Dynamics 365 (Online 8.2) への更新スケジュールがオープンしました !
みなさん、こんにちは。
2016 年 12 月 3 日、Dynamics CRM 2016 (8.0) の管理者宛てに、Dynamics 365 (8.2) の更新についての電子メールと、事前スケジュールの電子メールが送信されてます。
電子メールの内容は、こちらのサポートフォーラムを参照してください。また、Dynamics 365 更新プログラムスケジュールについては、以前のブログを参照してください。
今回は、この更新プログラムスケジュールについてよくお問い合わせがある内容を紹介します。
Dynamics 365 (8.2) 更新プログラムスケジュールの注意点と詳細情報
スケジュール開始: 2016 年 12 月より、Dynamics 365 更新プログラムの適用に関するスケジュール (以下更新スケジュール) が開始された。更新日を週末に指定することも可能
更新スケジュール期間: 2017 年 1 月から 6 月に更新プログラム適用可能であり、最大約 6 か月のアップデート猶予期間がある
[希望日時] と [代替日時] は、14日以上の間隔をあける必要があるスケジュールスロット: 一日で更新出来る組織数は決まっており、その日のスケジュール予約が空いている場合にスケジュール設定可能。埋まってしまうと、スケジュールの設定が出来ない。水・木曜日はスケジュール設定は出来ない
更新スケジュール時間: [6PM – 6 AM] のみ選択可能であり、希望日の午後 6 時から翌日の午前 6 時の時間帯に更新が行われる
更新時間: 更新適用時間は、組織の DB サイズに比例するが、一般的な目安として 30 分 から 数時間で完了。その時間帯は組織は無効化されるので、ユーザーはアクセス不可
更新開始時間: 更新プログラム適用は、スケジュールタイムスロット内の時間帯で順次に行われる。どの時間から更新プログラムの適用が開始するかは確認することは出来ない
更新終了時間: 更新プログラム適用は順次行われるので、終了時間を推測することは出来ない
顧客主導更新 (CDU – Customer-Driven Update): 更新プログラムを適用するには、管理者により更新スケジュールを承認する必要がある。未承認の場合、更新プログラム適用は見送られ、次に事前スケジュールが自動で設定される
事前スケジュール: 更新プログラムスケジュール開始時、スケジュール承認しなかった場合、更新スケジュール適用が失敗した場合、適用が見送られた場合には、事前スケジュールの日程が自動で設定される
必須のアップデート: Dyamics CRM Online 2016 更新プログラム (8.0) の組織は、必須のアップデートとなり、更新期間のある時期から適用が必須となり、管理者の承認なく更新プログラムが適用される。その際には電子メールで管理者に通知される
更新失敗: 更新失敗はいろいろな原因が考えられるが、失敗の原因調査と必要に応じてその修正が代替日までにベストエフォートで行われる
失敗後にすぐにスケジュールを再設定をしても、修正が完了してないので、同じ原因で更新失敗する可能性がある。その理由で更新スケジュールの [希望日] と [代替日] は 14 日間隔を規定でスケジュール設定される
更新失敗した場合には、更新直前のバックアップを復元が自動で行われ、元の状態 (バージョン) に戻される。この失敗により、ユーザー側の作業は発生せず、ユーザーへのアップデート失敗の影響はない更新の見送り: 更新スケジュール時間帯に更新が完了しない場合、緊急メンテナンスがあった場合等の理由により、更新そのものが行われない場合には更新が見送られる
通知: 管理者には、更新予定日の 90 日前、30日前、15日前、7日前、当日、更新後に電子メール通知が送信される
参照情報
Microsoft Dynamics 365 (オンライン) 更新の管理
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn308237.aspx
Dynamics 365 更新プログラム スケジュール
https://blogs.msdn.microsoft.com/crmjapan/2016/11/07/dynamics-365-更新プログラム-スケジュール/
- Dynamics 365 サポート 野田
※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります