Share via


[FCS] クライアントの更新 976668 を Windows 2000 にインストールすると FCS がアンインストールされてしまう

既に FCS クライアントがインストールされている Windows 2000 のクライアントに、下記のクライアント更新プログラムを適用すると、FCS クライアントがアンインストールされてしまう場合があります。

Forefront Client Security マルウェア対策クライアント更新プログラム (2009 年 12 月)
https://support.microsoft.com/kb/976668/

----- 問題の詳細
更新プログラムのインストーラは既存の FCS クライアントを一度アンインストールしてから更新された FCS クライアントをインストールします。
しかしながら、ローカル システム アカウントでインストーラが起動された場合、インストーラの問題により、既存のクライアントをアンインストールした時点で処理が停止してしまいます。結果として FCS クライアントがアンインストールされたままになってしまいます。
自動更新機能を利用している場合、インストーラがローカル システム アカウントで動作します。このため、自動更新機能を使用して、WSUS サーバーまたは Microsoft Update から更新をインストールする場合には、この問題の影響を受けます。

----- 回避策
問題を回避するためには、更新プログラムのインストーラをローカル管理者の権限を持ったユーザーアカウントで実行します。
インストーラの入手方法は公開ページの「修正プログラムの情報」にあります。
https://support.microsoft.com/kb/976668/
入手したインストーラをローカル管理者で起動してインストールします。

----- 今後の対策
弊社では、現在次期の「Forefront Client Security マルウェア対策クライアント更新プログラム」を準備しております。次期の更新プログラムでは本問題は起こらないように修正を行う予定です。
次期の更新プログラムの公開日は未定ですが、公開後本ページでお伝えする予定です。