[SQL Azure] データベース照合順序の指定について (新機能)
こんにちは、Windows Azure サポートチームです。
SQL Azure の新機能 (Q4 2011 Service Release) の一つとして、SQL Azure でも データベース照合順序を指定し、新規データベースを作成することが可能となりました。
今回は データベース照合順序を指定した新規データベースの作成手順について紹介したいと思います。
[手順]
1) SQL Server Management Studio から SQL Azure 上の Master データベースに接続します。
2) fn_helpcollations() 関数を実行し、指定可能な照合順序を確認します。
※ 今回は、”日本語 (Japanese)” に絞って検索しています。
3) Create Database コマンドに Collate句を追加し、照合順序を指定します。
※ 今回は、Collate 句に “Japanese_CI_AS” を指定し、”BUSINESS” エディション、”10 GB” の新規データベースを作成しております。
CREATE DATABASE (SQL Azure データベース)
msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ee336274.aspx
4) DATABASEPROPERTUEX 関数を実行し、新規データベース(TEST)の照合順序を確認します。
※ 新規データベース(TEST)の照合順序が “Japanese_CI_AS” になっていることが確認できます。
[補足]
1) ALTER DATABASE コマンドより、作成後のデータベースの照合順序を変更することは出来ません。
2) Windows Azure Platform管理ポータルより、照合順序を指定し、新規データベースを作成することは出来ません。
3) SQL Azure 管理ポータルからは、照合順序を指定し、新規データベースを作成することが出来ます。
[参考]
SQL Azure Q4 2011 Service Release のその他 新機能については、以下の URL をご参照いただければと存じます。
Now Available: SQL Azure Q4 2011 Service Release
※ 本Blogの内容は、 2011年12月14日現在の内容となっております。
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Support Engineer
Nobushiro Takahara