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IDebugProperty3

このインターフェイスでは、次のものに対するサポートを提供します。

  • プロパティに関連付けられた任意の長い文字列を取得します。

  • 一意の ID をプロパティに関連付けます。

  • プロパティのカスタム ビューアーの一覧を取得します。

  • 結果として発生したエラーを報告する機能でプロパティの値を設定します

構文

IDebugProperty3 : IDebugProperty2

実装側の注意

デバッグ エンジン (DE) では、長い文字列、プロパティ ID、カスタム ビューアーをサポートするために、IDebugProperty2 を実装する同じオブジェクトにこのインターフェイスを実装します。

呼び出し元に関する注意事項

IDebugProperty2 インターフェイスを取得するには、このインターフェイスの QueryInterface を呼び出します。

Vtable 順序のメソッド

IDebugProperty3 インターフェイスでは、IDebugProperty2 から継承されたメソッドに加えて次のメソッドが公開されます。

メソッド 説明
GetStringCharLength プロパティに関連付けられている文字列の長さを返します。
GetStringChars ユーザーが指定したバッファー内の文字列を返します。
CreateObjectID このプロパティの一意の ID を作成します。
DestroyObjectID このプロパティの一意の ID を破棄します。
GetCustomViewerCount このプロパティを表示できるカスタム ビューアーの数を返します。
GetCustomViewerList このプロパティを表示できるカスタム ビューアーの一覧を返します。
SetValueAsStringWithError このプロパティの値を設定し、何らかの問題が発生した場合にエラー メッセージを返します。

解説

  • SetValueAsStringWithError は、セッション デバッグ マネージャー (SDM) でプロパティの値を設定するために推奨される方法です。

要件

ヘッダー: msdbg.h

名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop

アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll

関連項目