KsDispatchSpecificMethod 関数 (ks.h)

KsDispatchSpecificMethod 関数は、メソッドを特定のハンドラーにディスパッチします。 関数は、呼び出し元が KsMethodHandler 関数を介して IRP をハンドラーにディスパッチしたことを前提としています。

関数は、PASSIVE_LEVELでのみ呼び出すことができます。

構文

KSDDKAPI NTSTATUS KsDispatchSpecificMethod(
  [in] PIRP         Irp,
  [in] PFNKSHANDLER Handler
);

パラメーター

[in] Irp

ディスパッチされるメソッド要求を含む IRP を指定します。

[in] Handler

特定のメソッド ハンドラーへのポインターを指定します。

戻り値

KsDispatchSpecificMethod 関数は、成功した場合はSTATUS_SUCCESSを返し、失敗した場合はエラーを返します。

注釈

KsDispatchSpecificMethod 関数は、保留中の操作の完了など、メソッドの追加処理を目的としています。

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header ks.h (Ks.h を含む)
Library Ks.lib

こちらもご覧ください

KsMethodHandler