Google Widevine ライセンス サービスの一般提供開始を発表
このポストは、2 月 1 日に投稿された Announcing general availability of Google Widevine license services の翻訳です。
このたび Azure Media Services において、クラウドの Google Widevine ライセンス配信サービスの一般提供が開始されました。
Azure Media Services は、Google 傘下の Widevine の認定パートナー「Certified Widevine Implementation Partner (CWIP、英語)」を取得しており、Widevine Modular によるライセンス配信、MPEG-DASH への動的パッケージングおよびストリーミング、Common Encryption (CENC、英語) をサポートします。今後は、数回のクリック操作または単純な API の呼び出しを行うだけで、Microsoft PlayReady と Google Widevine の両方の DRM 技術を使用して保護コンテンツをクラウドから配信、ストリーミングできます。
Google Widevine によるライセンス配信
Google Widevine Modular は、MPEG-DASH でのストリーミングや Common Encryption とシームレスに連携するように設計された Google の DRM 技術で、Android デバイス (4.3 以降)、Chrome ブラウザー (Encrypted Media Extensions (EME) を使用)、Chromecast および Android TV でサポートされています。
Media Services を使用することにより、従量課金制の料金モデルで Widevine によるライセンス配信を行うことができます。Media Services は、ISO MPEG Common Encryption (CENC、英語) を使用してメディア ファイルを一度暗号化するだけで、複数のブラウザーにストリーミングできるように Widevine や PlayReady といった複数の DRM ヘッダーが生成されるエンドツーエンドのソリューションです。
こちらのデモ (英語) をお試しになり、実際の動作をご確認ください。このページのデモ用ストリームは、Common Encryption 標準を使用して PlayReady と Widevine の両方で暗号化されています。
提供地域と料金
Widevine ライセンス配信サービスは、2016 年 2 月 1 日以降、ほぼすべての Azure リージョン (中国を除く) で一般提供されます。Widevine ライセンス配信サービスでは、SLA により 99.9% の可用性が保証されます。PlayReady および Widevine の料金はいずれも従量課金制で、100 ライセンスにつき 0.20 米ドルです。料金の詳細については、こちらのページをご覧ください。
使用を開始するには
Widevine の使用開始に役立つ参考資料は以下のとおりです。
- Google Widevine の概要と Azure Media Services で機能するしくみ (英語)
- Azure Media Player のデモ (MPEG-DASH への PlayReady と Widevine の適用) (英語)
- Azure Media Services Explorer を使用して Widevine を 5 分で構成する (英語)
- API を使用した Widevine ライセンス配信サービスの構成
- CENC、マルチ DRM、アクセス制御の実装に関するリファレンス デザイン ガイド (英語)
コンテンツ保護に関連する新機能のご提案がありましたら、UserVoice フォーラム (英語) までご投稿ください。今後の更新で対応を検討させていただきます。
Comments
- Anonymous
February 05, 2016
このポストは、2 月 1 日に投稿された Announcing general availability of Google Widevine license services の翻訳です。
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