マネージド コードのレガシ分析を構成する

Visual Studio では、マネージド コード プロジェクトに適用するコード分析ルール セットを一覧から選択できます。 既定では、Microsoft 最小推奨規則ルール セットが選択されていますが、必要に応じて別のルール セットを適用できます。 ルール セットは、ソリューション内の 1 つまたは複数のプロジェクトに適用できます。

Note

この記事は、.NET Compiler Platform ベースのコード アナライザーではなく、レガシ分析に適用されます。

.NET Framework プロジェクトのルール セットを構成する

1. プロジェクトのプロパティ ページで、[コード分析] タブを開きます。 この操作は次のいずれかの方法で行うことができます:

   • ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを選択します。 メニュー バーで、[分析]>[コード分析の設定]>[<projectname> の場合] の順に選択します。

   • ソリューション エクスプローラーで、プロジェクトを右クリックして [プロパティ] を選択し、[コード分析] タブを選択します。

2. [構成] および [プラットフォーム] の一覧で、ビルド構成とターゲット プラットフォームを選択します。

3. 選択した構成を使用して、プロジェクトをビルドするたびにコード分析を実行するには、[バイナリ アナライザー] セクションの [ビルド時に実行] を選択します。 レガシ コード分析を手動で実行することもできます。詳細については、「方法: マネージド コードのレガシ コード分析を手動で実行する」をご覧ください。

4. 生成されたコードの警告を表示するには、[生成されたコードの結果を表示しない] チェック ボックスをオフにします。

   Note

   コード分析のエラーおよび警告がフォームやテンプレートで表示される場合、このオプションを使用しても、生成されたコードからこのエラーおよび警告の出力は抑制されません。 フォームまたはテンプレートのソース コードは、表示することも保持することもでき、上書きされることはありません。

5. [アクティブな規則] の一覧で、次のいずれかを行います。

   • 使用するルール セットを選択します。

   • <[参照]> を選択して、一覧にない既存のカスタム ルール セットを見つけます。

   • カスタム ルール セットを定義します。

ソリューション内の複数のプロジェクトのルール セットを指定する

既定では、ソリューションのすべてのマネージド プロジェクトに "Microsoft 最小推奨規則" コード分析ルール セットが割り当てられます。 ソリューションの [プロパティ] ダイアログ ボックスで、ソリューションのプロジェクトに割り当てられるルール セットを変更できます。

1. Visual Studio でソリューションを開きます。

2. [分析] メニューの [ソリューションのコード分析を構成する] を選択します。

3. 必要に応じて、[共通プロパティ] を展開し、[コード分析設定] を選択します。

4. 1 つ以上のプロジェクトに対してルール セットを指定できます。

   • 個々のプロジェクトのルール セットを指定するには、プロジェクト名を選択します。

   • 複数のプロジェクトのルール セットを指定するには、Ctrl キーを押しながらプロジェクト名を選択します。

   • ソリューション内のすべてのプロジェクトを指定するには、Shift キーを押しながらプロジェクトの一覧を選択します。

5. プロジェクトの [ルール セット] フィールドを選択し、適用するルール セットの名前を選択します。

関連するコンテンツ

• コード分析規則セットの参照