IMFVideoSampleAllocatorEx インターフェイス (mfidl.h)

Microsoft Direct3D 11 テクスチャ サーフェスを含むビデオ サンプルを割り当てます。

継承

IMFVideoSampleAllocatorEx インターフェイスは、IMFVideoSampleAllocator から継承します。 IMFVideoSampleAllocatorEx には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IMFVideoSampleAllocatorEx インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IMFVideoSampleAllocatorEx::InitializeSampleAllocatorEx

ビデオ サンプル アロケーター オブジェクトを初期化します。

注釈

このインターフェイスを使用すると、テクスチャ サーフェスとメディア サンプルを直接割り当てるのではなく、Direct3D 11 ビデオ サンプルを割り当てることができます。 このインターフェイスへのポインターを取得するには、 MFCreateVideoSampleAllocatorEx 関数を呼び出します。

ビデオ サンプルを割り当てるには、次の手順を実行します。

  1. IMFDXGIDeviceManager インターフェイスへのポインターを取得します。 Media Foundation 変換 (MFT) の場合、この手順は MFT_MESSAGE_SET_D3D_MANAGER イベント中に発生します。
  2. MFCreateVideoSampleAllocatorEx を呼び出してアロケーター オブジェクトを作成し、IMFVideoSampleAllocatorEx インターフェイスへのポインターを取得します。
  3. アロケーターで IMFVideoSampleAllocator::SetDirectXManager を呼び出して、アロケーターに IMFDXGIDeviceManager ポインターを設定します。
  4. MFCreateAttributes を呼び出して、IMFAttributes インターフェイスへのポインターを取得します。
  5. MF_SA_D3D11_USAGE属性とMF_SA_D3D11_BINDFLAGS属性を設定します。
  6. IMFVideoSampleAllocator::InitializeSampleAllocatorEx を呼び出します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mfidl.h

こちらもご覧ください

IMFVideoSampleAllocator

メディア ファンデーション インターフェイス