Share via


System Center 製品の情報を有効活用する中心的なプロダクト

みなさん、こんにちは。

年が明けて、最初の記事になります。
昨年はたくさんの閲覧ありがとうございました、本年も引続きよろしくお願いします。
今年、2012年は、私たち Windows インフラチームにとって、重要な年になりそうです。

昨年の記事でも何回か取り上げておりますが、System Center 製品の新しいバージョンのリリースが予定されています。
RC での検証をされている方はすでにご存じかと思いますが、コンポーネントのラインナップも充実し、ITインフラの管理製品として進化していきます。

このブログでも、今後System Center 2012 の記事がリリースされていくと思いますので、
今回は、現行製品の話題にします。
以前、このブログでも Service Pack のリリースなど何回か取り上げた製品ですが、あらためて、System Center Service Manager 2010 の紹介です。

System Center Service Manager は、ITサービスの管理作業を自動化する統合プラットフォーム製品になります。

<業界の標準への対応>
Information Technology Infrastructure Library (ITIL) ならびに、Microsoft Operation Framework で定義されているIT サービス管理のベストプラクティスに対応したテンプレートを用意、プロセスの最適化や自動化を実現
- 変更管理
- 問題管理
- インシデント管理 など

<他のシステムと連携したCMDBの作成>
System Center Configration Manager (SCCM) や、System Center Operations Manager (SCOM) 、Active Directory と連携し、それぞれの製品で収集したデータや、情報を自動的に取り込んで構成管理データベース(CMDB) を作成

<製品連携による自動化>
System Center 製品間の連携によるアラート発生時の問題点管理データの自動生成

<ヘルプデスクサービスの支援機能>
サービスコールの負荷低減を実現するための、エンドユーザー向けセルフサービスポータルの提供
ヘルプデスクに蓄積された知識を共有するナレッジベース

<豊富なレポート>
SQL レポーティングサービス による活用しやすいレポートの提供

 

ITIL と聞くと、どうしても難しく感じてしまうかもしれません。
ITサービス全体の運用設計をしっかりと行った上で System Center Service Manager をフルに活用して運用基盤を構築していたくことも可能ですが、
あらかじめ準備されているセルフサービスポータルや、インシデント管理のテンプレートを活用したヘルプデスク サービスの効率化、レポートの機能を活用した、ITサービスの現状の把握など、
System Center Service Manager を導入いただくことで、簡単に始められる部分もございます。

「ヘルプデスクでの問題点管理の状況がよくない」

「ナレッジの共有ができてない」

ITサービスの運用状況が把握できない」

こんなお悩みのお持ちのお客様は、ぜひ、System Center Service Manager 2010 をご検討ください。

<参考リンク>

System Center Service Manager 製品サイト
http://www.microsoft.com/japan/systemcenter/servicemgr/default.mspx

System Center Service Manager 2010 技術情報
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ff461010.aspx 

 

System Center 2012 のコンポーネントとしても、Service Manager は非常に重要なものになってきます、当ブログでも引き続き情報提供を進めていく予定ですので、他のSystem Center 製品ともども、よろしくお願いします。