Share via


DDK/WDK の入手方法 - Welcome, Device driver world!!!

早速、管理者は見た!~AD と ILM 一家の秘密~のういこさんに、このブログの紹介とリンクをしていただきましたので、こちらもリンクを追加したいと思います。

さて、手始めに、Japan DDK/WDK サポートチームのリーダのマネごとをしている私が、DDK/WDK の入手方法を紹介したいと思います。

まず、MSDN サブスクリプションの会員様は、MSDN サブスクリプションのページから、DDK/WDK をダウンロードすることができます。

対して、MSDN サブスクリプションの会員様以外の方は、Microsoft Connectのページから、以下のように簡単にダウンロードすることができます。

1. Microsoft Connectにアクセス

2. Windows Live IDを取得して、登録/サインイン

3. 会員制プログラム一覧をクリック

4. Windows Driver Kit (WDK), Windows Logo Kit (WLK) and Windows Driver Framework (WDF) をクリック

5. ダウンロードを選択し、ダウンロードが終わるまで、ジーッと待つ

ISOファイルの形式なので、DVD-R に焼いたり、仮想ディスクのソフトウェアでマウントしてご利用ください。

また、Microsoft Connectには、常に最新版があるので、MSDN サブスクリプションの会員様も利用していただきたいと思います。

そして、現在 ダウンロードできるのは、WDK for Windows Server 2008 - Build 6001_18002 というバージョンです。

最新版しか入手できないので、比較的よく質問をいただくのが、Windows XP のドライバを開発したいから、Windows XP DDK (DDK 2600.1106) は、どうやって入手するの?という質問です。

しかし、最新版の WDK は、Windows Server 2008 と表記されていますが、Windows 2000 ~ Windows Server 2008 までのドライバが、全て開発ができます。(もちろん、64ビットのドライバも開発できます。)

そのため Windows XP のドライバを開発されたい方でも、最新版の WDK を使用していただければいいのです。

特に初めてドライバを開発される方は、最新版のWDKを利用されることをお勧めします。そしてインストールする際は、HDD の残容量がよほど切迫していない限りは、全てのオプションを選択して、インストールすることもお勧めします。

全てのオプションを選択すると、サンプル コードは、カテゴリごとに、以下のようなフォルダ構成でインストールされます。

1394

audio

AVStream

bth

filesys

general

hid

input

ir

kernel

kmdf

mmedia

network

print

setup

smartcrd

storage

Swtuner

Test

umdf

usb

video

videocap

wia

wmi

デバイス ドライバと一言で言っても、たくさんの種類があります。全部WDMやWDFじゃないの?と質問されることもありますが、そんなことはありません。WDMやWDFは、重要なドライバ モデルですが、それだけではなく、それぞれのドライバで、開発手法やテクノロジーなど、色々と違います。

ドライバごとのTipsについては、追々 チームメンバより紹介したいと思います。

--- チームのリーダより---