エクスペリエンスの設定 — MRTK2

Mixed Reality 用の UI を作成する際の課題の 1 つは、異なるエクスペリエンス間での調整です。 MRTK では、シーンの Target Experience ScaleContent Offset を設定することができ、ターゲット スケールに合わせて適切な動作をするように以下を構成します。

  • Mixed Reality シーンのコンテンツ

  • 境界システム

    MRTK 構成プロファイルのエクスペリエンス設定

ターゲット エクスペリエンス スケール

[ターゲット エクスペリエンス スケール] では、エクスペリエンスを設計する環境を指定します。 次の値を指定できます。

  • OrientationOnly - ヘッドセットの向きのみを利用し、重力に沿ったエクスペリエンス。 座標系の原点はヘッド レベルです。
  • Seated - 座って使用するように設計されたエクスペリエンス。 座標系の原点はフロア レベルです。
  • Standing - 立ち上がって静止した状態で使用するように設計されたエクスペリエンス。 座標系の原点はフロア レベルです。
  • Room - 部屋の中での移動をサポートするように設計されたエクスペリエンス。 座標系の原点はフロア レベルです。
  • World - 物理的な世界を利用して移動するように設計されたエクスペリエンス。 座標系の原点はヘッド レベルです。

コンテンツ オフセット

このパラメーターは、[アライメントの種類][エクスペリエンス スケールに合わせる] に設定されている場合に、Mixed Reality シーン コンテンツをオフセットするフロアからの高さを指定します。