結論 (WIC-Enabled コーデックを記述する方法)

Windows Imaging Component (WIC) プラットフォームでコーデックを構築すると、WIC 上に構築されたすべてのアプリケーションで、プラットフォームに付属する一般的なイメージ形式と同じプラットフォームサポートをイメージ形式で取得できます。 また、Windows Vista フォト ギャラリー、Windows エクスプローラー、フォト ビューアーでは、指定したデコーダーを使用して、画像のサムネイルとプレビューを形式で表示することもできます。 生フォーマットの場合、より高度なイメージングアプリケーションでデコーダーの生処理機能を活用できます。 サポートするエンコーダー オプションに応じて、エンコーダーの固有の機能を公開して、アプリケーションがイメージ形式の高度な機能を最大限に活用できるようにすることもできます。

WIC 対応コーデックを開発するには、いくつかの新しいインターフェイスを実装する必要があります。 多くの場合、これらのインターフェイスを実装する既存のコーデックのラッパーを記述できます。 コーデックをインストールするときは、WIC プラットフォームでコーデックを検出できるようにレジストリ エントリをいくつか作成し、適切なメタデータ ハンドラーに関連付ける必要があります。 また、API を呼び出して、以前に形式で画像に関連付けられている可能性がある既定の (空の) サムネイルのサムネイル キャッシュをクリアする必要があります。 必要に応じて、Windows Vista フォト ギャラリーを有効にして、フォト ギャラリーがファイル名拡張子を持つイメージを検出したときにコーデックをダウンロードするためのリンクをユーザーに提供できます。 これを行うには、コーデックのファイル名拡張子とダウンロード サイトの URL に関する情報を Microsoft に提供する必要があります。

概念

CODEC のインストールと登録

WIC-Enabled コーデックを記述する方法

Windows イメージング コンポーネントの概要