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こんにちは、Exchange Team の高氏です。
Exchange Server 2010 におきまして、Exchange 内部組織及び、外部へのメール配信は可能であるが、外部からメールが受信ができない現象が発生することがあります。
このような現象が発生した場合、まずは Exchange Server 2010 のバック プレッシャ機能が動作していないか、アプリケーションのイベント ログを確認してみましょう。
以下のイベント参考例ですと、キュー データベースが格納されているシステムドライブの空き容量が圧迫され、バック プレッシャの監視レベル "中" であると検知され、外部からのメールが受信できない状態となってしまいました。
この場合、システムドライブの空き容量を確保するか、キュー データベースを他の空き容量に余裕のあるドライブに移動してしまいましょう。
- イベント参考例
-------------------- ここから --------------------
ソース: MSExchangeTransport
イベント ID: 15004
タスクのカテゴリ: ResourceManager
レベル: 警告
キーワード: クラシック
ユーザー: N/A
コンピューター: HubSvr13.contoso.local
リソースの圧迫が 標準 から 中 に増加しました。
次のリソースは圧迫されています。
キュー データベースのログ出力のパス ("C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V14\TransportRoles\data\Queue\") = 92% [中] [標準=90% 中=92% 高=94%]
バック プレッシャが原因で次のコンポーネントが無効になりました。
インターネットからの受信メールの発信
ピックアップ ディレクトリからのメール発信
再生ディレクトリからのメール発信
コンテンツの集約
次のリソースは標準の状態です。
キュー データベースのパス ("C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V14\TransportRoles\data\Queue\mail.que") = 92% [標準] [標準=94% 中=96% 高=98%]
Version buckets = 0 [標準] [Normal=80 Medium=120 High=200]
プライベート バイト = 9% [標準] [標準=71% 中=73% 高=75%]
物理メモリの負荷: 75% [メッセージの退避を開始する制限値は 94% です。]
バッチ ポイント = 0 [標準] [標準=2000 中=4000 高=8000]
送信キュー = 0 [標準] [標準=1000 中=2000 高=4000]
-------------------- ここまで --------------------
バック プレッシャは、その機能としては Exchange Server 2007 から実装されており、ハブ トランスポート及び、エッジ トランスポートの役割における Microsoft Exchange Transport サービスのシステム リソース監視機能となります。この監視機能は、利用可能なハード ディスクの空き容量や、メモリの使用状況など Exchange Server における重要なシステム リソースを監視し、リソースが圧迫されることでシステム ダウンを未然に防止するための機能となっております。
このバック プレッシャ機能が動作しますと、システム リソースの圧迫の状態により、以下の監視レベルに合わせて、メッセージ トランスポート処理が制御されます。
標準 : リソースの状態は適切に利用されており、メールの送受信が可能な状態です。
中 : リソースの使用状況が高く、Exchange 組織内及び、組織外へのメッセージ配信は処理されますが、組織外からのメッセージ処理は制御され受信することができません。
高 : リソースが過度に使用されている状況であり、全てのメッセージ フローが停止します。
仮に現象が発生した場合にも早期に対応できるよう上述したイベント ID : 15004 を監視することをお勧めいたします。
- 参考情報
Exchange Server 2010 バック プレッシャの詳細につきましては、弊社 TechNet をご参照下さい。
TITLE: バック プレッシャについて
URL: https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb201658(v=exchg.141).aspx
それではまた!