報を入力します。

    メール メッセージの取得アクション ダイアログの IMAP サーバー セクションのプロパティ。

  4. ワークスペースに For each ループを追加し、取得したメールを含むリストを反復処理するように設定します。

    For each アクション ダイアログのプロパティ。

  5. ループ内で、テキストの解析アクションを追加して、%CurrentItem['From']% プロパティのメール アドレス部分を取得します。 この特定のテキスト部分を取得するには、<(.*?)> 正規表現を使用します。

  6. テキストの解析アクションの下に、それぞれのチケットの所有者にメールを送信するために、メールの送信アクションを追加します。 メールの件名に、受け取ったメールの件名と受領確認を示すテキストを含めるように設定します。 本文には、必要に応じて受領確認のテキストを含めることができます。

    メールの送信アクション ダイアログのプロパティ。

  7. このアクションの SMTP サーバー セクションを展開して、SMTP サーバーの適切な情報を入力します。

    メールの送信アクションの SMTP サーバー セクションのプロパティ。

  8. メールの送信アクションの下に、メール メッセージの処理アクションを追加します。 取得した各メールを受領確認済みのチケットという名前のフォルダーに移動するように設定します。

    メール メッセージの処理アクション ダイアログのプロパティ。

  9. このアクションの IMAP サーバー セクションを展開して、IMAP サーバーの適切な情報を入力します。

    メール メッセージの処理アクションの IMAP サーバー セクションのプロパティ。

  10. フローを保存してから実行して、すべてのアクションが想定どおりに実行されることをテストします。

    最終的なフローと保存および実行ボタンのプロパティ。