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ISCPSecureExchange::ObjectData メソッド (mswmdm.h)

ObjectData メソッドは、オブジェクト データのブロックを Windows Media デバイス マネージャーに転送します。

構文

HRESULT ObjectData(
  [out]     BYTE     *pData,
  [in, out] DWORD    *pdwSize,
  [in, out] BYTE [8] abMac
);

パラメーター

[out] pData

データを受信するバッファーへのポインター。 このパラメーターは出力メッセージ認証コードに含まれており、暗号化されます。

[in, out] pdwSize

転送サイズを含む DWORD へのポインター。 このパラメーターは、入力メッセージ認証コードと出力メッセージ認証コードの両方に含まれている必要があります。

[in, out] abMac

このメソッドのパラメーター データのメッセージ認証コードを含む 8 バイトの配列。 (WMDM_MAC_LENGTHは 8 と定義されます。

戻り値

メソッドが成功した場合は、S_OK を返します。 失敗した場合は、 HRESULT エラー コードが返されます。

リターン コード 説明
WMDM_E_MAC_CHECK_FAILED
メッセージ認証コードが無効です。
WMDM_E_NORIGHTS
呼び出し元には、要求された操作を実行するために必要な権限がありません。
S_FALSE
メソッドが失敗しました。 セキュリティで保護されたコンテンツ プロバイダーとの対話を終了します。
E_INVALIDARG
パラメーターが無効なポインターまたは NULL ポインターです。
E_FAIL
未指定のエラーが発生しました。

解説

データを転送するために、Windows Media デバイス マネージャーは TransferContainerData メソッドを呼び出してコンテナー データを取得します。 その後、ObjectData が呼び出され、セキュリティで保護されたコンテンツ プロバイダーから Windows Media デバイス マネージャーにオブジェクト データのブロックが転送されます。 pdwSize を 0 に設定してS_OKが返された場合、Windows Media デバイス マネージャーはそれ以上のデータを要求しません。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mswmdm.h
Library Mssachlp.lib

こちらもご覧ください

ISCPSecureExchange インターフェイス