Visual Studio for Mac でのソース リンクを使用した NuGet パッケージのデバッグ
重要
Visual Studio for Mac は、Microsoft の モダン ライフサイクル ポリシーに従って、2024 年 8 月 31 日に廃止される予定です。 引き続き Visual Studio for Mac を使用できますが、VS Code 用の新しい C# 開発キット拡張機能のプレビュー バージョンなど、Mac 上の開発者向けの他のいくつかのオプションがあります。
ソース リンク テクノロジを使用すると、ソース ファイルへのリンクを含む .PDB が付属している NuGet から、.NET アセンブリのソース コードをデバッグできます。 ソース リンクは、開発者が NuGet パッケージを作成するときに実行され、アセンブリとパッケージの内部にソース管理メタデータが埋め込まれます。 Visual Studio for Mac でソース リンクを有効にすると、インストールしたパッケージでソース ファイルを利用できるかどうかが IDE によって検出されます。 その後、Visual Studio for Mac によってそのダウンロードが提案されます。これにより、パッケージ コードをステップ実行できます。 ソース リンクは Xamarin プロジェクトの Mono 基本クラス ライブラリでも動作し、.NET Framework コードも同様にステップ インできます。 ソース リンクからは、効率的なデバッグを可能にするソース コントロール メタデータが提供されます。
注意
現在、Visual Studio for Mac ではシンボル サーバーはサポートされていません。 このため、シンボル サーバー上でホストされるメタデータを使用したソース リンクはサポートされていません。
ソース リンクを有効にする
Visual Studio for Mac でソース リンクを有効にするには、[Visual Studio] > [ユーザー設定...] > [プロジェクト] > [デバッガー] に移動し、[外部コードにステップ イン] チェックボックスがオンになっていることを確認します。
必要に応じて、[外部コードのダウンロード] の設定を変更できます。
- 確認: Visual Studio for Mac により外部コードをダウンロードするように求められます
- 常に: Visual Studio for Mac により自動的に外部コードがダウンロードされます
- 使用しない: Visual Studio for Mac では関連する外部コードがダウンロードされません
既定では、[確認] が選択されています。 NuGet パッケージの外部コードが検出されると、次のプロンプトが表示されます。
関連項目
- ソース リンクの GitHub リポジトリ
- ソース リンクおよびソース リンクのサポートをパッケージに追加する方法に関する .NET ドキュメント