Azure の開発者向けツールとサービスの最新情報
執筆者: Cristy Gonzalez (Program Manager, Azure Tools)
このポストは、3 月 31 日に投稿された What’s new in Azure Developer Tools and Services の翻訳です。
このたび Azure の開発者向けツールとサービスの最新リリースと更新版が発表されました。この記事では、各ツールとサービスの最新情報の概要を簡単にご報告します。これらのツールで Azure の開発エクスペリエンスを強化する方法など、詳細については各リンクから関連記事にアクセスしてください。
リリースの概要
- DevTest Labs
- VM イメージ準備の簡略化
- VM テンプレートの機能強化
- Mac、Linux、Windows 向けの Storage Explorer
- Table のサポート
- Queue のサポート
- Visual Studio Azure ツールと SDK 2.9
- Service Profiler (プレビュー) によるパフォーマンス診断
- Azure Diagnostics での Application Maps と Event Hub の使用
- Docker 用ツール
- Visual Studio 向けの Service Fabric ツール
- Visual Studio Code 向けの ARM ツール
DevTest Labs
Azure DevTest Labs は、再利用可能なテンプレートを使用して開発環境やテスト環境を Azure 上にすばやく作成できるサービスで、管理コストや無駄を最小限に抑えることができます。今回の更新では、VM テンプレートおよびイメージの準備、仮想ネットワークの設定、コスト管理に関する強化が行われています。詳細については、//Build 2016 での Azure DevTest Labs に関する発表の概要 (英語) をご覧ください。
Storage Explorer
最新版の Microsoft Azure Storage Explorer (プレビュー) では、Mac、Linux、Windows の各バージョンで Table 機能と Queue 機能がサポートされます。また、ストレージ アカウントの Shared Access Signature を作成し、他のストレージ アカウントに Shared Access Signature を使用して接続できるようになりました。これらの機能の詳細については、Storage Explorer の 3 月の更新に関するブログ記事 (英語) を参照してください。
Visual Studio Azure ツールと SDK 2.9
今回の Azure ツールと SDK の更新では、Azure 用の Visual Studio ツールの多数のコンポーネントについて、大幅な機能強化が行われています。Azure ツールおよび SDK 2.9 の詳細については、こちらのページ (英語) を参照してください。
- Service Profiler (プレビュー) によるパフォーマンス診断
- Application Maps によるデータの視覚化に関する Diagnostics の機能強化
- Azure Diagnostics での Event Hub の使用
- ARM のデプロイと Key Vault のサポート
- セカンダリ アプリ サービスの作成
- Diagnostics の更新
- Docker 用ツールのプレビュー
- Visual Studio 向けの Microsoft Service Fabric ツール
- Visual Studio 向けの Azure Data Lake ツール
- Visual Studio Code 向けの Azure Resource Manager ツール
まとめ
この最新リリースや更新版をぜひご活用いただけますと幸いです。Azure アカウントをお持ちでない場合は、無償評価版にサインアップするか、Azure サブスクリプションを有効にする (MSDN サブスクライバーの場合) ことで、上記のすべての機能を今すぐお試しいただけます。これらの機能を使用したアプリケーションの構築方法の詳細については、Azure デベロッパー センターをご覧ください。
バグのご報告は Connect まで、ご提案については UserVoice (英語) までお寄せください。また、Visual Studio IDE 内の [Send-a-Smile] 機能でも皆様のご意見やアイデアをお待ちしています。
ではまた!
- Azure デベロッパー エクスペリエンス チーム