IFaxRoutingMethods::get_Item メソッド (faxcom.h)
IFaxRoutingMethods::get_Item メソッドは、指定された FAX ルーティング メソッドの FaxRoutingMethod オブジェクトを作成します。 オブジェクトを使用すると、指定した FaxPort オブジェクトの FAX ルーティング情報を列挙できます。
構文
HRESULT get_Item(
[in] long Index,
[out] VARIANT *pVal
);
パラメーター
[in] Index
型: LONG
取得する FAX ルーティング方法を示す LONG 変数を指定します。 このパラメーターの有効な値は 1 から n の範囲です。 n は、 IFaxRoutingMethods::get_Count メソッドの呼び出しによって返される FAX ルーティング メソッドの数です。
[out] pVal
型: VARIANT*
FAXRoutingMethod オブジェクトへの IDispatch インターフェイス ポインターを受け取る VARIANT 構造体へのポインターを受け取ります。 メソッドは、VT_DISPATCHデータ型を持つ ppdispVal メンバーを返します。
戻り値
型: HRESULT
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
解説
FAX クライアント アプリケーションは、IUnknown::QueryInterface メソッドを呼び出して IFaxRoutingMethod インターフェイス ポインターを取得することで、IFaxRoutingMethod インターフェイスに直接アクセスすることもできます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | faxcom.h |
[DLL] | Faxcom.dll |