Windows Error Reporting機能を使用して、AOS(ax32serv.exe)のクラッシュダンプを取得する方法。
AOSクラッシュした際の原因調査にはメモリダンプが必要となります。
adplus等を使用してメモリダンプを取得頂くのが難しい場合、Windows2008,Windows2008R2ではWindows Error Reporting(WER)の機能を使用してメモリダンプを取得することも可能です。
<Windows Error Reporting機能を使用して、AOS(ax32serv.exe)のクラッシュダンプを取得する方法。>
(1)レジストリエディタ(regedit)を起動して、以下のキーを作成。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\Windows Error Reporting\LocalDumps\Ax32Serv.exe
(2)上記キーの下に以下の値を追加
DumpFolder:展開可能な文字列値: (例)C:\temp\dumpfile
DumpCount:DWORD(32bit)値: 5
DumpType:DWORD(32bit)値 : 0
CustomDumpFlags:DWORD(32bit)値: 7015
(注) 7015は10進です。
(設定例)
AOSのクラッシュが発生するとDumpFolderに指定したフォルダにAx32serv.exe.<AOSのPID>.dmpファイルが作成されますので、ZIPしてお送りください。
(関連情報)
<Possibilities to create Memory Dumps from crashing processes>
https://blogs.msdn.com/b/emeadaxsupport/archive/2010/05/12/possibilities-to-create-memory-dumps-from-crashing-processes.aspx
<Collecting User-Mode Dumps>
https://msdn.microsoft.com/en-us/library/bb787181(VS.85).aspx