IXpsOMDocumentStructureResource インターフェイス (xpsobjectmodel.h)

DocumentStructure パーツのリソース ストリームの XML コンテンツへのアクセスを提供します。 IXpsOMDocumentStructureResource インターフェイスを使用すると、プログラムは DocumentStructure パーツの XML コンテンツを読み取って置き換えることができます。

継承

IXpsOMDocumentStructureResource インターフェイスは IXpsOMResource から継承します。 IXpsOMDocumentStructureResource には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IXpsOMDocumentStructureResource インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IXpsOMDocumentStructureResource::GetOwner

リソースを含む IXpsOMDocument インターフェイスへのポインターを取得します。 (IXpsOMDocumentStructureResource.GetOwner)
IXpsOMDocumentStructureResource::GetStream

このリソースに関連付けられているストリームの新しい読み取り専用コピーを取得します。 (IXpsOMDocumentStructureResource.GetStream)
IXpsOMDocumentStructureResource::SetContent

このリソースに関連付ける読み取り専用ストリームを設定します。 (IXpsOMDocumentStructureResource.SetContent)

注釈

XPS ドキュメントの DocumentStructure パーツにはドキュメント アウトラインが含まれています。このアウトラインは、 StoryFragments パーツと共に、ドキュメントの固定ページに表示されるすべての要素の読み取り順序を定義します。

XPS ドキュメントの読み取り順序は、ストーリーと呼ばれるセマンティック ブロックに編成されます。 ストーリーは、記事が雑誌の単位であるのと同じ方法で、ドキュメントの論理単位です。 ストーリーは、1 つ以上の StoryFragments パーツで構成されます。 StoryFragments パーツには、ドキュメントのコンテンツの構造を記述するストーリーのセマンティック ブロックを定義する XML マークアップが含まれています。 ストーリーのセマンティック ブロックの例には、段落とテーブルがあります。

DocumentStructure パーツと StoryFragments パーツの XML マークアップについては、「 XML Paper Specification」を参照してください

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 7、Windows Vista SP2 と Windows Vista 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 SP2 および Windows Server 2008 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー xpsobjectmodel.h

こちらもご覧ください

IXpsOMObjectFactory::CreateDocumentStructureResource

IXpsOMResource

IXpsOMStoryFragmentsResource

インターフェイス

XML Paper Specification