1394 構成 ROM の修正
Microsoft Windows 1394 バスに接続されているシステムでは、ノードでサポートされている機能ユニットを記述する構成 ROM が公開されています。 1394 構成の ROM の詳細については、IEEE 1394-1995 および IEEE-1212-2000 の仕様を参照してください。 XP Windows以降のオペレーティング システムでは、Configuration ROM の内容を次の 2 つの方法で動的に定義できます。
ドライバーは、1394 バス上の非 1394 バス用に設計されたハードウェアを公開するように、構成 ROM を動的に変更できます。
たとえば、内部 DVD ドライブがシステムの IDE バスに接続されている汎用システムを考え出します。 1394 要求を DVD ドライブで使用されるプロトコルにマップするドライバーは、1394 バス上の DVD ドライブを他の 1394 ノードに公開できます。 これを行うには、システムの 1394 構成 ROM に新しいユニット ディレクトリを追加する必要があります。 その後、1394 バスに接続されている他のシステムは、1394 DVD デバイスのように汎用システムを列挙できます。
ドライバーは、仮想物理デバイス オブジェクト (PDP) を使用して、デバイス ドライバーのテストを容易にする方法でハードウェアをエミュレートできます。
デバイス エミュレーションを使用すると、開発者は、まだ受け取っていないデバイスのドライバーをテストできます。 ハードウェア エミュレーション ドライバーは、1394 バス上の仮想 1394 デバイスを公開できます。 その後、開発者は、別のシステム上の新しいハードウェアのドライバーをデバッグできます。 デバイス エミュレーションの詳細については、「ハードウェア エミュレーション ドライバー IEEE 1394を参照してください。