LoadCursorFromFileA 関数 (winuser.h)

ファイルに含まれるデータに基づいてカーソルを作成します。

注意

この関数は LoadImage 関数に置き換わりました ( LR_DEFAULTSIZE フラグと LR_LOADFROMFILE フラグが設定されています)。

構文

HCURSOR LoadCursorFromFileA(
  [in] LPCSTR lpFileName
);

パラメーター

[in] lpFileName

型: LPCTSTR

カーソルの作成に使用するファイル データのソース。 ファイル内のデータは、 のいずれかに存在する必要があります。CUR または 。ANI 形式。

lpFileName の上位ワードが 0 以外の場合、カーソル データを含むファイルの完全修飾名である文字列へのポインターです。

戻り値

種類: HCURSOR

関数が成功した場合、戻り値は新しいカーソルへのハンドルです。

関数が失敗した場合は、返される値は NULL です。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。 GetLastError は 、次の値を返す場合があります。

リターン コード 説明
ERROR_FILE_NOT_FOUND
指定されたファイルが見つかりません。

注釈

DPI 仮想化

この API は DPI 仮想化には参加しません。 返される出力は、呼び出し元スレッドの DPI の影響を受けません。

注意

winuser.h ヘッダーは、Unicode プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択するエイリアスとして LoadCursorFromFile を定義します。 encoding-neutral エイリアスの使用を encoding-neutral ではないコードと混在すると、コンパイル エラーまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winuser.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll

関連項目

概念

カーソル

LoadCursor

リファレンス

SetCursor

SetSystemCursor