Azure SQL データ同期の一般提供を開始

執筆者: Xiaochen Wu (Senior Program Manager, Azure SQL Database)

このポストは、2018 年 6 月 18 日に投稿された Announcing the general availability of Azure SQL Data Sync の翻訳です。

 

このたび、Azure SQL データ同期の一般提供を開始したことを発表しました。この機能は Azure SQL Database と他の任意の SQL エンドポイントの間を単方向または双方向に接続するもので、ハイブリッド SQL デプロイメントが可能になるほか、Azure とオンプレミス アプリケーションの両方からローカル データにアクセスできるようになります。また、グローバルにデプロイされたデータ アプリケーションから各リージョンに存在するローカル コピーを使用可能で、すべてのリージョンで確実にデータを同期できます。これによりネットワーク レイテンシや接続障害の影響を受けなくなるため、アプリケーションの応答時間と信頼性が大幅に改善されます。

Azure SQL Data Sync

Azure SQL データ同期の新機能

一般提供開始に伴い、Azure SQL データ同期に次の新機能が追加されました。

  • 構成エクスペリエンスが向上 – 構成ワークフローの信頼性が向上し、また、ユーザー エクスペリエンスがさらに直観的になりました。
  • データベース スキーマ更新の信頼性と速度を強化 – 新しい SMO ライブラリの使用により、データベース スキーマの読み込み効率がさらに向上しました。
  • データ同期がより安全に – エンドツーエンドの同期ワークフローを見直し、格納中でも通信中でも、ユーザーのデータが常に確実に暗号化されるようになりました。このデータ同期サービスは、GDPR のコンプライアンス要件を満たしています。

Azure SQL データ同期を今すぐお試しください

Azure SQL Database や SQL Server を使用してハイブリッド プラットフォームや世界規模の分散型アプリケーションを構築しているお客様は、Azure SQL データ同期をご利用いただくことをお勧めします。まずは Azure SQL データ同期に関するこちらのドキュメントをご覧ください。さらに詳しい情報については、以下の資料もご確認ください。

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