[FIM]Forefront Identity Manager 2010 R2 用に新しいコネクタがリリースされました
こんにちは。Forefront Identity Manager (FIM) のサポートチームです。本JPFFI Team blogでは FIM についてもご紹介していきます。
先日Forefront Identity Manager 2010 R2 用に3つの新しいコネクタがリリースされました。このコネクタについて簡単にご紹介させていただきます。
1 つめは、Windows Azure Active Directory (WAAD) コネクターです。このコネクターでは、DirSyncではサポートされなかったシナリオ(例えば、マルチフォレスト環境や非ドメイン環境)でのID同期 がサポートされるようになります。ただし、オンプレミスのActive Directoryと WAADの同期のソリューションとしてDirSyncが利用可能な場合には、依然 DirSyncを推奨しています。
Windows Azure Active Directory Connector for FIM 2010 R2 Technical Reference
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=330371
2 つめは Generic LDAP コネクターです。このコネクターでは、LDAP V3 と互換のディレクトリ サーバーに接続することができます。現状 IBM, Novel,Oracleのディレクトリ サーバー用に FIM 2010 R2 に同梱して MA が提供されていますが、これらのサポートに加えOpen LDAPをサポートするものです。
Generic LDAP Connector for FIM 2010 R2 Technical Reference
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=270179
3 つめは、SharePoint User Profile Store です。このコネクターは、SharePoint User Profile Store に接続するもので、SharePointに同梱される組み込みの同期エンジンを置き換えることが可能なコネクターとなっています。
SharePoint Services Connector for FIM 2010 R2 Technical Reference
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=331344
各コネクタの詳細は、それぞれのリファレンスのページをご参照ください。またモジュールは、リファレンスページ“Connector Installation and Configuration” の項目からダウンロードできます。
今後、今回リリースしたコネクターについての記事も予定しております。