ldap_rename_extA関数 (winldap.h)
ldap_rename_ext関数は、ディレクトリ内のエントリの識別名を変更する非同期操作を開始します。 この機能は LDAP 3 で有効に利用できます。
構文
WINLDAPAPI ULONG LDAPAPI ldap_rename_extA(
[in] LDAP *ld,
[in] const PSTR dn,
[in] const PSTR NewRDN,
[in] const PSTR NewParent,
[in] INT DeleteOldRdn,
[in] PLDAPControlA *ServerControls,
[in] PLDAPControlA *ClientControls,
[out] ULONG *MessageNumber
);
パラメーター
[in] ld
セッション ハンドル。
[in] dn
名前を変更するエントリの識別名を含む、null で終わるワイド文字列へのポインター。
[in] NewRDN
エントリの新しい相対識別名を含む、null で終わるワイド文字列へのポインター。
[in] NewParent
このエントリの新しい親の識別名を含む、null で終わるワイド文字列へのポインター。 このパラメーターを使用すると、エントリを新しい親コンテナーに移動できます。
[in] DeleteOldRdn
古 い相対識別名を削除する必要がある場合は TRUE。 古 い相対識別名を保持する必要がある場合は FALSE。
[in] ServerControls
LDAP サーバー コントロールの一覧。
[in] ClientControls
クライアント コントロールの一覧。
[out] MessageNumber
この非同期操作のメッセージ識別子を受け取る変数へのポインター。 操作の結果を取得するには、この識別子を ldap_result 関数と共に使用します。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は LDAP_SUCCESS。
関数が失敗した場合はエラー コードを返します。 詳細については、「 戻り値 」を参照してください。
解説
この関数は、拡張名前変更操作を提供します。 たとえば、親を相対識別名から分離するコントロールを渡して、わかりやすくすることができます。
マルチスレッド: ldap_rename_ext の呼び出しはスレッド セーフです。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winldap.h |
Library | Wldap32.lib |
[DLL] | Wldap32.dll |