ローカライズ用の Windows インストーラー パッケージの準備

Windows インストーラー パッケージの複数の言語へのローカライズは、次の操作を行うことで大幅に容易になります。

  • コード ページに依存しない基本インストール データベースを作成します。 「ニュートラル コード ページを使用したデータベースの作成」を参照してください。 ローカライズされたデータベースのコード ページは、ニュートラルでないコード ページを含むテキスト アーカイブ テーブルを基本データベースにインポートすることによって設定できます。 「データベースのコード ページの設定」を参照してください。
  • ローカライズを必要とするファイルを別々のコンポーネントに整理し、これらのファイルを別のディレクトリにインストールします。 これにより、2 つのローカライズされたパッケージで同じ名前のファイルが同じディレクトリにインストールされることはなくなります。

たとえば、次のリソースを使用する世界規模のアプリケーションには、3 つのコンポーネントが含まれる場合があります。

コンポーネント リソース
WORLD worldwide.exe
WORLD 世界中のレジストリ エントリ
WORLD 世界中のショートカット
JPN engui.dll
JPN readme.txt
FRA fraui.dll
FRA readme.txt

 

ローカライズする必要があるファイルは、次のディレクトリの場所にインストールされています。

  • [ProgramFilesFolder]\World\worldwide.exe
  • [ProgramFilesFolder]\World\English\engui.dll
  • [ProgramFilesFolder]\World\English\readme.txt
  • [ProgramFilesFolder]\World\French\fraui.dll
  • [ProgramFilesFolder]\World\French\readme.txt