導入

完了

Microsoft Dataverse などのデータベースは、データを格納するだけでなく、そのデータをアプリケーションで使用し、標準化されたドキュメントで他の人と共有することも主な目的の 1 つとしています。 Dataverse をソースとする Microsoft Word および Microsoft Excel テンプレートを使用することで、次のサンプル シナリオに対応できます。

  • フィールド技術者に作業指示書の詳細を提供します。

  • 顧客向けの保険証書を生成します。

  • 見込顧客リストを同僚と共有します。

Power Apps で Word テンプレートを使用する

Word テンプレートが Dataverse にアップロードされると、Microsoft Power Apps のモデル駆動型アプリのユーザーは、選択したデータが入力された標準化されたドキュメントを生成できます。

Power Apps で Excel テンプレートを使用する

Excel テンプレートが Dataverse にアップロードされると、Power Apps のモデル駆動型アプリのユーザーは、テンプレートを使用して関連データを消費してから、結果を他の Power Apps ユーザーと共有できます。

Power Apps でのテンプレートの有効化

ネイティブの Word テンプレートおよびExcel テンプレートと Dataverse の統合を使用するには、最初に Power Platform 管理センターで統合を有効にする必要があります。 続行するには、次の手順に従います。

  1. Power Platform 管理センターにサインインします。

  2. 環境タブを選択し、統合を有効にする環境を選択します。

  3. コマンド バーから、設定を選択します。

  4. 設定画面で、テンプレート セクションを展開します。

  5. ドキュメント テンプレートを選択します。 そうすると、別のブラウザー タブが開きます。

  6. ドキュメント テンプレート セクションに初めてアクセスすると、確認メッセージが表示されます。 試用するを選択して続行します。

試用するを選択した後に、テンプレートを作成するまで空の使用できるテンプレート ビューが表示されます。 この場所に、使用する環境の設定ページからドキュメント テンプレートを選択した後の場所が表示されます。

このモジュールでは、特定のテーブルに基づいて Dataverse で作成されたテンプレートに焦点を当てます。 ここで学習したスキルは、将来のより複雑なシナリオに利用できます。

次の手順

Dataverse 向けのテンプレートの基礎について説明しました。次に、Dataverse レコードに基づいて動的な Word ドキュメントを作成する方法について説明します。