EXP_PROPERTYSTORAGE構造体 (shlobj_core.h)

シェル リンクの状態に関する情報を格納します。 この構造体は、EXP_PROPERTYSTORAGE_SIGでタグ付けされた追加のデータ セクションに使用されます。

構文

typedef struct {
  DWORD cbSize;
  DWORD dwSignature;
  BYTE  abPropertyStorage[1];
} EXP_PROPERTYSTORAGE;

メンバー

cbSize

型: DWORD

この構造体のサイズ (バイト単位)。

dwSignature

型: DWORD

ブロックの種類を識別し、EXP_PROPERTYSTORAGE_SIG値です。

abPropertyStorage[1]

型: BYTE[1]

SERIALIZEDPROPSTORAGE で定義された形式のシリアル化されたプロパティ ストア。

解説

EXP_PROPERTYSTORAGEは、 IShellLink オブジェクトによってシリアル化された情報を格納するために使用されます。 タグ値EXP_PROPERTYSTORAGE_SIGで名前が付けられ、追加、削除、コピーの操作など、 IShellLinkDataList 経由でアクセスできます。 このブロックを使用して、シェル リンクの状態を調べることができます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
Header shlobj_core.h (Shlobj.h を含む)