GetTraceLoggerHandle 関数 (evntrace.h)

RegisterTraceGuids ベース ("クラシック") イベント プロバイダーは、GetTraceLoggerHandle 関数を使用して、イベントを書き込むイベント トレース セッションのハンドルを取得します。

プロバイダーは、 ControlCallback 関数からこの関数を呼び出します。

構文

TRACEHANDLE WMIAPI GetTraceLoggerHandle(
  [in] PVOID Buffer
);

パラメーター

[in] Buffer

WNODE_HEADER構造体へのポインター。 ETW は、この構造体を Buffer パラメーターのプロバイダーの ControlCallback 関数に渡します。

WNODE_HEADERHistoricalContext メンバーには、セッションのハンドルが含まれています。

戻り値

関数が成功すると、イベント トレース セッション ハンドルが返されます。

関数が失敗した場合は、 INVALID_HANDLE_VALUEを返します。 エラーの詳細情報を得るには、GetLastError 関数を呼び出します。

解説

GetTraceEnableFlags 関数と GetTraceEnableLevel 関数を呼び出すときは、 ハンドルを使用して、EnableTrace 関数に渡される有効化フラグとレベル値を取得します。

GetTraceLoggerHandle を使用する例については、「MOF を使用したイベント データの取得」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー evntrace.h
Library Advapi32.lib
[DLL] Advapi32.dll

関連項目

GetTraceEnableFlags

GetTraceEnableLevel